二重整形には埋没法と切開法の2種類があります。どちらも人工的に二重になる仕組みを作っていくのですが、そもそも生まれつき二重の人と一重の人のまぶたにはどんな違いがあるのかについて説明します。
まぶたの断面図です。
眼瞼挙筋というところがまぶたを開ける筋肉で、まぶたを開けると奥に引き込まれます。挙筋腱膜と瞼板は眼瞼挙筋につながっていて、一緒に引き込まれて目が開きます。
生まれつき二重の人というのは挙筋腱膜や瞼板とまぶたの皮膚に図のようなつながりがあります。目が開いて挙筋腱膜や瞼板が引き込まれるとまぶたの皮膚も引き込まれて、折り込みができます。それが二重になります。
逆に、生まれつき一重の人は図のように挙筋腱膜や瞼板とまぶたの皮膚につながりが無いので、目が開いても皮膚に折り込みができません。
つまり、生まれつき一重の人が二重になるためには挙筋腱膜や瞼板とまぶたの皮膚に何らかのつながりを作ってあげることが必要です。
これを糸によって作るのが埋没法、切開して作るのが切開法という事です。