片目だけ二重で左右のバランスが悪く、目元にコンプレックスをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
アイプチだと毎日二重ラインを作る必要があるので大変ですが、二重整形の施術を受ければバランスの整った美しい目元を手に入れられます。
実は、二重整形は片目だけ受けることも可能ですが、それに伴うリスクや注意点も事前に確認しておくことが大切です。
本記事では、二重整形を片目だけ受ける場合のメリットやデメリット、施術方法やリスクについて解説していきます。
目次
まずは、なぜ片目だけ二重なのか、原因がわかっていないと二重整形を受けた後にまた左右差が出てしまう可能性があります。
ここからは片目だけ二重になってしまう原因をご紹介します。
遺伝の影響だけでなく、日常生活の動作や習慣が原因で、両目とも二重だったのが片目だけ二重に変わってしまう場合もあります。
それぞれの原因のうち当てはまるものはないか、確認してみましょう。
まぶたの形状は、遺伝による影響を大きく受けます。
遺伝子学で有名な「メンデルの法則」によると、二重まぶたは優性遺伝、一重まぶたは劣性遺伝とされており、一重よりも二重の方が遺伝しやすいといわれています。
父親もしくは母親が片目だけ二重だと、子供も片目だけ二重になったり、左右の二重幅に大きな差が生まれたりする可能性があります。
手に利き手、足に利き足があるのと同じで目にも利き目というものがあります。
利き目に頼りすぎていると、もう片方の目の筋肉が衰えてまぶたがたるんでしまい、最終的に二重から一重になってしまう可能性があります。
特に、普段からスマホやパソコンを長時間使用している方は、利き目側の筋肉が緊張した状態が長時間続き、左右差が生じやすくなるので注意が必要です。
利き目の調べ方は、両目で遠くにある対象物を指で指します。
その後、左右片方ずつ目を閉じて、指した指と対象物を見たとき、指と対象物がぴったり合っている方が利き目です。
スマホの見過ぎで猫背になってしまう人や、足を組んで座る癖がある人、さらに片足に体重をかけて立つ癖がある人は、体全体が歪んでしまい、その結果、顔の表情筋や骨格にまで影響する可能性があります。
もし、顔の表情筋や骨格の歪みがあると、無意識のうちに片方の目だけ酷使するようになります。
その結果、片方の目の筋肉が衰えてしまい。筋肉が衰えた側のまぶたがたるみ、元々二重だったのが一重に変わってしまうことが考えられます。
姿勢の歪みがまぶたの左右差にも繋がることがありますので、普段から正しい姿勢を意識するようにしましょう。
朝起きたときや、塩分を過剰に摂取してしまったときは、まぶたがむくみやすくなります。
このむくみが左右のどちらかの目に出ると、片方の目だけが腫れぼったくなり、二重から一重になってしまう可能性があります。
もし、まぶたがむくんでいると感じるときは、カリウムを含む食事や飲料を摂取したり、適度な運動で代謝を上げたりすることで解消できます。
まぶたのむくみが気になる方はぜひやってみてください。
元の両目が一重だけれども、アイプチで二重を作っている人も多いと思われます。
アイプチは、まぶたをのりで接着するだけで手軽に二重を形成できる便利なアイテムですが、誤った使い方をしていると、片目だけ一重になってしまう可能性が考えられます。
まぶたは、癖の付き方やたるみ具合が左右で異なるので、必ずしも左右対称ではありません。
そのため、左右のバランスを考慮してアイプチをしないと、二重ラインの幅に左右差が生じたり、片目だけ二重になってしまったりと、アンバランスな見た目になる可能性があります。
また、アイプチはまぶたの同じ部分に繰り返し刺激を与えます。
そのため、まぶたの皮膚のバリア機能を低下させてしまい、皮膚の炎症やたるみ、シワなどを引き起こす恐れも考えられます。
アイプチによって皮膚がたるんだり厚くなると、二重整形をしても二重が取れやすくなってしまうため、長期間の使用は避けるようにしましょう。
二重整形を片目だけすることは可能です。
ただし、片目だけの二重整形は、両目の二重整形と比べて施術の難易度が高くなります。
理由として、元々二重だった目と二重整形を受けた目では、二重の食い込みに差が出やすいからです。
そのため、施術を受けるクリニック・医師選びは、より慎重に行うことが重要です。
また、施術前には片目だけ二重整形をするメリット・デメリットについてそれぞれ把握しておく必要があります。ここからはメリット・デメリットについて詳しく解説するので、片目だけの二重整形を検討している人は確認しておきましょう。
二重整形を片目だけする場合のメリットは、下記の2つあります。
二重整形を受けると腫れや痛み、内出血などの症状が1〜2週間ほど続きます。
両目同時に二重整形を受けた場合、両目とも眼帯で隠すことはできませんが、片目だけの二重整形は、施術した目を眼帯で隠しながらいつも通りの生活が可能です。
腫れや内出血が引いていない状態で学校や仕事に行かなければならない場合でも、「ものもらい(めばちこ)ができた」「目が充血している」などで、二重整形をしたことを隠せるでしょう。
また、片目だけの料金で施術を受けられるので、両目の二重整形と比べて手軽に受けられる点もメリットの1つです。
片目だけの二重整形は、両目の二重整形と比べて高度な技術が求められます。
そのため、デメリットとして、担当の医師の技術力によって仕上がりが変わってしまう可能性があると考えられます。
もし、技術力の低い医師に施術してもらうと、左右で二重の幅に差が出てバランスが悪くなってしまうことも考えられますので注意しましょう。
片目だけの二重整形の経験が豊富な医師が在籍しているクリニックで施術を受けることをおすすめします。
片目だけの二重整形は、両目よりも施術が難しく高い技術力が求められます。
金額が安いだけでクリニックを選んでしまうと予期せぬトラブルを引き起こすこともあるため、片目だけの二重整形を考えている人は、慎重にクリニックを検討しましょう。
埋没法とは、医療用の糸を用いてまぶたの皮膚を結び付けることで、メスを使用せずに二重を形成できる施術方法です。
埋没法では、皮膚を切開しないためダウンタイムが短く、仕上がりに納得がいかなかった場合はやり直しも可能です。
また、切開法よりも料金が安いため手軽に施術を受けられますが、まぶたの皮膚を糸で留めているだけなので、糸が取れると元に戻ってしまうリスクがあります。
埋没法の平均持続期間は3〜5年ですが、元々まぶたの皮膚が厚い方やたるみが強い方は短い期間で二重が取れてしまう可能性があるため注意が必要です。
埋没法を何度も受けると、その分手間もコストもかかり、まぶたへの負担も蓄積されていきます。
まぶたへの負担を考えると埋没法の回数は2〜3回が限度となりますので、埋没法が向いていない方は、切開法も視野に入れて医師とよく相談してみましょう。
詳しくは埋没法ページをご覧ください。
切開法とは、希望の二重のラインにメスを入れて切開して縫合することで二重を形成する施術方法です。
皮膚を切開するので埋没法と比べるとダウンタイムが長く、施術費用も高いですが、一度施術を受ければ半永久的に二重をキープできる点がメリットです。
ただし、一定数、取れてしまう可能性も考えられますので、自分に合った二重整形を受けるようにしましょう。
また、切開法では、施術時にまぶたの余分な皮膚や脂肪も除去できます。
そのため、元々まぶたの皮膚が厚い方やたるみが強い方でもスッキリと華やかな二重が手に入ります。
しかし、切開法は一度施術を受けると修正しづらいため、医師とのカウンセリングは入念に行うようにしましょう。
詳しくは切開法ページをご覧ください。
片目だけの二重整形は、両目の二重整形と比べて安く施術を受けられるケースがほとんどです。
ただし、料金は半額ではなく、3〜4割安くなる程度であることが多いです。
そのため、両目とも二重整形を受ける予定の方は、片目ずつではなく両目の二重整形を同時に受けた方が料金は安くなります。
一方、元々片方だけ一重の方は、片目だけ二重整形を受けた方が料金は安いです。
片目だけと両目で二重整形を受けた場合の料金の平均相場は、下記の通りです。
片目だけ受けた場合の相場 | 両目とも受けた場合の相場 | |
埋没法 | 3~20万円前後 | 3~15万円前後 |
切開法 | 4~40万円前後 | 8~45万円前後 |
クリニックによって片目だけの二重整形の料金は異なるため、気になるクリニックがある場合は直接問い合わせてみることをおすすめします。
当院で片目だけ二重整形をする場合は、ご要望や実際のカウンセリング次第ではありますが、両目の二重整形より3割ほど安い料金で施術を受けることができます。
入念なシミュレーション・マーキングで左右対称なデザインを描きます。
また、二重の食い込みの強さなどもこだわって左右対称な仕上がりを目指します。
片目だけの二重整形の実績も豊富なので、左右差にお悩みの場合はぜひ無料カウンセリングをご利用ください。
片目だけの二重整形も、手術後にはまぶたに腫れや痛み、むくみ、目の違和感、内出血などの症状が現れます。
術後の症状が回復するまでの期間を「ダウンタイム」と呼びますが、ダウンタイム中は、まぶたの腫れや内出血などが目立ってしまうため、二重整形を受けたことがバレるリスクが高まります。
また、施術後の過ごし方次第では、ダウンタイム期間が長引いてしまう場合もあります。
以下3つの点に注意して過ごすのが重要です。
ここからは、3つの注意点について詳しく解説します。
ダウンタイムをなるべく長引かせないためにも、術後は細心の注意を払って過ごしましょう。
片目だけの二重整形を行った際は、術後2〜3日はなるべく安静にしましょう。
二重整形を受けた後のまぶたには腫れや痛み、内出血などの症状が現れますが、これらの症状は施術後2〜3日ほどでピークを迎えます。
ピーク時に激しい運動をしたりまぶたを強く擦ったりするとダウンタイムが長引く恐れがあり、二重整形がバレるリスクも高まります。
そのため、片目だけの二重整形は週末の仕事終わりや、夏季休暇・ゴールデンウィークなどの大型連休の初日に受けるのがおすすめです。
また、術後2〜3日は下記の点に注意して過ごしましょう。
ダウンタイム中は、腫れや内出血などの症状によって、周りの人に二重整形を受けたことがバレるリスクがあります。
もし、ダウンタイムの症状が引いていない状態で仕事や学校に行かなければならない場合は、眼帯を付けて過ごすと良いでしょう。
眼帯はドラッグストアやホームセンター、通販サイトなど様々な場所で購入できます。
なぜ眼帯を付けているのか理由を聞かれたら、「ものもらい(めばちこ)ができた」と言えば不審に思われることも少ないでしょう。
二重整形を受けたあとに出る内出血は、完全に回復するまで2週間ほどかかります。
術後から1週間程度なら休みをとったり、眼帯を付けたりして乗り切れますが、それ以上は周りの人から二重整形を疑われてしまう可能性もあります。
術後1週間以上経過し、腫れも引いている場合は、基本的にメイクをしても問題ないため、ファンデーションやアイシャドウ、コンシーラーなどを使ってカバーすると良いでしょう。
コンシーラーを使ってメイクする場合は、以下のように内出血の色と反対の色を選ぶと補色効果で内出血を自然に隠せます。
片目だけの二重整形は、両目の二重整形よりも安く手軽に受けられるのがメリットです。
一方、以下の2点のようなリスクも伴います。
ここからは、それぞれのリスクについて詳しく見ていきます。
施術前にリスクについても頭に入れておけば、予めリスクを防いだり、万が一の事態にも冷静に対処しやすくなります。必ず確認しておきましょう。
片目だけの二重整形は、両目の二重整形よりも高度な技術が求められるため、担当した医師の技術や経験によって仕上がりが大きく変わってきます。
担当医師が未熟だと、左右で二重の幅に明らかな差が出てしまう可能性があるため、片目だけの二重整形の実績が豊富なクリニックで施術を受けることが大切です。
ただし、二重の幅を全く同じにするのは難しいため、施術前のカウンセリングでは、どこまで自然な二重にできるのか過去の症例写真を確認したり医師に相談したりしましょう。
二重整形の施術方法は、大きく分けて「埋没法」と「切開法」の2種類ありますが、埋没法はまぶたの皮膚を糸で留めているだけなので、糸が取れると施術前の状態に戻ってしまいます。
これは、どのクリニックで施術しても起こりうるリスクなので、埋没法を受ける際には、その点をきちんと考慮しておく必要があります。
一方で、切開法は、基本的に半永久的に二重をキープできますが、老化で徐々にまぶたがたるむことによって、二重の幅が狭くなったり、一重に戻ってしまったりする場合もあるため注意が必要です。
埋没法と切開法は個人によって向き不向きがあります。
どちらが向いているかは自分だけで判断せずに医師に相談するようにしましょう。
片目だけの二重整形は、難易度が高く、担当した医師によっては、左右差が出てしまい不自然な二重になってしまう可能性があります。
そのため、左右のバランスが取れた美しい二重を手に入れるためには、二重整形を受けるクリニック選びが非常に重要です。
しかし、どのようにクリニックを選べばいいか分からない方も多いでしょう。
片目だけの二重整形を受ける際は、以下の3点を基準に選ぶのがおすすめです。
ここからは、上記3つの基準について詳しく解説します。
なるべく失敗を防ぐために、クリニック選びはじっくり吟味して行いましょう。
二重整形を片目だけする場合は、片目だけ二重整形をしている実績が多いクリニックを選ぶのがおすすめです。
片目だけの二重整形では、両目の二重整形と比べて難易度が高いため、実績がほとんどない医師が担当になると、左右の二重幅に大きな差が生まれてしまう可能性が高いです。
クリニックを選ぶ際には、公式サイトにアクセスして片目だけの二重整形実績が豊富な医師が在籍しているか、あるいは、過去に施術した片目二重整形の症例写真などを確認しましょう。
二重整形に特化しているクリニックは、二重整形の高度な技術を持つ豊富な実績がある医師が在籍しています。
そのため、高度な技術が求められる片目だけの二重整形でも安心して施術をお任せできます。
また、二重整形の経験が豊富にあるため、症例写真も多く、自分がなりたい二重の形をイメージしやすいです。
イメージする二重のデザインに近い症例があれば、失敗する可能性も低くなります。
カウンセリングでは、目の形やまぶたの状態、希望のデザインなどを確認しながら、適切な施術プランを提案してくれます。
しかし、希望ではないデザインを優先されてしまい、両目の二重整形をおすすめされる場合もあります。
医師からの提案を一方的に聞き入れてしまうと、理想の仕上がりにならず後悔してしまう可能性があるため注意しましょう。
また、別のクリニックなら希望の施術方法やデザインで施術を受けられる場合もあります。
希望があまりにも優先されないようなら、他のクリニックに相談することも検討してみましょう。
片目だけ二重になるのは、遺伝や日常動作の癖、生活習慣など様々な原因があります。
片目だけ二重で左右のアンバランスさに悩んでいる場合は、片目だけの二重整形を受けることも検討してみましょう。
ただし、片目だけの二重整形は、両目の二重整形と比べて二重幅に左右差が出やすく、施術方法や瞼の状態によっては、施術を受けても元の状態に戻るリスクもあります。
医師としっかり相談した上、施術を受けるかどうかを判断しましょう。