額(こめかみ含む)

額の脂肪注入とは

額の脂肪注入とは、ご自身から採取した脂肪を額に入れることで、ハリと艶のある丸いおでこを形成する施術です。
ふっくらと丸みのあるおでこは、女性らしい雰囲気や若々しく明るい印象を相手に与えます。
人工物ではなくご自身の脂肪を活用するため、アレルギー反応を起こすリスクが少なく、脂肪が定着すれば半永久的な効果も得られます。
さらに、脂肪には再生医療の分野でも使用される「脂肪幹細胞」という、皮膚を若々しい印象へ導く成分が含まれているので、おでこを丸くすると同時に肌質改善も期待できます。
脂肪注入で定着した脂肪は半永久的な効果があるため、理想のおでこを長期的に保てるのが大きなメリットです。

施術イメージ

額の脂肪注入では、ご自身の太ももの脂肪を採取し、それをおでこに入れることで理想の形を作ります。
カニューレという吸引管で脂肪を採取し、そこから質の良い脂肪のみを抽出し、注射器を使っておでこに注入します。
髪の生え際に約1mmの穴を4箇所ほど開けて、そこから注入するので傷跡はほとんど残りません。
脂肪注入の目的はおでこを丸くすることですが、脂肪を採取するにあたり、太ももの余分な脂肪を減らせるのもメリットです。

額の脂肪注入のビフォーアフター

おでこのボリュームを増やし顔のバランスを整えるためにご来院された、40代女性患者様の症例です。
ボリュームを増やしたあとは、おでこに立体感が生まれ、横顔のシルエットがより美しくなりました。

くぼみのある平らなおでこが悩みとご来院された、30代女性の患者様の症例です。
くぼみを埋めるようにおでこを丸くすることで、女性らしさがアップしやわらかい印象になりました。

額の脂肪注入の効果

額の脂肪注入によって、ハリのある女性らしい丸みのあるおでこを形成できます。
おでこのボリュームを出すことで、へこみやシワも改善する効果があります。
ヒアルロン酸の場合は体内に吸収されてしまいますが、脂肪注入は定着したら半永久的に効果が持続するのが特長です。

丸みのあるおでこを形成

おでこに脂肪を注入しボリュームを出すことで、丸みのあるおでこを形成します。
ふっくらと丸みのあるおでこは、立体的な美しさに加え、女性らしさを高める効果があります。
丸みのある額で若々しい印象を手に入れたい方、女性らしいやわらかな雰囲気に憧れている方におすすめです。

自然な横顔美人

額から鼻先にかけてS字カーブになるようおでこを整えると、自然な横顔美人が目指せます。
滑らかな曲線のある横顔は、立体的な美しさに加え、ふんわりと女性らしい印象を相手に与えます。
ナチュラルな雰囲気の横顔美人になりたい方、女性らしさをアップさせたい方におすすめです。

額のへこみやシワの改善

額や、こめかみの骨は年齢とともに吸収されるため、徐々にボリュームが減ってしまいます。
ボリュームがなくなり、凹みが出てしまった状態は、実年齢より老けて見えたり不機嫌な印象を相手に与えたりする原因となります。
年齢による額の凹みやシワには、おでこに脂肪を入れてボリュームを出す脂肪注入がおすすめです。
おでこの凹みやシワが気になる方、実年齢より老けて見えるのに悩まされている方は、脂肪注入で若々しい印象を取り戻しましょう。

当院では不純物を取り除いた脂肪を注入

当院では、通常の脂肪注入とは違い、「コンデンスリッチ法」で脂肪注入を行っています。
コンデンスリッチ法とは、患者様から採取した脂肪から不純物を取り除き、質の高い脂肪のみをおでこに注入する方法です。

ご自身の太ももから採取した脂肪を濃縮

コンデンスリッチフェイス法では、ご自身の太ももから採取した脂肪から不純物を取り除いたものを、さらに濃縮させています。
この過程により、質の高い脂肪のみをおでこに注入できるため、アレルギーなどの拒否反応が出づらくなります。
さらに、通常の脂肪注入に比べて、しこりになるリスクを下げたり定着率をアップさせたりできるのも魅力です。

濃縮した脂肪をマイクロナノファット化

当院では、脂肪を注入する箇所に応じて、マイクロナノファット化した脂肪を使用しています。
マイクロナノファット化とは、コンデンスリッチフェイス法で濃縮した脂肪をフィルターにかけ、滑らかにしたものです。
この脂肪を使うと、しこりのリスクを極限まで抑えられたり定着率アップが期待できたりします。
さらに、再生医療で注目されている「脂肪幹細胞」が多く含まれているので、ハリや艶など肌質改善にも高い効果を発揮します。

脂肪の定着率がさらにアップ

当院では、注入箇所や患者様の状態に応じて、コンデンスリッチとマイクロナノファットを使い分けています。
主に、肌の深い部分にはコンデンスリッチを使用し、浅い部分にはマイクロナノファットを使用します。
それぞれの脂肪の強みを組み合わせることで、定着率がさらにアップし、しこりのリスクを下げることが可能です。

コンデンスリッチファットとマイクロナノファットの比較

写真上部がコンデンスリッチファットで、下部がマイクロナノファットです。
コンデンスリッチファットは、脂肪のサイズが大きいため、おでこのボリュームアップや形を形成するのに適しています。
一方、マイクロナノファットは脂肪サイズが小さいため、小じわの改善や細かい凹みを微調整するのに向いています。

脂肪注入とヒアルロン酸注射の比較

脂肪注入は、自然な仕上がりを重視したい方、長期的な持続効果を求めている方におすすめです。
脂肪注入はヒアルロン酸注射に比べダウンタイムは長いものの、半永久的な持続効果が期待できます。
また、人工物ではなくご自身の脂肪を使用するため、アレルギー反応を起こすリスクが少なく、自然で美しい仕上がりが目指せます。
一方、ヒアルロン酸注射はダウンタイムが短いので、手軽に施術を受けたい方におすすめです。
ただし、約半年〜1年しか持続効果がないので、効果が薄れてきたら再施術を受ける必要があります。

額の脂肪注入のダウンタイム

施術翌日

筋肉痛のような痛みや内出血、腫れの症状が出ます。
内出血が出た場合も、メイクで隠せる程度なのでご安心ください。

施術3日後

術後3日目になると、腫れがピークを迎えます。
痛みは早ければ3日目に治まります。

施術1週間後

術後1週間を迎えると、痛みや腫れが治まります。
内出血は紫っぽい色から黄色に変化し、およそ10日〜2週間で治る場合が多いです。
また、術後2週間が経つと、脂肪を吸引した箇所に拘縮（こうしゅく）という皮膚が固くなる症状が出ます。

施術1ヶ月後

術後1ヶ月が経つと、拘縮（こうしゅく）で固くなった皮膚がやわらかくなり、馴染んでくるのでご安心ください。