二重整形・目頭目尻切開

二重整形とは

二重整形は、 一重まぶたを二重まぶたにするための施術のことです。 一重まぶたから二重まぶたへの変容を望む人々にとって、この施術は顔の印象を大きく変えることができる方法です。
二重整形にはさまざまな形成方法があり、 それぞれにメリットとデメリットがあります。

二重整形とはどのような施術なのか?

天然の二重は、挙筋腱膜という部分からまぶたの皮膚に繋がりがあることによって、目が開くと同時にまぶたに折り込みが作られます。(図で解説)一方、この繋がりが無い場合には一重になります。二重整形とは糸や癒着によってこの繋がりを人工的に作る施術です。

二重整形の種類

二重整形は大きく以下の2種類に分けられます。

●二重埋没法
●二重切開法

二重埋没法

二重埋没法は、瞼を医療用の糸で縫い留める施術です。切開を行わないため、切開法よりも施術時間が短く、ダウンタイムも3日〜1週間程度で落ち着く傾向にあります。幅の変更も容易にすることが出来ます。また、抜糸をすれば元に戻せるので、リスクが少なく、二重整形が初めての方に向いています。
一方で、二重埋没法は基本的に永久的ではありません。(稀に一生持続する方もいます)加齢や時間の経過とともに糸が緩んでしまいます。埋没法の平均的な持続期間は、3〜5年程度ですが、適切な二重幅を選択して、持続力の高い施術方法で施術をすれば5年以上持続させる事も可能です。
ナルクリは長期保証期間を付帯する、業界でも珍しいクリニックです。3年～一生保証がありますので、お客様のニーズに合わせた最適な保証をご提供します。お気軽にご相談ください。

二重切開法

二重切開法は瞼を切開することで半永久的に二重を維持できる施術です。同時にまぶたの余分な脂肪や皮膚も除去できるので、まぶたが厚い人や、たるみの強い人でもくっきりとした二重が期待できます。
しかし、切開を伴うため埋没法に比べるとダウンタイムが長くなります。大きな腫れが引いてくるのが2週間～1カ月後になり、完成は3カ月～6カ月後になります。また、埋没法に比べると幅の変更や修正も難しいため、カウンセリングの際に医師にしっかりと相談しましょう。

当院で人気の二重整形

当院は、年間2,000件以上の二重整形の症例数を扱っており、なかでも埋没法を得意とするクリニックです。特に、以下の2種類の施術は人気が高く、患者様の満足のいく目元に仕上げられます。

●ラインクロス自然癒着法
●ナルクリ二重術

ラインクロス自然癒着法

ラインクロス自然癒着法は、通常の埋没法と異なり、線留めといわれる黒目の上のラインでクロスして糸を通していく方法です。
広範囲を糸で留めるため、持続力が高く、くっきりとした二重に仕上げられます。通常の埋没法の持続期間が3〜5年程度であるのに対し、自然癒着法はそれよりも長期間の持続が見込めます。
また、施術の際に、瞼の余分な脂肪を除去するため、瞼に厚みがある人でも埋没法の施術ができます。施術時間は10分程度で済み、糸を強く縛らなくてもよいことから、ダウンタイムは1週間程度で落ち着く場合が多いです。
通常の埋没法よりも費用は高額ですが、ダウンタイムを最小限に抑えたい人や持続力を重視したい人におすすめします。
ただし、施術後は、腫れや内出血が数日〜1週間程度続く可能性があるため、医師の指示に従って安静に過ごしてください。

ナルクリ二重術

ナルクリ二重術は、瞼の上の方にある挙筋に糸を通す挙筋法といわれる埋没法の施術です。本来の二重の作りに近い方法であるため、ナチュラルな仕上がりが期待できます。
また、糸を留める際に、ラインを上に引き上げることから、まつ毛の向きも上向きになる場合が多いです。瞼を切開しないため、痛みや腫れが少なく、ダウンタイムの症状は1〜2週間程度で落ち着きます。
費用もほかの埋没法の施術より安く、施術のやり直しも可能であることから、試しに二重にしてみたい人におすすめです。
施術後は、目の腫れや痛み、内出血などが現れる可能性があります。万が一、強い痛みや内出血が続く際は、速やかに医師に相談してください。
>>二重埋没法について詳しく見る

二重の種類と見た目の印象

二重は種類によって見た目の印象が変わってきます。また、骨格や元々の目の形によっても似合う二重は異なる場合が多いです。
施術を受ける際は、骨格と希望するデザインのバランスが合うか医師と相談しましょう。

平行型二重

平行型二重は、目頭から目尻まで均等なラインが入っているデザインです。
目頭部分に覆い被さっている蒙古ひだが少ないことから、ぱっちりとした目元に仕上がる傾向にあります。欧米人に多くみられるため、ハーフのような雰囲気を手に入れられる場合が多いです。
より華やかな印象の目元にしたい人は、二重の幅を広くすることをおすすめします。幅の広い二重の場合、埋没法だと糸が切れやすい傾向にあるため、切開法での施術が向いていることもあります。

MIX型二重

MIX型の二重は、平行型二重と末広型二重の中間のデザインです。蒙古ひだの外側からラインが始まり、目尻にかけて幅が広がっていきます。
ラインの始まる位置によって以下の3種類に分けることが可能です。

●インライン：目頭付近からラインが始まる
●アウトライン：目頭から離れた位置が始点になる
●インアウトライン：目頭より少し離れた位置が始点になる

特に、インアウトラインは、ナチュラルな印象になりやすいため、多くの人に人気があります。

末広型二重

末広型二重は、目頭から目尻にかけて二重の幅が広がっていくデザインです。
目頭近くのラインが蒙古ひだの内側に来ることから、アジア人に多くみられます。日本人のおよそ8割は末広型二重ともいわれるため、比較的違和感が少ない仕上がりになるのも特徴です。
平行型二重よりも丸みのある可愛らしい仕上がりが期待できます。違和感なく印象を変えられるため、蒙古ひだが大きい人や彫りの浅い顔立ちの人におすすめです。

自分に合った二重整形の決め方

基本的に、本来の目の形と大きく異なるデザインでなければ、どのような二重を作ることも可能です。しかし、似合う二重にするためには骨格とのバランスを整える必要があります。

ナチュラルな二重にしたい方

ナチュラルな二重にしたい人には、平行型二重と末広型二重の間のデザインであるMIX型二重がおすすめです。蒙古ひだの外側から二重のラインが始まり、目尻にかけて幅が広がっていくため、ナチュラルな仕上がりが期待できます。
特にインアウトラインとよばれるMIX型二重は、目頭より少し離れた位置からラインが始まることで、より自然な雰囲気になりやすいです。

周りにバレずに二重にしたい方

施術が周りにバレたくない人には、末広型二重がおすすめです。
末広型は、日本人を始めとするアジア人に多い目元であるため、違和感のない仕上がりにできます。蒙古ひだの内側から二重のラインが始まり、目尻にかけて広がるデザインが特徴です。

目元を華やかに見せたい方

華やかな目元を印象付けたい人には、平行型二重がおすすめです。
目頭から目尻まで均等な幅のラインが入るため、くっきりとした目元に仕上げられます。平行型二重にすると蒙古ひだが目立たず、白目が多く見えることから華やかな印象を持たれやすくなります。
ただし、蒙古ひだの大きさによっては目頭切開が必要になる場合もあるため、注意が必要です。切開が必要かどうかは、カウンセリングの際に医師に確認しましょう。

二重整形のダウンタイム

二重整形のダウンタイムの期間は施術方法によって異なります。施術ごとのダウンタイム期間の目安は以下のとおりです。

●埋没法：3日〜1週間程度
●切開法：1~3ヶ月

瞼を切開するため、切開法の方がダウンタイムは長引きます。
通常、埋没法の腫れや内出血は、施術2〜3日後にピークを迎える場合が多いです。また、施術後は痛み無く経過する場合がほとんどですが、2.3日鈍痛がある場合もあります。術後に痛み止めが処方されるため、痛みを感じた際には我慢せずに薬を服用してください。
施術から1週間程度が経過すると、内出血や痛みなどの症状はほとんど落ち着きます。左右差や腫れが残っていたとしても、完全に二重が仕上がるには1ヶ月程度かかるため、しばらくは様子をみましょう。
切開法は、埋没法よりもダウンタイムの症状が強く出現します。術後2週間～1カ月の時期は大きな腫れや内出血が残っている場合が多いです。術後の痛みは2.3日鈍痛がある場合があります。埋没法と同様に痛み止めが処方されるので、痛みがある場合には服用してください。切開法は完全に二重が仕上がるまでに3カ月～半年程度はかかるため、焦らずに過ごすのがおすすめです。

ダウンタイム中の過ごし方

ダウンタイムを長引かせないための主な過ごし方は以下のとおりです。

●施術直後〜施術3日後は患部を冷やす
●長風呂や激しい運動は控える
●頭を心臓より高くして寝る
●帽子やサングラスで紫外線対策をする

基本的に、血行が良くなるような行為は腫れや内出血が長引く原因になります。患部を冷やし、頭を高くして寝ることで、ダウンタイムを短くできます。
また、術後は刺激を感じやすくなっているため、帽子やサングラスを着用して紫外線対策を行なってください。

二重整形の適切なタイミングはいつか？

当院では二重埋没法の施術は11歳以上から可能としています。ある程度の骨格が完成し、自らの意志で二重整形を判断できる最年少の年齢がそれくらいです。

また、18歳未満の場合は、カウンセリングのみの場合でも保護者の同伴が必要となります。このような場合は、 専門医と十分なカウンセリングを行い、リスクや手術の持続性、将来的な変化などを総合的に考慮して判断することが必要です。

また、二重整形だけでなく、鼻の形成やあごの手術など、他の顔の部位に関する手術を希望される方もいます。

このような場合、それぞれの手術が互いに与える影響や、回復期間の調整、手術の順序などを検討する必要があります。 手術を受ける前には、自身の健康状態や手術に関する知識、そして手術後の期待値やリスクをしっかりと理解し、信頼できる美容外科医との相談を通じて、最適なタイミングを見極めることが大切です。

二重整形のリスクについて

●施術効果の持続性
特に埋没法の場合、経年による糸の緩みやまぶたのたるみにより、二重のラインが消えることが考えられます。当院は全ての施術に保証期間を設けているので、二重ラインが薄くなってきた際はご相談ください。

●二重整形を受けることが出来ない人
疾患や服用中の薬の影響で出血のリスクが高まっている人、妊娠中の人、産後1カ月以内の人、また手術後の回復が難しいと予想される人などは当院では全ての施術を受けることが出来ません。手術を受ける前には、必ず医師と詳しく相談し、自身の健康状態やリスクを十分に確認することが必要です。

二重整形でよくある質問

二重整形で施術の際によくある質問について解説をします。疑問点を解消して安心して施術に臨みましょう。

埋没法と切開法は、どちらの方が人気がありますか？

当院で圧倒的に人気があるのは埋没法です。埋没法の施術には以下のようなメリットがあります。

●ダウンタイムが短い
●メスを入れずに二重にできる

特に初めて二重整形をされる方には埋没法をお勧めしています。
整形後の心理状態として「もう少し幅を狭くすればよかったか」や「二重にしない方が良かったかも」など、不安になる期間はしばしばあります。特にダウンタイム中はその傾向が強くなります。ダウンタイムが比較的短く、幅の変更も、元に戻すことも簡単に出来る埋没法の方が、初めて二重整形される方にとっては安心して施術をうけられるのではないでしょうか。

蒙古ひだが張っていてると、平行二重にはできないのでしょうか？

蒙古ひだが張っている人は目頭切開を行なうことで、きれいな平行型二重に仕上げられます。
目頭切開は、蒙古ひだの周囲を数mm程度切開する施術です。施術の際は麻酔を行なうため、痛みもほとんど感じず傷跡も目立ちません。

二重整形後、通院は必要でしょうか？

埋没法の場合は通常1カ月後の時点で経過を診させていただいております。遠方にお住いの方や、特に診察を希望されない方は来院する必要はありません。
切開法に関しては、抜糸を行なうため、施術から1週間後に来院いただく必要があります。その後は術後1カ月、術後3カ月、術後6カ月まで経過を診させていただいております。
経過観察の時期や頻度については患者様の予定に合わせて柔軟に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

痛みは施術中と施術後でどれくらいありますか？

施術中は、麻酔を使用するため痛みはほとんど感じません。最初に点眼麻酔を用いることで、局所麻酔を使用する際のチクッとした痛みを軽減できます。
また、痛みや不安を強く感じる人は、笑気麻酔もオプションとして使用可能です。笑気麻酔を使用すると、酔ったようなリラックス状態になるため、痛みや不安を和らげられます。
埋没法は、施術後、麻酔が切れても痛みを感じる人はあまりいません。痛み止めを処方しますが、服用せずに過ごす人の方が多いです。

二重整形を受けた後、仕事は何日休むのが目安ですか？

埋没法のダウンタイムのピークは術後2〜3日であるため、2〜3日程度は仕事を休むのをおすすめします。
連休を取りにくい人は、金曜日に休みを取って施術を受け、土日をダウンタイムに当てると良いでしょう。
切開法の場合、2週間~1ヶ月程度は強い腫れや内出血が続くため、長期休暇を利用して1カ月程度休むのがおすすめです。