おでこの脂肪注入を考えている方の中には、術後のダウンタイムが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。脂肪注入のダウンタイム期間は約1〜2週間で、腫れや内出血、痛みなどが出ますが、比較的軽く済みます。
本記事では、おでこの脂肪注入のダウンタイムの経過、他施術との比較について解説します。当院で実際に脂肪注入を受けられた方の症例についても説明するので、ぜひ参考にしてください。
目次
脂肪注入とは、ご自身から採取した脂肪をおでこに注入し、丸みのあるおでこに整える施術です。カニューレという吸引管で、皮下脂肪の多い内ももから脂肪を採り、それを注射器を使っておでこに入れていきます。髪の生え際に、穴を4箇所ほど開けて、そこから注入するので傷跡はほとんど残りません。
また、ご自身の脂肪を使っておでこを整えるため、定着すれば半永久的な効果が得られるうえ、自然で美しい仕上がりが目指せます。人工物ではないので、アレルギー反応が出ることがほとんどなく、安全面に優れているのも魅力です。
さらに、脂肪注入では、おでこの肌質改善までが期待できます。ご自身から採取した脂肪の中には幹細胞が含まれており、美肌を保つためのコラーゲンの産生を促す作用があるためです。これにより、ハリと艶のあるおでこに仕上がり、若々しさや女性らしさを高めることが可能です。
脂肪注入は約30〜45分で、完成までの期間は約1ヶ月です。施術は局所麻酔をした状態で行うので、施術中に痛みを感じることはありません。局所麻酔をするときに、注射針のチクッとした痛みが一瞬あるくらいなので、痛みに弱い方でも受けやすいです。
脂肪注入でおでこに入れた脂肪は、すべてが定着するわけではありません。定着した脂肪のみが、半永久的に残り続けます。
しかし、脂肪注入では、あらかじめ定着しない分の脂肪も考えて多めに注入するので、すべてが定着しなくても問題ありません。そのため、基本的に脂肪注入を1回受ければ、そのあとに再施術を受けなくても、術後のおでこの状態がキープできます。
ただし、半永久的な効果があるといっても、加齢による変化には対応することは不可能です。そのため、年を重ねるごとに、おでこにしわができたりボリュームが減ってしまったりするケースがあると把握しておいてください。
また、加齢による変化は数年で起こるものではないので、長期的に美しいおでこを保てるのが脂肪注入の大きなメリットと言えます。
平たいおでこに悩んでいる方は、脂肪注入でおでこにボリュームを足すと、平らなおでこからふっくらと丸みのあるおでこに整えられます。立体感のある顔立ちになるので、下顔面がスッキリと見え、小顔に見せる効果もあります。
また、女性らしい顔立ちになりたい方にもおすすめです。丸みのある見た目は、女性らしさをアップさせ、相手に柔らかい印象を与えられます。
さらに、脂肪注入は、おでこのシワや凹みを目立ちづらくしたい方にもおすすめです。
加齢の影響で脂肪が減ってシワが目立ってきたり、額やこめかみ付近の骨が吸収されて凹みが現れてきたりします。
脂肪注入でボリュームを足すことで、シワや凹みが改善され美しく整った額が目指せます。
おでこにハリを出したい場合、マッサージやスキンケアでは改善できないので、脂肪注入で肌の内側からふっくらとさせるのが効果的です。脂肪注入でおでこをふっくらさせると、同時に艶肌も目指せるので自然な若返り効果があります。脂肪の中には美肌を作るための幹細胞が含まれているため、肌質までが改善できます。
このように、おでこの脂肪注入は、形を整えるだけでなくシワなどの若返りにも効果があるので、幅広い世代の方に向いている施術です。
ここでは、おでこの脂肪注入の効果について解説します。
おでこは顔の3分の1を占めるパーツであるため、形を整えると顔全体の雰囲気がガラッと変わり、理想の見た目に近づけられます。
脂肪注入では女性らしさを感じさせる、滑らかで丸みのあるおでこが作れます。おでこの形はホルモンの影響を受けやすく、性別の特徴が出やすいパーツです。男性のおでこは平たくて角ばっているのに対し、女性は丸みを帯びた見た目をしている場合が多いです。
もちろん、平たいおでこにも魅力がありますが、私たちは丸みのあるおでこに女性らしさを感じる傾向にあります。そのため、脂肪注入でおでこに丸みをつけると、立体的な美しさだけでなく女性らしさも相手に与えられます。
おでこの形はメイクにより自力で改善するのは難しいため、理想の形に整えたい方は、美容整形の力を借りるのがおすすめです。おでこは顔の中でも多くの面積を占めているため、形が変わると顔全体の雰囲気が大きく変わります。
脂肪注入では、額から鼻先にかけての滑らかなS字カーブを作るのにも効果的です。
S字カーブとは、顔を横から見たときの額から鼻先にかけての曲線のことで、横顔美人に見えると言われています。S字カーブになっていると、顔が立体的に見え、よりお顔の美しさが引き立つためです。
また、曲線美は相手に女性らしい柔らかい印象を与える効果もあります。
このように、おでこの脂肪注入は、額から鼻先などを調整して顔のバランスを整えるのにも効果的です。
脂肪注入でおでこにボリュームを足すと、おでこにハリが生まれ、シワが目立ちづらくなります。おでこのシワがある方は、おでこの立体感がなくのっぺりとした見た目や凹みが出来ているのが特徴です。
シワが出来る根本的な原因は、お顔の脂肪が減ってしまうことです。お顔の脂肪は年を重ねるごとに少しずつ減っていき、ボリュームがなくなっていきます。
その結果、肌のハリを保つことが難しくなり、シワやたるみとなって肌表面に現れます。
おでこにシワがあると、実年齢よりも老けて見えたり不機嫌な印象を相手に与えてしまったりする原因になります。
そのため、脂肪注入でおでこにボリュームを出してシワを改善し、若々しく明るい印象のお顔を取り戻しましょう。
詳しくはおでこの脂肪注入ページをご覧ください。
当院では、ダウンタイムを最小限に抑える工夫をしながら脂肪注入を行っています。
なるべく短いダウンタイムで自然な仕上がりを目指したい方は、当院にお任せください。
施術内容 | 額(こめかみ込み)脂肪注入 |
施術料金 | 396,000円~569,800円 |
副作用・リスク | 薬剤アレルギー、感染、腫れ、熱感、内出血、むくみ、ケロイド、腫瘤形成(脂肪壊死)、石灰化、皮膚のでこぼこ感など |
こちらは40代の患者様で、おでこのボリュームを増やして、お顔のバランスを整えたいとのことでした。もとからおでこに丸みがありましたが、ボリュームを増やすとさらに立体感が出て、横顔のシルエットがより美しくなりました。
自然な見た目に仕上がるのも、脂肪注入ならではのメリットです。
脂肪注入では、人工物ではなくご自身の内ももの脂肪を活用するため、このような美しい仕上がりが目指せます。見た目だけでなく、手触りまで滑らかに仕上がります。
さらに、脂肪注入では、肌質改善の効果も期待できます。なぜなら、脂肪の中には美肌を作るための幹細胞が含まれているためです。これにより、脂肪注入後には肌のトーンがアップし、ハリと艶のあるおでこが目指せます。
そのほか、脂肪注入には脂肪が定着すると半永久的な効果があるため、術後のおでこの状態を長期的に保てるのもメリットです。加齢による影響は避けられませんが、そのような変化は数年で現れるものではないため、理想のおでこが長期的に保てます。
当院では、ダウンタイムを最小限に抑える工夫をしているため、ダウンタイムをなるべく減らしたい方におすすめです。ダウンタイム期間は約1〜2週間で、腫れのピークは2〜3日です。そのため、お仕事や学校がある方は、3日ほどお休みを取ると安心です。
施術内容 | 額(こめかみ込み)脂肪注入 |
施術料金 | 396,000円~569,800円 |
副作用・リスク | 薬剤アレルギー、感染、腫れ、熱感、内出血、むくみ、ケロイド、腫瘤形成(脂肪壊死)、石灰化、皮膚のでこぼこ感など |
こちらは30代女性の患者様で、くぼみのある平たいおでこに悩まれていました。施術後には、おでこに丸みが生まれ、より女性らしさがアップして柔らかい印象になったのがわかります。
おでこは顔の3分の1を占めており、顔全体の印象に大きな影響を与えるパーツです。そのため、丸みを作ると、女性らしさを演出できます。
また、おでこの脂肪注入は整形したことがバレづらいので、そのような心配がある方でも受けやすいです。メスで切開しないため、傷跡が目立ちづらくダウンタイムも比較的軽く済みます。また、術後に内出血などが出た場合でも、メイクで隠せるくらいなのでご安心ください。
おでこの形は自力で作れるものではないので、おでこの形を整えたいと考えている方は、美容整形で改善しましょう。
おでこの脂肪注入のダウンタイム期間は約1〜2週間で、痛みや内出血、腫れなどの症状が現れますが、比較的軽く済みます。
ここでは、おでこの脂肪注入のダウンタイムを経過別に詳しく解説します。
施術時間 | 約30~45分 |
ダウンタイム | 約1~2週間 |
完成目安 | 約1ヶ月 |
痛み | 筋肉痛のような痛みが術後2〜3日続く |
内出血 | 約1~2週間内出血が現れる場合がある |
腫れ | 術後約2〜3日がピークで、1週間ほどで治まる |
拘縮(こうしゅく) | 術後約2週間~1ヶ月(脂肪を採取した部位が固くなる) |
傷跡/傷口 | 足の付け根やおしりの付け根に数mmの傷跡(脂肪を採取した部位) |
洗顔・メイク | アイメイクや洗顔は翌日から可能 |
持続効果 | 脂肪が定着すれば半永久的 |
施術後の過ごし方 | 1週間は激しい運動や飲酒、喫煙、入浴はお控えください(シャワーは当日から可能) |
おでこの脂肪注入は、脂肪を採取した箇所と、注入する箇所それぞれにダウンタイムがあります。ダウンタイム期間は約1〜2週間で、完成までには約1ヶ月かかります。ダウンタイムは比較的軽いので、術後2〜3日ほどお休みを取ったあとにはお仕事や学校に行くことも可能です。
ただし、術後の過ごし方には注意が必要です。アイメイクや洗顔は翌日からするようにしてください。また、ダウンタイム症状を長引かせないために、術後1週間は激しい運動や飲酒、喫煙、入浴は控える必要があります。これらを行うと血流の関係で、ダウンタイムが悪化してしまう可能性があります。
入浴については、シャワーでサッと浴びる程度であれば問題ありません。体を温めすぎないようにするのが大切です。また、脂肪を注入した箇所を強く圧迫しないように気をつけましょう。
おでこの脂肪注入は、約1~2週間のダウンタイム期間を乗り越えれば、長期的に美しいおでこが保てるのがメリットです。
施術直後から、筋肉痛のような痛みや内出血、腫れの症状が出ます。
内出血の見た目が気になる場合も、メイクで隠せるほどの軽さです。
術後3日目には、腫れのピークを迎えます。
痛みは早ければ3日ほどで治まります。
術後1週間が経つと、腫れや痛みが治まります。
内出血は紫っぽい色から黄色に変化し、およそ10日〜2週間ほどで治るケースが多いです。
また、術後2週間の時点では、脂肪を吸引した箇所に拘縮(こうしゅく)という皮膚が固くなる症状が現れます。
術後1ヶ月ほど経つと、拘縮(こうしゅく)で固くなった皮膚が柔らかくなり、馴染んでくるのでご安心ください。
おでこの形を整える施術は、脂肪注入だけでなくヒアルロン酸注入もあります。
ここでは、脂肪注入とヒアルロン酸注入の違いを比較しながら解説するので、自分に合う施術で理想のおでこを手に入れてください。
ダウンタイム | 完成目安 | 持続期間 | |
脂肪注入 | 1~2週間 | 約1ヶ月 | 脂肪が定着すれば半永久的 |
ヒアルロン酸 | 約2日 | 約1週間 | 約半年〜1年 |
脂肪注入とヒアルロン酸注入は、どちらも丸みのあるおでこが作れる施術です。ただし、脂肪注入はおでこの丸みに加え、ハリと艶までが手に入れられます。この点がヒアルロン酸注入との効果の違いです。
また、ダウンタイム期間は、脂肪注入が1〜2週間であるのに対し、ヒアルロン酸注入は約2日です。ヒアルロン酸注入は脂肪注入のように脂肪を採取する必要がなく、注射器でヒアルロン酸を入れるだけなので、ダウンタイムがかなり短いです。
ただし、持続期間で見ると、脂肪注入で定着した部分には半永久的な効果があるのに対し、ヒアルロン酸注入は約半年〜1年しか持続しません。そのため、ヒアルロン酸注入でおでこを整えた場合は、その状態を保つために定期的に施術を受ける必要があります。
したがって、ダウンタイムは長くても長期的な持続効果がほしいと考えている方は、脂肪注入がおすすめです。反対に、長期的な効果よりもダウンタイムを短くしたい方にはヒアルロン酸注入が向いています。
当院では、脂肪注入とヒアルロン酸注入のどちらの施術も取り扱っています。そのため、どちらの施術が自分に合っているか迷ってしまう方は、まずはお気軽にご相談ください。
おでこの脂肪注入の技術は進化しており、現在はいくつかの方法があります。
ここでは、脂肪注入にはどのような方法があるかを詳しく解説するので、脂肪注入を受ける際の参考にしてみてください。
通常の脂肪注入とコンデンスリッチ法の脂肪注入の違いは、採取した脂肪をそのまま使うかどうかです。
通常の脂肪注入では、採取して麻酔液のみを取り除いた脂肪をそのまま対象部位に入れます。それに対し、コンデンスリッチ法の脂肪注入では、採取した脂肪を遠心分離機にかけ、麻酔液や死活・老化細胞などの不純物を取り除きます。これにより、質の高い脂肪のみをおでこに入れることが可能です。
質の高い健全な脂肪を使うと、注入後の定着率アップや、しこりになるリスクが減らせるのでメリットです。そのため、コンデンスリッチ法による脂肪注入では、より安全に長期的な効果のある施術が行えます。
当院では、コンデンスリッチ法による脂肪注入を行っておりますので、長期的な持続効果と安全性の高い施術を求めている方におすすめです。
当院では、マイクロナノファットを使った脂肪注入も行っています。マイクロナノファットとは、コンデンスリッチ法で不純物を取り除いた脂肪を、さらにフィルターにかけて小さくした脂肪です。
マイクロナノファットは、従来の脂肪注入で問題とされている、しこりのリスクを最小限に抑えられるのが魅力です。ただし、脂肪のサイズが小さいため、小じわの改善や表層の細かい凹みを整えるイメージで使われます。
また、マイクロナノファットは滑らかな脂肪なので、上手く活用するとより自然で美しい仕上がりが期待できます。通常の脂肪に比べて純度が高い分、より多くの脂肪の定着が見込めるため、長期的な効果があるのも大きなメリットです。
ここでは、おでこの脂肪注入で失敗するケースについて解説します。
思わぬ失敗を避けるには、技術力の高い医師のもとで脂肪注入を受けることがなによりも重要です。
おでこの脂肪注入をしたあとに、思うような効果が得られない失敗ケースがあります。原因は、脂肪の注入量が適切ではなかったことです。
脂肪注入では、注入する脂肪の量が多くても少なくても、思うような結果に繋がりません。量が多すぎると、注入した脂肪に酸素が十分に行き渡らず、脂肪が壊死し体内に吸収されてしまいます。体に吸収される分には問題がありませんが、場合によっては、しこりになる可能性があるので注意が必要です。
このような失敗は、技術力の高い医師に適切な脂肪量を見極めてもらうことで避けられます。注入した脂肪はすべて定着するわけではないので、それを考えて注入量を決めてもらうことが重要です。
当院では、脂肪の定着率を考えながら、患者様に必要な脂肪量を決めるため、イメージ通りの仕上がりを目指すことが可能です。
おでこにしこりができてしまう失敗ケースもあります。これは、脂肪の注入量と注入方法が適切ではないことと、脂肪の質が悪いことが原因です。
必要以上の脂肪をおでこに入れると、脂肪に酸素が行き渡らなくなり脂肪細胞が壊死します。その結果、体内に吸収されてしまったりそのまましこりになってしまったりする可能性があります。
また、注入方法も重要です。1箇所に塊で脂肪を入れてしまうと、しこりのあるボコボコな仕上がりになる可能性があります。
しこりを回避するには、技術力の高い医師に注入量を見極めてもらい、良質な脂肪を細かく丁寧に注入してもらう必要があります。
当院では、コンデンスリッチ法やマイクロナノファットで抽出した、質の高い脂肪を使い、しこりのリスクを下げることが可能です。また、患者様1人ひとりのおでこを見ながら脂肪の量を決め、細かく丁寧に施術を行うので、安心してお任せください。
脂肪の入れすぎで、おでこがパンパンになってしまう失敗ケースもあります。原因は脂肪量を考えずただ単に脂肪を注入してしまい、脂肪の定着率が思っていたよりも高くなってしまったことです。
このような失敗は、施術前にしっかりと注入量を決めることで避けられます。脂肪注入でおでこに入れた脂肪はすべてが定着するわけではないので、それを踏まえて注入量を考えることが重要です。
当院では、施術以上に時間をかけてカウンセリングを行い、患者様に合う注入量を見極めるのでご安心ください。患者様1人ひとりのおでこの脂肪量や脂肪の付き方、骨格などを確認し、デザインを決めてから施術を行います。
ここまで、おでこの脂肪注入のダウンタイムの経過やヒアルロン酸注入との比較について解説しました。
おでこの脂肪注入では、脂肪を採取した箇所と注入した箇所にダウンタイムがあります。ダウンタイム期間は約1〜2週間で、痛みや内出血、腫れなどの症状が出ますが、比較的軽く済みます。お仕事や学校がある方は、腫れがピークを迎える3日ほどはお休みを取ると安心です。
また、おでこの脂肪注入はヒアルロン酸注入と比べて、ダウンタイムは長いものの、定着した部分は半永久的な効果が期待できるのが大きなメリットです。
当院では、脂肪注入の実績豊富な医師が、患者様のイメージする理想の仕上がりになるように、注入量やバランスを考えながら自然で美しいおでこに仕上げます。なるべく少ないダウンタイムで、おでこの形を整えたいと考えている方は、当院の無料カウンセリングでご相談ください。