【二重整形】埋没と切開の長所と短所を徹底比較!選び方もご紹介

二重整形
二重埋没法
二重切開法
公開日:2023年05月24日(水)
最終更新日:2023年09月26日(火)
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この記事の監修ドクター
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石橋 成彦医師 
(NARU Beauty Clinic院長)
専門分野:二重整形 / 目元のシワ・シミ・たるみ/ 二重形成 / クマ治療 / 若返り治療
専門分野:二重整形 / 目元のシワ・シミ・たるみ/ 二重形成 / クマ治療 / 若返り治療

二重整形の施術方法に「埋没法」と「切開法」があるのをご存知でしょうか。この二つの方法では、施術内容や施術後の経過などが異なるため、理解せずに二重整形を行ってしまうと予期せぬトラブルを引き起こす可能性があります。

この記事では、二重整形の埋没法と切開法の長所や短所、そして自分に合った施術方法の選び方について解説しています。もし、二重整形を受けたいと考えているけれど、どちらの方法が自分に合っているのか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

二重整形の代表的な施術方法2種類

 

二重整形の埋没法と切開法の主な違いは以下の通りです。

施術名 埋没法 切開法
ダウンタイム 1~2週間 1カ月
施術時間 10分 約1時間
持続期間 3~5年 ほぼ永久
やり直しができるか 可能 可能だが場合によっては不可能

埋没法

 

埋没法は、二重まぶたを作る施術方法の一つです。この方法では、まぶたの皮膚や脂肪を切開することなく、糸でまぶたを留めることで二重のラインを作ります。糸を止める位置を調整することで、二重のラインの形や幅を調節することができます。

まぶたを切開する必要がないため、ダウンタイムは比較的短く済む傾向があります。ただし、切開法に比べて効果の持続性が長持ちしないデメリットもあります。しかし、2点留めや3点留めなど、まぶたを留める箇所を増やして強度をあげる方法もあるので、医師と相談して決めることをおすすめします。

切開法

 

切開法は、まぶたの皮膚を切開し、その中に糸を縫い付けることで二重まぶたを形成します。この方法は、まぶたの状態に関係なく効果を得やすく、効果の持続期間も長くなりやすい傾向があります。

まぶたを切開するため、術後は腫れや傷跡が目立つことがあります。埋没法と比べると、ダウンタイムが長くなる傾向がありますので、施術を受けるタイミングを長期休暇中などに調整する必要があります。ただし、丁寧に縫合されていれば、ダウンタイム後の傷跡は目立たなくなります。事前に医師の腕や評判をしっかりと確認しておくことが大切です。

埋没法の長所

埋没法の長所について、以下の2つがあげられます。

 

ダウンタイムが短くすみやすい
二重幅の変更や抜糸が簡単にできる

 

ここからは、埋没法の長所についてそれぞれ解説していきます。

ダウンタイムが短く済みやすい

埋没法の長所の一つは、通常、ダウンタイムが短く済みやすいことです。埋没法はメスを使用しないため、基本的にダウンタイム中のまぶたの腫れや痛みが切開法よりも少ない傾向にあります。
一般的に、術後はだいたい1〜2週間でダウンタイムの症状は治まるケースが多いため、仕事や日常生活への復帰も切開法よりも早く行うことができます。

ただし、ダウンタイムは個人差がありますので、すべての方が同じように短く済むとは限りません。1〜2週間経っても腫れや痛みが治まらない場合は、医師の診察を受けることをおすすめします。

二重整形のやり直しがきく

埋没法の最大のメリットは、二重整形をやり直すことができる点です。埋没法はまぶたを糸で留めるため、抜糸すればもとの状態に戻ることが可能です。一方、切開法ではまぶたを切除するため、一度切開してしまうともとの状態には戻せません。
二重整形をやり直す前には、手術前の十分なカウンセリングを受ける必要があります。医師としっかりコミュニケーションを取りながら互いの認識を一致させて手術に臨むことが重要です。

埋没法の短所

 

埋没法の短所は主に以下の2つがあります。

 

糸がとれてもとに戻りやすい
まぶたが分厚い人には向いていない

 

ここからは、それぞれの理由について詳しく解説していきます。実際に施術を受ける前に、短所も確認することでミスマッチを防げるでしょう。 

糸が取れてもとに戻りやすい

埋没法の短所は、埋没の糸が取れてもとに戻りやすいという点です。埋没法は、糸で二重ラインを固定しているだけなので、まぶたに刺激を受け続けることで元の状態に戻る可能性があります。
例えば、日常生活のなかで目をこすったり、アイメイクをしたりするなどの刺激は、埋没の糸を劣化させる原因になります。日々の生活次第で二重整形の効果が長続きするため、目に対する意識を持つことが重要です。

まぶたが分厚い人には向いていない

まぶたが分厚い人は、糸がまぶたの脂肪を支えきれずに取れる可能性が高いので、埋没法は向いていません。 また、埋没法をしても二重が浅くなり希望通りのまぶたにならないケースもあるため、あまり効果を感じられない可能性もあるでしょう。

切開法の長所

切開法の長所として、以下の2つがあげられます。

 

半永久的に二重を保てる
まぶたが分厚い人でも成功しやすい

 

ここからは、それぞれの長所について説明します。

半永久的に二重を保てる

埋没法の効果は3年から10年程度で限定的ですが、切開法は基本的には半永久的に持続するため、再手術の必要性はほとんどありません。切開法はメスを入れるので費用も体への負担も大きくなりがちですが、長い目で見たら総合的な負担は軽いかもしれません。

切開法が半永久的に持続する理由は、切開した箇所がしっかりと縫合され、組織が再生する際に二重のラインが保たれたまま癒着するからです。
一度癒着が形成されれば、ほぼ永久的に固定が解除されることはありませんので、二重まぶたが長期間維持されると考えられます。

まぶたが分厚い人でも成功しやすい

切開法の長所の一つは、まぶたが分厚い人にとっても成功しやすいことです。切開法ではまぶたの皮膚を切開して、内側の余分な脂肪などを取り除きます。そのため、まぶたが厚くて埋没法が適用できない方でも、修正手術の際に切開法への切り替えが行われるケースがあります。切開法はまぶたの形態に関係なく適用できるため、幅広い患者様に対して適切な施術を行うことができます。

切開法の短所

 

切開法の短所は以下の通りです。

 

二重整形のやり直しが難しい
ダウンタイムが長くなりやすい

 

ここからは、2つの短所について詳しく解説していきます。それぞれの短所について把握しておくことで、施術を受ける際に納得感を持つことができますので、しっかり確認しておきましょう。

二重整形のやり直しがきかない

二重整形の切開法は、一度手術を行うと修正が難しくなるという短所があります。特に、二重幅を狭くするような修正は難しい手術となり、目元の状態によっては不可能な場合もあります。

切開法では、まぶたの皮膚を切開し、余分な眼輪筋(目の周囲全体を覆う筋肉)、脂肪、皮膚を取り除いて二重を形成します。そのため、手術の成功は医師の美的センスや技量に大きく依存します。

切開法を検討する際には、信頼できるクリニックで切開法の症例が豊富であるか、経験豊富な医師を選ぶことが重要です。確かな経験と技術を持つ医師に相談し、適切な施術方法を選ぶことが成功への近道となります。

ダウンタイムが長くなりやすい

切開法は、比較的長いダウンタイムがかかりやすい傾向があります。
切開法はまぶたへの負担が大きいため、手術後は腫れや内出血が生じる可能性が高く、痛みも出やすいです。

 そのため、社会生活や仕事に復帰するまでに、通常で約1カ月程度の時間が必要となります。手術日を設定する際にはダウンタイムも考慮しましょう。

また、手術後は縫合跡や切開痕が残りやすいです。時間の経過とともに薄くなっていきますが、完全に消えることはありません。

ただし、メイクをしなくてもほとんど目立たない程度まで薄くなるため、メイクをすればほとんど気づかれないでしょう。縫合跡や切開痕を気にされる場合は、適切なカムフラージュメイクやスキンケア方法をご相談ください。

ここからは、埋没法と切開法で迷っている人に向けた施術の選び方を解説します。

埋没法がおすすめな人

二重整形の埋没法は、主に下記のような方におすすめされます。

 

切開せず少ない負担で二重になりたい
長期休暇が取れず短いダウンタイムで済ませたい
まぶたが薄い

 

二重整形を希望される方で、切開手術を心配したり、身体への負担を少なくしたい方には埋没法がおすすめです。埋没法では針と糸のみを使用して二重ラインを作るため、術後の痛みも比較的軽減されます。
また、仕事などで長期休暇が取れない方にも埋没法は適しています。通常、ダウンタイムのピークは数日程度で済むケースが多く、長期休暇を取らなくても施術を受けることができます。日程の調整や仕事の都合を考える必要もなく、忙しい人にもおすすめです。

ただし、まぶたが分厚い場合は、埋没法では糸がすぐに取れたり、望んだ二重ラインになりにくい可能性もあります。その点を考慮し、まぶたが薄い方には特におすすめの施術方法です。

切開法がおすすめな人

二重まぶたの切開法は、一般的には以下のような方におすすめです。

 

まぶたが分厚い
埋没法で失敗した
半永久的に長持ちさせたい

 

切開法は、まぶたの形態に関わらず、確実に二重ラインを形成できるため、まぶたが分厚い方にもおすすめです。ただし、切開法ではダウンタイムが長くなり、痛みや腫れが強く出やすい傾向があります。そのため、初めは埋没法を検討してから切開法に移行するケースも多いです。

ただし、まぶたが分厚い場合は埋没法では糸がすぐに取れたり、望んだ二重ラインにならないリスクもありますので、初めから切開法を受ける方が効率的です。
また、過去に埋没法が失敗した経験がある方でも、切開法なら成功する可能性があります。切開法の効果は半永久的であり、一度の施術で長期間にわたって二重まぶたを維持したい方にもおすすめです。

まとめ

今回は、埋没法と切開法の二重整形の長所と短所についてご紹介しました。ただし、長所だけを見て施術方法を選ぶと、後悔する可能性や失敗のリスクが生じることもあります。

まずは自分のまぶたの状態を確認し、どちらの施術方法が適しているのかをチェックしましょう。また、経験豊富な医師と相談することで、適切な施術方法をアドバイスしてもらうこともおすすめです。この記事を参考にしながら、各施術方法のメリットとデメリットについて十分に理解したうえで、自身に最適な施術方法を選ぶことが大切です。

 

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よくある質問について
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二重まぶたの整形は痛いですか?
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一般的に局部麻酔下で行われるため、痛みはほとんどありません。ただし、手術後には腫れや痛みを感じることがあります。とくに切開法はまぶたをメスで切るので痛みが強く出やすいでしょう。
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二重まぶたの整形はどのくらい持つのですか?
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二重まぶたの整形は、切開法なら半永久的に持続しますが、埋没法は数年単位です。 また、年齢や体型の変化、皮膚のたるみなど、個人の体質によっても元の状態に戻ることがあります。
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二重まぶたの整形には年齢制限がありますか?
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一般的に、小学校高学年ぐらいになれば目の周りの骨の成長が止まります。10歳ぐらいまでは成長しているため、だいたい11歳ぐらいから二重整形を受けられるとしているクリニックが多いでしょう。ナルクリも11歳から二重整形を受け入れております。ただし、18歳未満の未成年の場合は親権者の同意書が必要ですので、ご注意ください。
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埋没法と切開法、どちらが良いのでしょうか?
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埋没法は腫れや痛みが少なく、手術後のダウンタイムも早めに終わる傾向にあります。しかし効果は永続的ではなく、まぶたの状態によっては希望通りにならないこともあるでしょう。 一方、切開法はまぶたの状態にかかわらず安定した二重幅を作れますが、腫れや痛みが強く出やすくダウンタイムも長くかかりやすいです。どちらが良いかは、個人の目的や希望、状態によって異なるでしょう。
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二重まぶたの整形は健康保険が適用されますか?
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一般的に、二重まぶたの整形は美容整形です。そのため健康保険は適用されません。 ただし、まぶたが垂れ下がって視野を妨げる眼瞼下垂の治療で受ける場合は、保険適用となるケースがあります。

この記事の監修ドクター

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形成外科で研鑽後、大手美容外科に入職。二重整形を中心に、年間5000人以上の患者様を担当。同グループにおいて二重整形専門の指導医に就任し、全国のドクターの指導を行う。その後、「地元の千葉で丁寧でハイクオリティな施術をリーズナブルな価格で提供したい」という思いからNARU Beauty Clinicを開院。
略歴
  • 東京医科大学医学部 卒業
  • 東京都保健医療公社大久保病院 外科・麻酔科
  • 都立広尾病院 形成外科
  • 大手美容外科に入職
  • 水戸院の院長を歴任後、千葉院開設にあたり院長として立ち上げに従事
  • 同美容外科にて技術指導医を歴任
  • NARU Beauty Clinic 開業
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