ポテンツァは、たるみや小じわ、ニキビ跡などあらゆる肌トラブルに効果的な美肌治療です。しかし、ポテンツァの効果が出るまでにどのくらいかかるのか、また効果の持続期間が気になる方も多いでしょう。
この記事では、ポテンツァの効果や持続期間を解説します。また、フラクショナルレーザーやダーマペン4との違いも徹底的に比較します。この記事を読めば、お肌の悩み別に効果的なポテンツァの推奨回数や持続期間がわかりますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
ポテンツァは、たるみや小じわ、毛穴の開き、ニキビなどあらゆる肌トラブルに効果的な美肌治療です。施術によって肌にダメージを与え、体が傷跡を修復しようとする働きを利用し、きれいな肌へと生まれ変わらせる治療法です。
具体的には、マイクロニードル(極細の針)を皮膚に刺すと同時に、針先からRF(高周波)を照射し皮膚に熱ダメージを与えます。そうすることで、熱ダメージを受けた肌細胞が活性化され、肌のハリや弾力を保つためのコラーゲンの生成が促されます。その結果、肌のターンオーバーが正常なサイクルに整い、肌が少しずつ再生していく過程で肌トラブルが改善される仕組みです。
また、ポテンツァは薬剤を使った治療を行えるのが特徴です。これを「ドラッグデリバリーシステム」と呼び、従来のダーマペン4などの美肌治療では実現しなかった、ポテンツァ独自の機能です。この機能を使うと、マイクロニードルを皮膚に穿刺する際に、皮膚表面に塗った薬剤をお肌の奥深くまで届けられます。薬剤を患部に均一に浸透させられるため、効果的に美肌治療を行えます。
さらに、ポテンツァは1度の施術で、創傷治療効果・高周波熱エネルギー・薬剤による3つの作用が得られるのも特徴です。これらの作用が相乗効果を発揮し、より高い美肌治療を得られるのがポテンツァ最大のメリットでしょう。
ポテンツァは上記のお悩みに効果が期待できます。
使用する薬剤などを変えることで、1人ひとりのお肌の悩みにアプローチした施術が可能です。
また、従来のマイクロニードルを使用した美肌治療より、ダウンタイム2~3日と圧倒的に短いのもポテンツァならではのメリットになります。
術後は2日ほど赤みが出る程度ですので、マスクを着用するだけで普段通りの生活を送ることができます。
ポテンツァは、従来のニードル治療のダーマペン4などよりも高い美肌効果が期待できます。なぜなら、ポテンツァにはダーマペン4にはない、ドラッグデリバリーシステムやRF照射の機能が備わっているからです。
ドラッグデリバリーシステムとは、肌表面に塗った薬剤を肌奥深くの真皮層にまでしっかりと届けられる機能のことです。肌トラブルに有効な成分を患部に浸透させることで、効果的に治療を進められるのが特徴です。また、ポテンツァで使用する薬剤は、お肌の悩みに合わせて数種類の中から選べる点においても、効果が期待できます。
RF照射に関しては、即時的に肌を引き締める効果があります。RFをお肌の奥深くに届けることで肌細胞が活性化され、肌のハリや弾力を保つ役割のあるコラーゲンの生成が促されます。
よって、従来のニードル治療にはない新機能が追加されたポテンツァは、今までのニードル治療と比較し、より高い効果が感じられるのが魅力です。ダーマペン4などで思うような効果を感じられなかった人も、ポテンツァであれば満足のいく効果を実感できる可能性があります。
詳しくはポテンツァページをご覧ください。
ポテンツァを受けたあとは、2~4週間かけて少しずつお肌のキメが整ってきます。施術後には少しずつコラーゲンが生成され、時間の経過とともに美肌効果を感じられるようになります。ただし、効果を実感できるまでの期間は、体質や年齢など個人差が大きいです。ここでは、ポテンツァの効果を詳しく解説します。
ポテンツァを1回受けただけでも、高い美肌効果を実感できます。しかし、1度の施術だけでは肌へのアプローチが完全にできないため、100%の効果を得るのは難しいです。
ポテンツァは、最低3回以上つづけることで、大きな効果を得られやすくなります。一般的に、1、2回目でぐんぐんと効果が出るため変化を実感しやすいです。3回目の治療では変化の振れ幅が小さくなり、お肌が安定するケースが多いです。
ポテンツァは、1回の施術では100%の効果を発揮することはできません。ただ、1回の施術でも高い効果を感じられるため、他の美肌治療と比べると、少ない施術回数で肌トラブルの改善が期待できるでしょう。
ポテンツァは、薬剤を使用しなくても美肌効果を実感できる治療ですが、薬剤を併用することでさらに高い効果が期待できます。ポテンツァで使える薬剤には数種類あり、肌トラブルに合わせて選択することが可能です。
例えば、ニキビ跡やクレーターなど肌に凹みがある場合は、McCoom(マックーム)という薬剤を使用します。そのほか、ニキビ跡や毛穴、アンチエイジングの治療には、濃度幹細胞培養上清液を使用し治療を行います。
施術によって皮膚に刺激を与えるだけでなく、肌トラブルに有効な薬剤を併用し治療を行うことで、相乗効果が期待できるのが魅力です。
一般的にポテンツァの持続期間は、半年ほどです。なお、3回ほど施術を繰り返すことで、持続期間が1年以上の持続効果が期待できます。ここでは、ポテンツァの効果の持続期間を解説します。
ポテンツァを受けたあとに再施術をしない場合でも、効果が完全に元の状態に戻ってしまうことはありません。ただ、半年から1年ほどかけて効果がゆるやかに低下していきます。
そのため、術後1ヶ月~2ヶ月ごとに最低3回以上はポテンツァを繰り返すのがおすすめです。3回以上受けると、より大きな効果が感じられやすかったり1年以上の持続期間が期待できるメリットがあります。
また、治療後には体の内側からのケアを意識することで、治療後に得られた効果を保ちやすくなります。例えば、栄養バランスの整った食事を心がける、十分な睡眠、適度な運動を意識して生活を送るようにしましょう。そのほか、紫外線対策や保湿ケアも欠かさないようにしてください。
ポテンツァは再施術をしなくても、効果が完全になくならない施術です。しかし、人の肌は加齢によって衰えていくため、どうしても肌質に変化が出てしまいます。ポテンツァを定期的に受けてメンテナンスをしたり日常生活の中でもお肌に気を配ったりすることできれいなお肌を保てるでしょう。
効果の持続期間 | ダウンタイム | 料金相場 | |
ポテンツァ | 約6ヶ月
※3回ほど継続すると、持続効果が1年ほどに延長される場合があります。 |
2~3日程度 | 3万〜7万円 |
フラクショナルレーザー | 約3~6ヶ月 | 1~2週間程度 | 2万~3万円 |
ダーマペン4 | 約6ヶ月
※3~4ヶ月ごとに受けると、きれいな肌を保ちやすいです。 |
1週間程度 | 2万〜5万円 |
上記の表で効果の持続期間を見ると、ポテンツァとダーマペン4はどちらも約6ヶ月の持続期間であることがわかります。ポテンツァの場合、最低3回は施術を繰り返すことで1年以上の持続効果が期待できます。ただ、持続期間には体質や年齢など個人差があるため、目安として把握しておきましょう。
1度の施術で得られる効果やダウンタイムの少なさで見た場合、ポテンツァが優れています。なぜなら、ポテンツァは、創傷治療効果だけでなく他の美肌治療にはない、RF照射による熱エネルギー効果や薬剤導入効果も備わっているからです。
また、ダウンタイム期間は2~3日程度の少なさです。ダウンタイムが短い理由は、施術時に皮膚にかかるダメージをなるべく抑えながら施術を行うことが可能なためです。
具体的にポテンツァでは、マイクロニードルを皮膚に刺す際のスピードや深さを変え、患者様の肌の状態に合わせることが可能です。また、止血作用のあるRFを照射しながら治療を進めるため、肌の赤みといったダウンタイム症状をおさえられます。
料金よりも、より高い美肌効果を求めている人やダウンタイム期間を少しでも短くしたいと考えている人は、ポテンツァを選ぶといいでしょう。
ポテンツァはお肌の悩みに合わせて、機械先端に使用するチップや薬剤、レーザーの出力モードを変えられます。治療に使うものによって施術効果が変わるため、しっかりと効果を出すためには医師との相談のうえ、自分に合うメニューを受けることが大切です。
例えば、ポテンツァのチップには、薬剤を使用しないときに使うS25チップ、薬剤使用時にはCP25があります。薬剤には、ニキビ跡に効くMcCoomやにきび跡だけでなく毛穴やアンチエイジングにも効く高濃度幹細胞培養上清液などがあります。
カウンセリング時に医師とよく相談し、お肌の症状に合わせた治療を受けることで、満足度の高い効果が得られるでしょう。
お肌の悩み | 持続期間 | 推奨回数 |
ニキビ | 約6ヶ月
※3回ほど継続すると、持続効果が1年ほどに延長される場合があります。 |
4~6週間ごとに1~3回 |
ニキビ跡 | 約6ヶ月 | 4~6週間ごとに3~5回
(浅い傷) 4~6週間ごとに5~10回 (深い傷) |
毛穴の開き | 約6ヶ月 | 4~6週間ごとに3〜5回 |
肝斑 | 約6ヶ月 | 2~4週間ごとに5~10回 |
小シワ・たるみ | 約6ヶ月 | 4~6週間ごとに3〜5回 |
赤ら顔 | 約6ヶ月 | 1ヶ月ごとに3〜5回 |
お肌の悩みによって、持続期間や推奨回数が変わります。なお、どの肌トラブルを解消する場合でも、ポテンツァを最低3回以上受けることを推奨します。なぜなら、複数回つづけることで、より大きな効果を実感できたり持続期間が延びたりするメリットがあるからです。ここでは、お肌のお悩み別に推奨回数を解説します。
ニキビの場合、4~6週間ごとに1~3回の施術を受けることを推奨します。ニキビができる原因は、皮脂腺が発達し皮脂分泌量が多くなり毛穴に詰まりが起こることです。ポテンツァでは真皮層にRFを照射し、皮脂腺を破壊することでニキビの根本的な治療を行えます。
ニキビ跡は、傷の深さによって推奨回数が変わります。浅い傷であれば4~6週間ごとに3~5回がおすすめですが、深い傷の場合、4~6週間ごとに5~10回受けるとよいでしょう。ポテンツァによって、コラーゲンやエラスチンの生成が促され、肌が生まれ変わる過程でニキビ跡が改善されます。
毛穴の開きの改善には、4~6週間ごとに3〜5回を推奨します。毛穴の開きの原因は、肌の弾力性の低下や皮脂の過剰分泌によるものです。ポテンツァを受けることにより、肌の弾力性を高めたり皮脂分泌のバランスを整え、開いてしまった毛穴を元の大きさに戻すことが可能です。
肝斑を改善するには、2~4週間ごとに5~10回がおすすめです。肝斑の原因は、紫外線やホルモンバランスの乱れによるものです。ポテンツァにより、メラニンの産生を抑制し肝斑を除去します。一般的なシミ治療ではメラニンを破壊してしまい、シミが濃くなるなど色素沈着のリスクが考えられます。しかし、ポテンツァではメラミンを破壊しないため、色素沈着の心配がいりません。
小シワやたるみの場合、4~6週間ごとに3〜5回を推奨します。小シワやたるみは、肌の張りや弾力を保つためのコラーゲンやエラスチンが不足していることが原因です。ポテンツァにより、肌のターンオーバーを正常なサイクルに整え、コラーゲンやエラスチンを増やし、小シワやたるみを改善します。
赤ら顔の治療は、1ヶ月ごとに3〜5回受けるとよいでしょう。赤ら顔の原因は、内的・外的な刺激が要因となって炎症が起き、新生血管が増えることで起こります。ポテンツァでは、毛細血管がある真皮層に熱を与え、新生血管を抑制するため、赤ら顔の根本的な治療ができます。
クリニックにより、ポテンツァに使用するチップや取り扱っている薬剤が違うため、自分が受けたい施術メニューがあるところを選ぶ必要があります。また、施術料金にも違いがあります。以下の解説を参考にして、予算内で自分の肌トラブルに効果的な治療が受けられるクリニックを選んでください。
ポテンツァに使うチップや薬剤には種類があるため、肌トラブルに合うものを使用しなければ満足のいく効果を得られません。事前に、お肌の悩みにアプローチした治療が受けられるメニューがあるかどうかを確認しましょう。
しかし、さまざまなメニューの中から、どれを選べばいいかわからない人もいるでしょう。そのような場合は、カウンセリングで医師に相談することをおすすめします。専門の医師にお肌の状態を診断してもらい、自分にぴったりの施術を提案してもらうことで、肌トラブルを効果的に解消しやすくなるためです。
当院の無料カウンセリングは、施術以上の時間をかけて丁寧に行っております。入念な診断の結果をもとに、患者様のお悩みを解消するためのメニューをご提案させていただきます。
モニター募集をしているクリニックでは、通常価格よりも安くポテンツァを受けられます。
ポテンツァの料金相場は、3~7万円と決してお手頃な価格ではないうえに最低3回ほど継続して施術を受けることが推奨されます。そのため、少しでも費用を抑えて美肌を手に入れたいと考えている人は、モニター募集を利用するとよいでしょう。
当院では、モニター募集を行っております。施術前後のお写真や動画の撮影、インタビューなどにご協力いただき、クリニックが発信するSNSやWEBサイトなどに使用させていただいております。
ご提供していただける範囲により、割引率が変わりますが、最大50%の割引でポテンツァを受けていただくことも可能です。ぜひ、少しでもお得に施術を受けてください。
ここまで、ポテンツァの効果が期待できるまでの期間、効果の持続期間、他の美肌治療との違いを徹底的に比較しました。
ポテンツァの効果が期待できるまでの期間は、施術後2~4週間です。効果の持続期間は、6ヶ月が目安です。3回以上受けることで、1年以上の持続期間が期待できたり大きな効果を実感しやすくなったりするメリットがあります。
ポテンツァを1度受けたあとに再施術を繰り返さない場合でも、施術で得られた効果が完全になくなるわけではありません。しかし、半年から1年ほどかけて効果がゆるやかに低下していきます。定期的に繰り返しポテンツァを受けたり日頃からお肌に気を配ったりすることできれいなお肌を保てるでしょう。
NARU Beauty Clinicでは、施術以上に時間をかけて丁寧なカウンセリングを行い、患者様の肌トラブルに向き合うことを大切にしています。セルフケアでの改善が難しいお肌に悩みを抱えている方は、1度無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。