涙袋がある目元は、ぱっちりしていて、女性らしい可愛さを感じさせるかと思います。
SNSなどでは、涙袋をふっくらさせるメイク術なども紹介されているほどです。
しかし、目の下のクマがひどい方は、涙袋がなくなってしまい、暗い印象の見た目になっているケースがあります。
この記事では、クマと涙袋の関係や、クマの原因、改善方法などについて解説します。
クマ治療後に涙袋が強調された、当院の症例もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
涙袋は、目の下の眼輪筋が発達することで膨らみます。
涙袋があると、女性らしいぱっちりした可愛らしい印象を与えてくれます。
しかし、目の下の膨らみによってクマができている場合、涙袋の境界線が不明瞭になるケースがあります。
その結果、涙袋がないように見えたり、クマの存在感が強く疲れた印象を与えてしまうのです。
涙袋のある可愛らしい目元にするためには、目の下のクマを取ることが大切です。
目の下の脂肪が多かったり、たるみができたりしているのが原因でクマができている場合には、せっかく涙袋があっても埋もれてしまうケースが多いです。
目の下には、眼窩脂肪(がんかしぼう)と呼ばれる、脂肪組織が存在します。
生まれつき眼窩脂肪が多い場合や、加齢によって目周りの筋肉が緩み、眼窩脂肪が前方へ押し出されると、目の下に膨らみやたるみができます。
涙袋をくっきりとさせるには、涙袋の下にある下眼瞼溝という溝を目立たせるのが重要です。
しかし、目の下に膨らみやたるみがあると、涙袋の下にさらに膨らみがあるような形となり、きれいな涙袋にならないのです。
「涙袋を作る=涙袋を膨らませる」と思われている方も多いのではないでしょうか。
しかし、目の下のクマが原因で涙袋が目立たなくなっている方には、眼窩脂肪を除去するクマ取り治療が効果的です。
クマを除去しないまま、涙袋にヒアルロン酸を注入して膨らませると、たるみが生じたり違和感のある目元に仕上がったりする可能性があります。
涙袋形成の施術を美容外科で受ける場合には、目元の状態に合わせて医師と相談しながら施術プランを決定することが重要です。
クマは「青クマ」「茶クマ」「赤クマ」「黒クマ」の4種類に分類されますが、このうち涙袋を隠す原因になるのは「黒クマ」です。
赤クマや青クマは、主に皮膚が薄いことが原因で現れるクマ、また茶クマは皮膚自体が色素沈着を起こしてできるクマのため、涙袋を隠してしまうことはありません。
つづいては、クマの種類や原因、見分け方について解説します。
黒クマとは、目の下にある眼窩脂肪(がんかしぼう)が前方に突出して膨らみを作り、その影によってできるクマです。
眼窩脂肪が突出する原因としては、年齢を重ねたことによる目周りの筋肉の衰えのほか、骨格や眼窩脂肪の多さなど、遺伝的要素で黒クマになるケースも見受けられます。
そのため、年齢を重ねた方だけではなく、若いうちから悩んでいる方も多く、黒クマは年代問わず目元に現れます。
「黒クマ」「赤クマ」「青クマ」「茶クマ」と4種類あるクマの、それぞれの特徴は以下のとおりです。
黒クマ | 目の下の脂肪やたるみによって凹凸ができ、影が落ちて黒く見えるクマ |
赤クマ | 目の下の皮膚が薄かったり、眼窩脂肪の圧迫によって目の周りの組織が圧迫されたりして、皮膚に筋肉の色味が透けてしまうクマ |
青クマ | 目の下の皮膚が薄かったり、目元の血行不良によって、目の下の静脈や毛細血管によるうっ滞が透けてしまい、青みがかるクマ |
茶クマ | 目の下の皮膚が色素沈着によって、茶色くなってしまうクマ |
黒クマは、目の下に柔らかい膨らみがあり、光を当てたときや上を向いた時に薄くなったり、目の下の皮膚を引っ張って凸凹をなくすと影が薄くなったりする特徴があります。
なお、4種類のクマは1種類だけではなく、混在しているケースもあります。
黒クマは、眼窩脂肪(がんかしぼう)による膨らみが原因で、その膨らみを放置すると風船のようにどんどん膨らんでしまいます。
眼窩脂肪の膨らみが大きくなると、黒クマの影が濃くなったり皮膚が伸びてしまってたるみができたりします。
皮膚は一度伸びてしまうとセルフケアでは改善できず、切開し余分な皮膚を除去しなければ元に戻らないため、早いうちにクマ取り治療を受けるのがおすすめです。
黒クマの改善方法について、自身で調べてセルフケアを試す方も多いのではないでしょうか。
しかし、黒クマはセルフケアで改善できず、むしろ誤ったセルフケアは、たるみやしわを作る原因になります。
こちらでは、黒クマの誤った改善方法を解説するので、セルフケアとして取り入れないよう注意してください。
目の下の皮膚は非常に薄く、マッサージのように強い力で引っ張ったり、こすったりすると皮膚が伸ばされてたるみが悪化する可能性があります。
また、擦ることで肌に摩擦による刺激を与えてしまい、色素沈着を起こし茶クマの原因にもなってしまいます。
目の下をマッサージすることで、脂肪がなくなったりたるみが解消する効果はないので、マッサージによるケアは避けるようにしましょう。
巷では眼輪筋という眼球の周りにある筋肉のトレーニングが、クマの解消に効果的という情報があります。
しかし、眼輪筋トレーニングにより眼窩脂肪(がんかしぼう)が減少したり、たるみが改善されることはないので、黒クマに効果はありません。
過度に筋肉を動かすと、シワが深く刻まれる原因となるため、眼輪筋トレーニングは控えましょう。
当院では、目元整形が得意な医師によるクマ取り治療が受けられます。
つづいては、クマを除去して涙袋をくっきりさせた症例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
施術内容① | 目の下の切らないクマ・たるみ取り |
施術内容② | 二重埋没法 |
施術料金 | (目の下の切らないクマ・たるみ取り)89,000円〜298,000円(二重埋没法)88,000円〜298,000円 |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、左右差等が出現する可能性があります。 |
20代女性の患者様の症例です。まぶたの左右差が気になるとのことでご来院いただきました。
二重埋没法で目の開きが格段に良くなったうえ、クマ取り治療をしたことで涙袋もぷっくりと存在感を出すことができました。
施術前と比べて、より華やかで印象的な目元に仕上がっています。
施術内容① | 目の下の切らないクマ・たるみ取り |
施術内容② | 二重埋没法 |
施術料金 | (目の下の切らないクマ・たるみ取り)89,000円〜298,000円(二重埋没法)88,000円〜298,000円 |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、左右差等が出現する可能性があります。 |
20代の女性の患者様の症例です。
施術前にはほとんど目立っていなかった涙袋が、クマ取りをしたことでぷっくりと強調されています。
埋没法もあわせて行い、ぱっちりとした明るくかわいらしい印象の目元になりました。
目元の印象を華やかにしたい方は、クマ取りと埋没法をあわせて行うのがおすすめです。
クマを取ることで、暗く疲れたように見える目元がすっきり明るい印象になり、埋没法でぱっちりとした二重にすると華やかで美しい目元になります。
目元の状況に応じて適している施術内容は異なるので、カウンセリングにて医師と相談しながら、理想の目元を手に入れましょう。
当院では、「切らない目の下のクマ・たるみ取り」を行っています。
皮膚表面に傷跡を残さず、明るく若々しい目元が期待できます。
施術時間は約10分で、ダウンタイムも1~2週間程と短く、気軽に受けやすい目元整形です。
切らない目の下のクマ・たるみ取りとは、経結膜脱脂法(けいけつまくだっしじゅつ)のことです。
経結膜脱脂法では、下まぶたの裏側を1cm程度切開し、そこから脂肪の塊を取り出します。
この際、下まぶたが凹まないよう、脂肪を適量切除するので安心してください。
なお、粘膜は治癒力が高いため縫合の必要はなく、この工程で終了です。
切らない目の下のクマ・たるみ取りでは、皮膚の表面を切開することなく治療が可能です。
見える部分に傷跡が残らないので、術後も傷を気にせず生活を送れます。
切らない目の下のクマ・たるみ取りは、手術による傷跡が心配な方におすすめです。
切らない目の下のクマ・たるみ取りのダウンタイムは、約1~2週間と短いところが魅力です。
腫れや内出血が少ないので、周囲に整形したことがバレにくい治療です。
さらに、当院では内出血が出るリスクを抑えるため、電気メスを使用しています。
目元整形の実績が豊富な医師が施術を担当し、ダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。
眼窩脂肪(がんかしぼう)は、一度除去されると増えることはないので、切らない目の下のクマ・たるみ取りの効果は半永久的に持続します。
黒クマが気になりだしたら、早めに治療を受けるのがおすすめです。
施術内容 | 二重埋没法+クマ取り |
施術料金 | 二重埋没88,000円~298,000円、クマ取り89,000円~298000円 |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、左右差等が出現する可能性があります。 |
当院で二重埋没とクマ取り治療を受けた患者様の症例を使い、切らない目の下のクマ・たるみ取りのダウンタイムを解説します。
施術直後と施術3日後、1ヶ月後と分けてご紹介するので、切らない目の下のクマ・たるみ取りが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
施術前は涙袋の下に膨らみがあり、影によって黒クマができている状態でした。
施術直後は、涙袋はそのままに、下の膨らみはなくなり、黒クマのないスッキリとした目元になりました。
施術の2~3日後の間に、腫れや赤みがピークを迎え、3日目以降はメイクでカバーできる状態にまで落ち着いてきます。
なお、目元を擦ったり運動したりすると、症状を悪化させたり長引かせたりする可能性があるので、ダウンタイム期間中は安静に過ごすようにしてください。
施術1ヶ月後には、ダウンタイムによる腫れや赤み、内出血は完全に落ち着き、美しく仕上がります。
目の下のまぶたの内側から手術を行うため、お顔には傷跡が残らないところが魅力です。
涙袋が自然に強調され目の下の暗い印象が改善し、明るい雰囲気になっているのが分かります。
ダウンタイム | 料金相場 | 持続期間 | |
経結膜脱脂 | 1~2週間程度 | 200,000~300,000円 | 半永久的 |
脂肪注入 | 1~2週間程度 | 300,000~500,000円 | 定着すれば、半永久的 |
ヒアルロン酸注射 | ほとんどなし | 10,000~50,000円 | 半年〜1年半程度 |
ハムラ法 | 5~10日 | 400,000~500,000円 | 半永久的 |
涙袋がなくなる原因である、目の下の膨らみを除去する治療として、経結膜脱脂法(けいけつまくだっしじゅつ)をご紹介しました。
経結膜脱脂法の料金相場は、200,000~300,000円です。
上記の表では、当院で取り扱っている、ほかのクマ取り治療と比較しています。
「脂肪注入」は、皮膚に厚みを出して、赤クマや青クマを改善します。
また、目の下のくぼみによる黒クマの場合は、くぼみ部分に脂肪を注入し、皮膚表面をフラットにして改善します。
「ヒアルロン酸注射」も脂肪注入と同じく、皮膚に厚みをもたせて赤クマと青クマを改善する治療で、脂肪注入と比べてリーズナブルな価格で受けられます。
しかし、効果が一時的なうえ、ヒアルロン酸が皮膚表面から青く透けて見えるチンダル現象を起こすリスクがあるので注意が必要です。
「ハムラ法」は、眼窩脂肪の位置を移動させ、目の下の膨らみと凹みを同時に改善できるクマ治療です。
まぶたの裏側から治療するため、皮膚表面に傷跡を残すことなく若々しい目元が叶います。
料金相場を比較すると、ヒアルロン酸注射がリーズナブルに受けられます。
しかし、ヒアルロン酸注射は持続期間が短く、効果をキープするには繰り返し治療が必要です。そのほかのクマ取り治療は、1回の手術で半永久的な効果が期待できます。
クマ取り治療の料金を「少しでも安く抑えたい」という方は、モニター応募がおすすめです。
モニター制度とは、施術前と施術後の写真をクリニックへ提供する代わりに、通常価格よりも安く治療が受けられる制度です。
提供した写真は、ホームページやSNSで症例写真として使用されます。
当院では、モニターになっていただいた方には施術前と施術後、施術から数ヶ月後に施術箇所(クマ取りの場合には目元)のお写真を撮らせていただいております。
涙袋が目立たないのは、黒クマの原因でもある眼窩脂肪(がんかしぼう)が影響しているケースが多いです。
眼窩脂肪の膨らみによって涙袋が目立たない場合は、経結膜脱脂法(けいけつまくだっしじゅつ)でクマ取り治療をおこなうのがおすすめです。
膨らみになっている余分な眼窩脂肪を除去することにより、皮膚表面の凸凹が改善され、涙袋も強調されるようになります。
当院では、目元整形を得意とする医師がクマ取り治療を担当しています。
目元の状態をしっかりと確認し、患者様のお悩みやご希望をヒアリングしたうえで最適な施術を提案しています。
クマ取り治療で、黒クマを改善しながらぷっくりとした涙袋を実現し、華やかな印象を叶えられるように尽力いたしますので、ぜひご相談にお越しください。