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ピコレーザーとは、従来のナノレーザー(Qスイッチレーザー)に比べてさらに短い時間で照射できるレーザー治療機器です。
ピコ秒と呼ばれる1兆分の1秒という非常に短い単位でエネルギーを照射し、肌へのダメージを抑えながら高い治療効果が期待できます。
ピコレーザーで期待できる主な施術効果は、以下のとおりです。
●シミやくすみの改善●肝斑の改善●ニキビ跡の改善●肌のハリや弾力アップ
ピコレーザーは、シミやそばかすなどのメラニンを除去に加えて肌質改善にもアプローチできるのが特徴です。従来のレーザー機器では反応しにくかった薄いシミの改善はもちろん、肌のハリや弾力を高める効果も期待できます。
また、痛みやダウンタイムが抑えられる点も魅力の一つです。従来のレーザー治療に比べて熱による肌ダメージが少ないため、施術後に保護テープを貼る必要もありません。
今までのシミ治療よりもより高い効果を求める方はもちろん、ダウンタイムを抑えつつ顔全体のトーンアップや毛穴の引き締めを目指す方にもおすすめです。
ピコレーザーと従来のレーザー治療の大きな違いは、より短い時間でより細かくメラニン色素を粉砕できる点にあります。
従来のQスイッチレーザーは、ナノ秒(10億分の1秒)単位でエネルギーを照射し、熱の力でメラニン色素を破壊する仕組みです。一方、ピコレーザーはさらに短いピコ秒(1兆分の1秒)単位で照射されるため、熱ではなく衝撃波によってメラニン色素を微細に砕くことができます。
この衝撃波により粉砕されたメラニンは、体内の代謝により自然に排出されやすくなるのが特徴です。そのため、従来よりも少ない施術回数でより均一で透明感のある肌が目指せます。
さらに、ピコレーザーは、ターゲットとなるメラニン色素だけにピンポイントでアプローチします。そのため、周囲の皮膚へのダメージを最小限に抑えられ、色素沈着のリスクも軽減されます。
従来のレーザーと比べて痛みやダウンタイムも少ないため、治療後すぐに日常生活に戻りやすいのもピコレーザーの魅力です。
ピコレーザーには複数の照射モードがありますが、当院ではピコトーニングとピコフラクショナルの2種類を採用しています。
ピコトーニングは低出力のレーザーを顔全体に均一に照射する施術で、メラニンを少しずつ分解して排出へ導くのが特徴です。肌のくすみや色むらが気になる方に適しており、肌全体のトーンアップや透明感のある明るい肌が目指せます。
また、肌の広範囲かつ深層のメラニン色素にもアプローチできるため、薄い隠れシミや肝斑が気になる方にもおすすめです。
一方、ピコフラクショナルは、高密度の点状レーザーを照射して真皮層に微細な刺激を与える施術です。この刺激によってコラーゲンやエラスチンの生成が促され、肌のハリや弾力のある肌へと導きます。
毛穴の開きやニキビ跡が気になる方はもちろん、肌質そのものを改善したい方にも適した施術法です。
ピコレーザーの期待できる効果には、「シミやくすみの改善」「肌のハリや弾力を取り戻す」「肌質改善」などがあります。従来のレーザーでは難しかった微細な色素の除去や肌質改善など、さまざまな悩みに対応できます。
ピコレーザーが特におすすめなのは、以下のような方です。
●顔全体のくすみを取ってワントーン明るくしたい●ダウンタイムが少なく美白を目指したい●透明感のある肌になりたい●従来のレーザーで取れなかった薄いシミを治療したい●施術後にテープ保護が不要なシミ治療を行いたい
ここでは、ピコレーザーにより期待できる効果を具体的に紹介します。
ピコレーザーは、シミやくすみの原因となるメラニン色素に直接作用するレーザー治療です。そのため、シミやくすみの改善が期待できる代表的な美容施術の一つです。
シミやくすみは、紫外線や刺激によって肌にある「メラノサイト」という細胞が活性化し、メラニン色素が発生して肌に沈着することで生じます。
ピコレーザーは、非常に短い時間で照射できるため、周囲の皮膚へのダメージを抑えつつメラニン色素だけを細かく粉砕できます。そのため、砕かれたメラニンが体外へ自然に排出されていくことで、シミやくすみの改善が目指せます。
ピコレーザーはシミやくすみの改善だけでなく、肌のハリや弾力の向上にも効果が期待できる治療法です。
レーザー照射によって発生する衝撃波は、肌表面だけでなく真皮層の線維芽細胞にも働きかけます。この刺激によってコラーゲンやエラスチンの生成が促され、内側からふっくらとしたハリのある肌へと導きます。
定期的な施術を続けると引き締まった肌状態を保ちやすくなり、加齢や紫外線によって低下したハリ感の回復やエイジングケアにもつながります。肌の若々しさを取り戻したい方にもおすすめです。
ピコレーザーの中でもピコフラクショナルは、微細な点状のエネルギーを照射して肌の深部にアプローチする施術法です。肌表面へのダメージを抑えながら、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌のハリや毛穴の開きなどに働きかけます。
また、肌全体のキメや質感を整えるといった肌質改善にも効果が期待できます。
一方、ピコトーニングは低出力のレーザーを顔全体に均一に照射する施術で、肌にやさしくアプローチするのが特徴です。
メラニン色素を生成するメラノサイトを刺激せずに作用するため、肌のくすみや色むらの改善だけでなく肝斑にも効果が期待できます。
また、部分的ではなく広範囲にアプローチできるため、肌全体のトーンアップやより透明感のある肌を目指したい方にもおすすめです。
ピコレーザーの施術では、一人ひとりに合った適切な治療を行うために、まず医師が丁寧な診察を行います。
ピコレーザーは毛穴開きや肝斑など幅広い肌悩みに対応できますが、肌の状態や部位によって照射の出力や範囲の調整が必要です。
さらに、服用中の薬や体質、普段のスキンケア習慣なども施術内容に影響を与える場合があります。そのため事前の診察では、これらの情報をふまえて総合的に判断し、最適な治療プランを立てていきます。
気になる点や不安に感じる点があれば、診察時に遠慮なくご相談ください。
医師の診察に基づいて、決定した部位にピコレーザーを照射します。
痛みの感じ方には個人差がありますが、一般的には油がはねたときのようなパチパチとした連続した痛みなどと表現される場合が多いです。
施術時間は症状や部位によって異なりますが、通常は10~20分程度で終了します。
ピコレーザーの施術後は、照射部位に鎮静作用のある外用薬を塗布します。
施術直後の肌は一時的に敏感になっているため、外用薬を塗布し炎症を抑えます。外用薬の塗布によって炎症を抑えて赤みやヒリつきといった反応を軽減する効果が期待できます。
また、施術後の肌は紫外線の影響を受けやすくなっているため、外出時はSPF50+・PA+++以上の日焼け止めを使用しましょう。日傘や帽子を活用した紫外線対策も、あわせて行うのが大切です。なお施術部位への日焼け止めの塗布が可能かどうかは、必ず施術を受けたクリニックへ確認しましょう。
さらに、肌の回復をサポートするためには十分な保湿ケアも重要です。施術後はしっかりと保湿を行い、健やかな肌状態を保ちましょう。
ピコレーザーは、従来のレーザー治療に比べて肌へのダメージが少なく、ダウンタイムが短いのが特徴です。
施術部位や個人差によって症状の出方には違いがありますが、一般的には1~3日程度で赤みやヒリつきなどが落ち着きます。施術内容によっては、ほとんどダウンタイムを感じることなく施術直後から普段通りの生活に戻れるケースもあります。
ここでは、施術直後から7日後までに見られる肌の基本的な変化と、回復までの過程について解説します。
ピコレーザーの施術直後には、肌に赤みや点状出血が見られる場合があります。
しかし、ほとんどの場合は時間経過によって赤みは引いていき、ひりつきやほてりなどの症状も数時間から半日ほどで落ち着いていきます。
スキンケアは施術当日から可能ですが、施術後の肌は非常にデリケートな状態です。
強い摩擦や刺激は、炎症やトラブルの原因になる可能性があるため、低刺激のスキンケアアイテムを使用して照射部位にはできるだけやさしく触れるように心がけましょう。
ピコレーザーの施術から2~3日が経過すると、マイクロクラストと呼ばれる、細かいかさぶたのような黒い粒が肌表面に現れる場合があります。
これはレーザー照射による自然な肌の回復の過程であるため、無理にこすったり剥がしたりせず自然に剥がれ落ちるのを待つようにしましょう。
このダウンタイムの期間中はやさしい洗顔を心がけるとともに、紫外線対策と十分な保湿ケアも忘れずに行いましょう。
ピコレーザーの施術後5~7日ほど経過すると、かさぶた状になっていたマイクロクラストが自然に剥がれ落ちて、新しい肌があらわれてきます。
この頃から、肌の明るさやなめらかさなどの効果を実感する方が多い傾向にあります。
新しく生まれた肌はまだ非常にデリケートなため、引き続き摩擦や刺激を避けてやさしく丁寧なスキンケアを心がけましょう。
ピコレーザーは、シミやくすみ、毛穴開きや肝斑などさまざまな肌悩みに対応できる治療法ですが、その効果を最大限に引き出すには医師による診察が重要です。
当院では、施術経験の豊富な医師が、最新の知見をもとに1人ひとりの肌状態に合わせた最適な治療プランを提案いたします。
当院では、カウンセリングの時間を大切にしています。
お肌のお悩みはもちろん、現在の肌状態やこれまでのスキンケアのご経験、治療に対するご不安やご希望まで丁寧にお伺いします。どんな些細なことでも構いませんので、疑問やお困りごとがあれば、遠慮なくご相談ください。
私たちは悩みの根本解決に向けて一切妥協せず、「こうなりたい」という理想に寄り添いながら一人ひとりに最適な治療方法をご提案いたします。
同じレーザー機器を使用していても、照射の強さや範囲は患者様一人ひとりの肌の状態によって異なります。
当院では肌質や症状などを見極めたうえで、一人ひとりに最適な治療をご提案しています。丁寧な診察とヒアリングを通して、ご希望の仕上がりイメージに近づけるよう細部までこだわった施術を心がけています。
特にピコレーザーは、複数の肌悩みに対応できる治療法です。患者様の肌質や改善したいポイントに応じて最適な照射方法を選択し、効果的な治療プランをご提案いたします。
ピコレーザーは、従来のレーザー治療に比べて肌へのダメージが少なく、比較的痛みを感じにくいとされています。
ただし、痛みの感じ方には個人差があります。一般的には、油がはねるようなパチパチとした連続した刺激と表現される方が多く、我慢できる程度の痛みと感じる方がほとんどです。
ピコレーザーは、症状にもよりますが、一般的なシミの除去であれば1回の施術でも変化を実感できます。ただし個人差があるため、メラニン色素の生成を抑えるためには複数回の施術がおすすめです。
効果のあらわれ方や必要な施術回数はお肌の状態やお悩みによって異なるため、初回のカウンセリング時に医師が丁寧にご説明いたします。
照射後数日は炎症を抑えるため、ランニングなどの激しい運動や飲酒、長風呂など血行が良くなる行為はお控えください。
シャワーは施術当日から可能ですが、入浴や運動は赤みがなくなるまでは控えた方が良いでしょう。
特に照射後1週間は肌が乾燥しやすく、肌も敏感な状態です。なるべく穏やかに過ごして、肌に摩擦や刺激となる行為は避けるのが無難です。