涙袋ヒアルロン酸のダウンタイムは何日?経過や過ごし方を解説

ヒアルロン酸
公開日:2024年09月01日(日)
最終更新日:2024年10月24日(木)
正面を向いている女性04
この記事の監修ドクター
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石橋 成彦医師 
(NARU Beauty Clinic院長)
専門分野:二重整形 / 目元のシワ・シミ・たるみ/ 二重形成 / クマ治療 / 若返り治療
専門分野:二重整形 / 目元のシワ・シミ・たるみ/ 二重形成 / クマ治療 / 若返り治療

ヒアルロン酸注射で涙袋を作ろうか考えている方の中には、ダウンタイム期間や術後の経過が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。当院で行う涙袋形成は、ダウンタイムがほとんどないため、翌日から普段通りの生活が送れます。

 

本記事では、ヒアルロン酸による涙袋形成のダウンタイム期間、術後の経過や過ごし方について詳しく解説します。ヒアルロン酸注射による涙袋形成を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ヒアルロン酸注射による涙袋形成とは?

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射による涙袋形成とは、目の下にヒアルロン酸を注入し、膨らみを持たせることによってぷくっとした涙袋を作るプチ整形です。マイクロカニューレという極細の針を使用し、目の下にヒアルロン酸を注入します。

 

注入は1箇所のみで、下まぶたのまつ毛ラインから5~8mm幅にヒアルロン酸を入れます。また、注入量の目安は両目で0.2~0.5ccです。涙袋を作ると、目が大きく見えたりかわいらしい印象が作れたりと、なりたい目元の印象に近づけることが可能です

 

ヒアルロン酸注射による涙袋形成は、ダウンタイムがほとんどありません。そして、施術直後からぷくっとした涙袋を実感できるので、数あるヒアルロン酸注入の中でも人気のメニューです。

ヒアルロン酸の涙袋形成はこんな方におすすめ

  • かわいらしく優しげな印象になりたい
  • すっぴんでも目を大きく見せたい
  • つり目をたれ目にしたい

 

ヒアルロン酸の涙袋形成は、かわいらしく優しげな印象になりたい方におすすめです。

ぷくっとした涙袋を作ると、目元全体がうるうるした見た目になり、かわいらしい雰囲気が作れます。また、無表情でも微笑んでいるような目元に見えるため、相手に優しそうな印象が与えられます

 

さらに、すっぴんでも目を大きく見せたいと思っている方にも涙袋形成はおすすめです。ぷくっとした涙袋を作ると、実際の目のサイズは変わらなくても、錯覚によって目が大きく見えます。なぜなら、人間は上まぶたから涙袋までを目と認識する傾向があり、ボリュームのある涙袋があると、目元全体が大きく見えるためです。

 

そのほか、涙袋形成はつり目をたれ目にしたい方にも向いています。ヒアルロン酸の注入の仕方を工夫すると、つり目をたれ目に見せられます。目元は顔の印象を大きく左右するので、涙袋形成をするとなりたいイメージのお顔に近づけられます。涙袋があると、お顔全体が立体的に見えるため、小顔効果が期待できるのもメリットです。

涙袋のデザイン

涙袋のデザイン

涙袋形成はヒアルロン酸の注入の仕方により、涙袋の太さや大きさ、厚みなどが変えられるため、デザインの自由度が高い施術です。涙袋のデザインには、「キレイ目」「たれ目」「まんまる目」の3種類があります。

 

キレイ目デザインは、目頭から目尻まで細い幅でヒアルロン酸を注入し、自然でキレイな印象の目元が作れます。また、たれ目デザインは、目頭から目尻にかけて幅を広げながらヒアルロン酸を注入します。これにより、優しげな雰囲気の目元を作ることが可能です。

 

そして、まんまる目デザインは、黒目の下辺りに少し幅広めにヒアルロン酸を入れることにより、かわいらしい雰囲気の目元が作れます。

 

当院では、患者様のご希望やお顔立ちに似合う仕上がりを目指すために、完全オーダーメイド制でデザインを決めています。涙袋を作ると、目元だけではなくお顔の印象まで変わるため、全体のバランスを考えた丁寧なデザインが欠かせません。

涙袋形成の施術内容

施術時間 約10分
ダウンタイム ほとんどなし
完成までの期間 3日程度
痛み マイクロカニューレを挿入する際にチクっとした痛みがあります
麻酔 表面麻酔、笑気麻酔(ご希望される方のみ)
通院 なし
メイク 術後より可能
持続期間 数ヶ月~1年半程度

涙袋形成はわずか10分ほどの施術で、ぷくっとした涙袋が作れます。マイクロカニューレという細い針を使用してヒアルロン酸を注入するので、ダウンタイムがほとんどありません。マイクロカニューレは通常の針とは違い、先端が丸くなっているため、神経や血管を傷つけず内出血が現れるリスクを減らせます。

 

また、マイクロカニューレを使用すると、痛みがほとんどなく安全に施術が行えます。実際のところ、マイクロカニューレを挿入する際にチクッと痛みを一瞬感じる程度です。痛みに弱い方は、麻酔の使用も可能ですのでご安心ください。

 

また、涙袋形成は半永久的な効果がないので、涙袋を保つには数ヶ月〜1年半ほどを目安に再施術する必要があります。ただし、使用するヒアルロン酸の種類や量などにより、持続期間には個人差があります。

 

涙袋のヒアルロン酸は施術時間が短く、ダウンタイムもほとんどないお手軽な施術なので、はじめて美容整形を受ける方にもおすすめです。

詳しくはヒアルロン酸注射による涙袋形成ページをご覧ください。

涙袋SP
涙袋
当院で行っている涙袋のヒアルロン注入をご紹介します。 当院では、たった10分の施術でダウンタイムがほとんどない当院独自の施術を行っています。
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涙袋形成でよく使われるヒアルロン酸の種類は?

女性医師37

涙袋形成で主流のヒアルロン酸は、「ジュビダームビスタシリーズです。このシリーズは、厚生労働省に唯一認定されており、日本人に対して無害なことが確認されているため、安全性が高いものです。

 

そのほか、「ダイヤモンドフィール」や「ニューラミスライト」もよく使用されています。ヒアルロン酸の種類によって、硬さや持続期間などが異なります。

ヒアルロン酸の種類の比較

硬さ 持続期間
ジュビダームビスタシリーズ 柔らかい 約8ヶ月~15ヶ月
ダイヤモンドフィール 柔らかい 約6ヶ月
ニューラミスライト 柔らかい 約6ヶ月~12ヶ月

目の周りの筋肉は、人と話したり笑ったりする際によく動くため、柔軟性のあるヒアルロン酸が使用されます。

 

ジュビダームビスタシリーズは、涙袋に使われるヒアルロン酸で主流であり、安全性が高くて自然な仕上がりが目指せるのが特徴です。表中のヒアルロン酸の中で1番持続期間が長く、1回の施術で約8ヶ月~15ヶ月間は涙袋が保てます。

 

ダイヤモンドフィールは柔らかく、しこりができにくいのが特徴です。持続期間は約6ヶ月です。

 

また、ニューラミスライトは、高品質で安全性が高いことから、世界30ヶ国以上で承認されています。持続期間は約6ヶ月~12ヶ月です。

 

ヒアルロン酸にはさまざまな種類があり、部位に合うものを使用すると、仕上がりだけでなく失敗リスクが減らせます。ヒアルロン酸の種類やデザインなどは、ご自身で見極めるのが難しいので、まずはカウンセリングで医師に相談しましょう。

ジュビダームビスタシリーズ

ジュビダームビスタウルトラXC

ジュビダームビスタシリーズは、涙袋に使用されるヒアルロン酸の中で主流であり、安全性や持続性の高さ、より自然な仕上がりが特徴です。厚生労働省に唯一認定されており、日本人に対して無害なことも確認されているため、安全性の高さにも優れています。

 

また、ジュビダームビスタシリーズは、大きさの違う高分子と低分子のヒアルロン酸が結合されているのが特徴です。そのため、皮膚に注入したあとにヒアルロン酸が効率よく隙間のない状態で強く結びつき、約8ヶ月〜15ヶ月と長い持続効果が期待できます

 

さらに、新しい技術によって、従来のヒアルロン酸よりも柔らかくなめらかに作られているのも特徴です。これにより、注入後したあとに、自然でなめらかな仕上がりが目指せるのも魅力です。

 

ジュビダームビスタシリーズにはいくつか種類があります。その中でも当院では、「ジュビダームビスタ ウルトラXC」と「ジュビダームビスタ ボルベラXC」の2つを使用しています。

 

ジュビダームビスタ ウルトラXCは、なるべく費用を抑えつつ、持続性の高い自然な涙袋が作りたい方に向いています。一方、ジュビダームビスタ ボルベラXCは、ウルトラXCよりもさらに長い持続性となめらかさにこだわりたい方におすすめです。

ダイヤモンドフィール

ダイヤモンドフィール

ダイヤモンドフィールは、大手化粧品メーカーの資生堂が提供するヒアルロン酸で、日本製の原料が使用されています。このヒアルロン酸は、柔らかく注入後にしこりになりづらいのが特徴です。

 

ダイヤモンドフィールは、ジュビダームシリーズと比較すると、持続期間が短い点がデメリットです。ジュビダームシリーズが約8ヶ月〜15ヶ月であるのに対し、ダイヤモンドフィールは、約6ヶ月しか保つことができません。

 

しかし、ダイヤモンドフィールは涙袋形成で使うヒアルロン酸の中では安価です。そのため、はじめてヒアルロン酸に挑戦する方も受けやすいのが魅力です。

ヒアルロン酸注射による涙袋形成のダウンタイム

施術前施術後

施術内容 涙袋(ヒアルロン酸)
施術料金 19,800円〜
副作用・リスク 薬剤アレルギー、腫れ・内出血、感染、血液の循環不全、穿通によるヒアルロン酸の漏出など

ヒアルロン酸注射による涙袋形成は、ダウンタイムがほとんどない施術です。当院では、マイクロカニューレという管を使用し、血管や神経などを傷つけないように施術を行っているため、内出血が最小限に抑えられます。そのため、次の日からふだん通りの生活が送れます。ここでは、ダウンタイムの経過を詳しく解説します。

ダウンタイムのために必要な休みの日数は?

当院ではダウンタイムがほとんどない涙袋形成を行っているので、特別な休みを取る必要はありません。お仕事や学校のご都合でまとまったお休みが取れない方も、気軽に受けやすいのがメリットです。

ダウンタイムが心配な場合は、しっかりと腫れが引くまでの2日ほど休みを取ると安心です。ヒアルロン酸注射による涙袋形成は、ダウンタイムをなるべく減らしながら、自然で美しい涙袋を作りたいと考えている方に向いています。

施術直後

術後から患部に赤みや腫れが出ることがあります。

施術3日後

2日ほどで赤みや腫れが落ち着きます。

施術1週間後

稀に内出血が出ることがありますが、その場合も術後1週間ほどで落ち着きます。患部を冷やして炎症を抑えると、内出血が早く治まります。タオルに氷を包み、患部を優しく冷やしましょう。

 

また、頭を心臓よりも高い位置にするのも効果的です。ヒアルロン酸注入後は、なるべく体を起こした状態で過ごし、寝るときには高めの枕を使用するのがおすすめです。

 

ヒアルロン酸が馴染むまでには個人差があり、長い場合は1週間ほどかかる場合があります。また、馴染むまではゴロゴロしたりすることがありますが、一般的には数日で違和感がなくなるのでご安心ください。

ヒアルロン酸注射を受けた後の過ごし方

スマホを見る女性10

ヒアルロン酸注入はダウンタイムがほとんどない施術ですが、この期間中に避けたほうがいい行動があります。ここでは、術後の過ごし方について解説します。

術後は強い刺激を与えないようにする

ヒアルロン酸注射後は、患部に強い刺激を与えないようにしましょう。内出血や腫れの悪化、感染症を引き起こす可能性があります。

 

特に、メイクをする際には、メイクブラシで目元を強く擦らないように気をつけてください。また、サウナや激しい運動も控えましょう。血行がよくなると、内出血や腫れが悪化し、ダウンタイムが長引いてしまいます。

 

術後は腫れや目元のゴロゴロ感が気になって、つい触ってしまう可能性がありますが、できるだけ患部に触れないように注意しましょう

飲酒や喫煙はダウンタイム中は控える

ダウンタイム中は、飲酒や喫煙を控えましょう。お酒は血行をよくする作用があるため、ダウンタイム中に飲むと、腫れや内出血などを悪化させてしまう可能性があります

 

逆に、タバコは血流を悪くし、腫れや赤みなどのダウンタイムを長引かせる場合があります。タバコに含まれているニコチンには、血管を収縮させる働きがあるためです。

 

ダウンタイムを長引かせないよう、施術後には飲酒や喫煙を控えましょう

紫外線対策をする

涙袋形成をしたあとは、日焼けをしないよう紫外線対策をすることが大切です。紫外線を浴びると、患部の腫れや内出血などのダウンタイムが長引く可能性があります

 

日焼け止めや帽子、日傘などを使用し、なるべく紫外線に当たらないように対策してください。また、ダウンタイムが終わったあとも、長時間の外出やプールや海などに行く際には、紫外線対策をするのがおすすめです。

ヒアルロン酸注射のリスク

カウンセリングを受けている女性24

どの美容整形にもリスクが必ずあるため、事前にリスクについて把握したうえで施術を受けることが大切です。ここでは、ヒアルロン酸注射のリスクについて解説します。

稀に内出血が現れる可能性がある

ヒアルロン酸注射では、稀に針を刺した箇所に内出血が現れる可能性があります。ただし、内出血の程度はメイクで隠せる程度で、1週間ほどで治まります

 

もしも、内出血が出た場合には早く腫れを引かせるために、患部を冷やすのがおすすめです。その場合には、患部を直接冷やすのはよくないので、タオルに氷を包んで優しく冷やしましょう。

 

また、なるべく体を起こして生活したり寝るときには高い枕を使用したりするなどの工夫をし、頭を心臓よりも高い位置にすると効果的です。

 

当院では、マイクロカニューレという針を使用し、内出血などを最小限に抑えているため、ダウンタイムはほとんどありません。ただし、ダウンタイムには個人差があるので、もしもに備えて余裕を持ったスケジュールで施術を受けると安心です。

涙袋が大きすぎるとバレる可能性がある

涙袋を大きく作りすぎると、不自然な仕上がりになり、整形したことが周りにバレる可能性があります。涙袋のヒアルロン酸注射の注入量の目安は両目で0.2~0.5㏄なので、これ以上入れないようにすることが重要です。

 

また、ヒアルロン酸の量が多いと、目の下にたるみができたりひきつれ感や違和感を覚えたりといった失敗につながるケースもあります

 

このような失敗は、医師の判断ミスや技術力不足によるものなので、経験豊富な医師であれば過度に心配する必要はありません。経験豊富な医師は、さまざまな症例を担当しているため、患者様に合うヒアルロン酸の量や注射箇所を正しく見極めてくれます。

 

当院では、涙袋のヒアルロン酸注射の実績豊富な医師がカウンセリングから施術までのすべてを担当するので、安心してお任せください

涙袋が青く透けて見えることがある

ヒアルロン酸注射後に涙袋が青く透けて見えることがあります。これは、チンダル現象というもので、涙袋に注入したヒアルロン酸が皮膚を通して透けてしまい、青あざのような見た目が特徴です。

 

チンダル現象が起きる原因は、皮膚の浅い部分にヒアルロン酸を入れてしまうことです。注射箇所を間違えてしまうと、無色透明のヒアルロン酸が肌の色に馴染まずに、皮膚表面に透けてしまうために起こります。

 

当院は目元整形に特化したクリニックで、涙袋のヒアルロン酸経験の実績も数多くあります。そのため、ヒアルロン酸の適切な注入量や注入箇所を見極められるので、ご安心ください

当院は涙袋形成の実績が豊富なクリニック

カウンセリングを受けている女性25

ここまで、ヒアルロン酸による涙袋形成のダウンタイム期間、術後の経過や過ごし方について詳しく解説しました。

 

当院で行う涙袋形成は、ダウンタイムがほとんどないため、翌日から普段通りの生活が送れます。

しかし、ダウンタイムには個人差があるため、心配な方はしっかりと腫れが引くまでの2日ほど休みを取ると安心です。

 

また、まれに内出血が出る方がいらっしゃいますが、その場合も1週間ほどで治まるのでご安心ください。もし内出血が出た場合、患部を冷やすと炎症が抑えられ、腫れが早く引くことがあります。

 

そして、施術後は目元に強い刺激を与えないように注意し、飲酒や喫煙を控えて、紫外線対策をしましょう。

当院では、二重整形を中心に年間5,000人以上の患者様を担当している経験豊富な医師が、患者様に似合う自然で美しい涙袋をご提案いたします。

 

カウンセリングから施術後までのすべてを担当いたしますので、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

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石橋 成彦医師 
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形成外科で研鑽後、大手美容外科に入職。二重整形を中心に、年間5000人以上の患者様を担当。同グループにおいて二重整形専門の指導医に就任し、全国のドクターの指導を行う。その後、「地元の千葉で丁寧でハイクオリティな施術をリーズナブルな価格で提供したい」という思いからNARU Beauty Clinicを開院。
略歴
  • 東京医科大学医学部 卒業
  • 東京都保健医療公社大久保病院 外科・麻酔科
  • 都立広尾病院 形成外科
  • 大手美容外科に入職
  • 水戸院の院長を歴任後、千葉院開設にあたり院長として立ち上げに従事
  • 同美容外科にて技術指導医を歴任
  • NARU Beauty Clinic 開業
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