二重手術には様々な種類があり、迷われる方も多いのではないでしょう。二重手術には大きく分けて「埋没法」と「切開法」の2つがありますが、この「埋没法」にもいくつか種類があるのをご存知ですか?
それぞれ留める箇所や留め方が異なり、メリット・デメリットがありますので、自身のまぶたの状況や、生活リズム、予算などを鑑みて決めるのが良いでしょう。
この記事では、埋没法の種類とそれぞれの特徴、メリット・デメリットなどについて解説します。ぜひこの記事を参考に、自身に適した施術を選んでみてください。
目次
二重整形の中でも埋没法は手軽にできる施術ですが、その施術方法は非常に多くあります。
埋没法とは、まぶたを切ることなくまぶたに細い糸を埋め込み、二重を作る施術です。そして、その糸を留める箇所は2種類、さらに糸を留める箇所は7種類あります。
それぞれの特徴を理解することで、自身に適した方法を選択するヒントになるでしょう。ここでは、埋没法の留める箇所・留め方について解説します。
埋没法には糸を留める箇所によって「瞼板法」と「挙筋法」の2種類があります。
「瞼板法」は、瞼板というまぶたのまつ毛側にある軟骨に糸を留める方法で、「挙筋法」はまぶたを開くための眼瞼挙筋という筋肉に糸を留める方法です。
どちらも方法もまぶたの中の組織に糸を留めますが、留める箇所が違いますので当然施術後の二重の形やまぶたへの影響が異なります。
埋没法ではより希望に近い二重を実現するため、糸の留め方を変えています。主に採用されている方法は、以下の通りです。
埋没の留め方の種類としては、「点留め」「線留め」「裏留め」などの種類が一般的です。
理想の二重を作るためには、自分のまぶたの状態に合った方法で提案してくれる医師に依頼するのがよいでしょう。
カウンセリング時に希望を伝えた上で、それをどのように実現するかをしっかりと説明してくれるクリニックを選ぶのがおすすめです。
なお、当院ではご要望に応じて点留め、線留めどちらもご提案可能です。主には線留めの6点固定となる「ラインクロス法」を採用しており、ダウンタイムを最小限に、理想的な二重を実現できます。
患者様のニーズに合わせた施術を提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
詳しくは埋没法ページをご覧ください。
埋没法において糸を留める箇所には「瞼板法」と「挙筋法」があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、その特徴柄、向いている人も異なります。
ここでは、瞼板法と挙筋法それぞれの特徴やメリット・デメリット、その施術がおすすめの人について解説します。
瞼板法とはまぶたの中にある「瞼板」という組織に糸を通して二重を作る方法です。瞼板はまぶたを支える役割を持ちます。
瞼板は硬い組織であるため糸が取れにくく長持ちしますし、筋肉を直接引っ張ることがなく眼瞼下垂になりにくいというメリットがあります。また、施術自体が比較的簡単なことから、短時間で済み、負担が少ないというのもメリットの一つです。
一方で、瞼板に直接糸を通すことから瞼板が変形しやすかったり腫れがでやすかったりとデメリットもあります。
以下に上記を含めたメリット・デメリットについてまとめますので、参考にしてください。
瞼板法は、幅の狭い自然な二重を作りたい人におすすめです。
瞼板はまつ毛の際から8mm程度の大きさなのでそれ以上の幅の広い二重を作るのには向いていません。
また、施術後のまぶたの腫れが少ないため、人目を避けることが難しい方にも適しています。
挙筋法は、まぶたを開く眼瞼挙筋という筋肉に糸を留めることで二重を作ります。
瞼板より眉毛側に位置しているので幅の広い二重を希望している人におすすめです。
また、瞼板法に比べて挙筋法の方が、より構造的に天然の二重構造に近く、自然な食い込みが作れます。
一方、眼瞼挙筋はまぶたを持ち上げる組織であるため、糸を強く縛ると目の開きが悪くなるリスクもあります。
●幅二重幅を広くしたい人
挙筋法は、二重幅を広くしたいという方におすすめです。
瞼板よりも奥の筋肉に糸をかけるため、二重の幅を広くすることができます。「くっきりとした幅の広い二重にしたい」という方の場合は、瞼板法では実現しにくいため、挙筋法がおすすめです。
埋没の糸の留め方には、それぞれメリットとデメリットがあります。
デザインやまぶたの状態に応じて適切な留め方を選択してもらうことが大切です。
ここでは、埋没法の糸の留め方について解説します。
点留めは非常にシンプルで手間がかからず、多くの美容外科で採用されています。施術者による仕上がりの差も出にくいので、安い料金で受けることができるのが特長です。
ただし、二重ラインに対して糸を通す範囲が狭いので線留めに比べると取れやすいデメリットがあります。また、縛るテンションが強いので腫れやすいのも注意です。
点留めは2点、3点、4点と点数を増やすことで取れにくくなります。ですが、その分腫れも大きくなり、抜糸もしづらくなり、1度の施術で多くの糸がまぶたに残ることになります。
スクエア法では、一度横に糸を通して四角形にして糸を留めます。
糸を通す範囲が広くなる分強度が高くなり、点留めの「取れやすい」という弱点を克服しています。
点留めやトライアングル法に比べて難易度がかなり高くなりますが、強度が高い分取れるリスクが少ない上に、自然な二重ラインが実現できる方法です。
線留めは、まぶたを複雑に縫い込むことで二重のラインを作る方法です。点留めのように糸で二重ラインを固定するわけではなく、糸のラインに沿ってラインを作りますので、二重ラインが消えにくく持続力が高いというメリットがあります。
一本の糸を一筆書きのように縫うため、抜糸をする際も1箇所の穴からできます。
また、点留めに比べて縛る強さが緩いので腫れが抑えられます。
ラインクロス法は、二重ラインの全体に糸を通して留めることで二重を作る方法です。点で留めるのではなく、糸を入れることで「線」として二重を作るため、滑らかで自然な二重ラインが実現できます。
固定点が多いため非常に取れにくく、糸を強く結ぶ必要がなく腫れにくいというメリットがあります。
裏留めは糸をまぶたの裏から通し、まぶたの裏で糸を止める方法で、皮膚側に針穴ができないのが特徴です。
皮膚に針が通らないため、施術後ほとんど腫れがなく、負担も少ないというメリットがあります。
また、抜糸も簡単というメリットがあります。表留めよりも施術に技術力を必要とします。
施術名 | 二重埋没法 |
施術内容 | ラインクロス自然癒着法 |
ダウンタイム期間 | 1週間〜2週間 |
施術費用 | 88,000円〜298,000円 |
リスク・副作用 | むくみ、内出血、左右差等が出現する可能性あり |
20代女性の患者様。目つきが鋭いことと、不安定なラインでお悩みとのことで、二重埋没法で改善した症例です。丸みのある二重を希望されていましたので、微調整を重ね、可能な限り理想に近づけるようデザインしました。
ダウンタイム | 持続期間(目安) | |
ラインクロス自然癒着法 | 1週間程度 | 5年程度 |
ナルクリスクエア | 1~2週間程度 | 3~5年程度 |
ナルクリ二重術 | 1~2週間程度 | 3年程度 |
二重手術をするのであれば、できるだけダウンタイムが短く、持続期間が長いのが理想ですよね。
当院では、年間2,000件以上の二重整形の症例を取り扱っており、その中でも特に埋没法を得意としています。
患者様の理想に応えられるよう、技術を磨いてまいりました。「ナルクリ二重術」「ナルクリスクエア」「ラインクロス自然癒着法」の3つの施術方法を用意しています。
カウンセリングにて患者様のご要望をしっかりとヒアリングした上で、最適なプランを提案いたしますのでぜひお気軽にご相談にお越しください。
特に「ラインクロス自然癒着法」は、自然な二重を実現できるだけでなく、非常に腫れにくく取れにくい施術方法になっていますので、二重に妥協したくない方におすすめです。
この施術方法を行っているクリニックは国内では数が少ないため、「ダウンタイムをなるべく短くしたい」「長期間二重を維持したい」という方は、ぜひ当院にご相談ください。
埋没法の留め方 | 料金相場 |
点留め | 50,000円〜150,000円 |
線留め | 150,000円〜300,000円 |
埋没法の施術方法には様々な種類がありますが、大きく分けると「点留め」と「線留め」の2種類です。
点留めは比較的施術が簡単で料金が安く、逆に線留めは施術が難しい分料金も高い傾向があります。
それぞれの特徴や料金について解説します。
点留めはまぶたに何箇所か糸を通して留めることで二重ラインを作る施術です。施術自体は非常にシンプルですので、施術時間が短く、費用もリーズナブルな傾向があります。
一方で、点留めは糸を通す組織が少ないため取れやすいということは理解しておきましょう。
線留めは、線上に糸を通すことでまぶたに二重ラインを形成する施術です。点留めよりも糸の通し方が複雑で、施術も難しいため、その分点留めよりも費用が高い傾向にあります。
しかし、線留めは点で留めるわけではなく線上に通した糸でまぶたにクセをつけるような形で二重を作りますし、糸を通す組織も多いため、二重の持続期間が長いという特徴があります。
それらはあくまで一般的な手法であり、クリニックによっては独自の留め方を採用しているところもあります。
独自の留め方を採用している場合、埋没法に自信があり持続力も一般的な方法より長い場合が多いです。
ただし、施術料金が高い傾向があるため、自身が用意できる予算の範囲で慎重に検討するようにしましょう。
埋没法には様々な種類があるため、どうやって決めたらよいか悩みますよね。どの施術方法にもメリット・デメリットがありますので、自身に最適な方法を選ぶことが重要です。
ここでは、埋没法の種類で迷ったときのチェックポイントについて解説します。
まずは、自身が二重にするうえで重要視するポイントを明確にしておきましょう。例えば、以下のようなポイントです。
「なるべく長期間保ちたい」という場合には線留めタイプの施術が向いていますが、「費用を抑えて二重にしてみたい」という場合には点留めタイプの施術が向いています。
自身でどの施術が適しているかを判断する必要はありません。重要視するポイントを明確にした上でクリニックのカウンセリングを受ければ、クリニックにも要望が伝わりやすく、適切な施術を提案してもらうことが可能です。
点留めのような基本的な施術はほとんどのクリニックが採用しているかと思いますが、どのクリニックも「持続性に特化した施術」「ダウンタイムを最小限に抑える施術」「リーズナブルにできる施術」など、独自の施術を持っているでしょう。
様々な施術方法があるクリニックの方が自分に合った方法を選ぶ事ができます。また、二重手術の仕上がりには、医師の技術料が大きく影響します。料金が極端に安い場合、経験の浅い医師が実績を積むために施術するケースがほとんどです。
そのため、安心して施術を受けるためにも、事前に症例写真をチェックしましょう。料金も大事ですが、どの医師に施術してもらうかを明確にしてからクリニックを選ぶことが大切です。
クリニックのカウンセリングは無料であることがほとんどですので、まずはホームページなどからクリニックを探し、カウンセリングを受けてみるのが良いでしょう。
無料カウンセリングの際に、すぐに施術をすすめてきたり、あまり意見を聞いてもらえないようでは、安心して施術を受けることはできないかと思います。
カウンセリングをしたからといって、必ずしもそのクリニックで施術を受けなければいけないということはありません。
安易に決めるのはなく、いくつかクリニックを回った上で慎重に検討しましょう。
埋没法は種類が多く、どれにするか迷ってしまいますよね。どの施術方法にもメリット・デメリットがあり、どれがいいとは一概には言えません。
大切なのは、理想を叶えるために最適な種類を選ぶことです。二重手術をする上で、何を重要視するかは皆さん異なるかと思います。
クリニックごとに独自の施術を提供していることもありますので、カウンセリングに赴いて自身にとって最適な施術を探しましょう。
詳しくは埋没法ページをご覧ください。