二重整形を検討する際に、埋没法と切開法のどちらを選ぶべきか悩む人もいるでしょう。
二重整形を行う際は、仕上がりの違いやメリット・デメリットなどを理解したうえで施術方法を選ぶのが重要です。
この記事では、埋没法と切開法の見た目や経年劣化、痛みの違い、クリニック選びのポイントについて解説をします。
二重整形の施術方法に迷っている人は、ぜひこの記事を参考に自分にあった方法で理想の目元を手に入れてください。
目次
ここでは、二重整形の種類について解説をします。
施術方法は主に以下の2種類です。
埋没法は、切開せずに医療用の糸で瞼を縫い留めて二重のラインを作る方法です。
瞼を切らないため、切開法よりも瞼の腫れや内出血の程度が低い傾向にあり、一般的に3日〜1週間程度で腫れが目立たなくなります。
また、施術時間も基本的に10分程度とされているため、体への負担も少ない場合がほとんどです。
二重の仕上がりに満足がいかなかった場合はやり直しが行えるのもメリットの1つです。
一方で、瞼を糸で縫い留めるだけの施術であるため、瞼に厚みのある人は向かない可能性があります。
また、切開法と比べて、半永久的に二重を維持できないことがデメリットです。
切開法は、瞼を切開して二重のラインを作る施術方法です。
二重を半永久的に維持できることが切開法の特長です。
さらに、切開を行う際に、まぶたの余分な脂肪や皮膚も除去できるので、瞼に厚みのある人でも食い込みのあるぱっちりした理想の二重にすることが可能です。
施術時間は30〜60分程度で、施術後の腫れや内出血は2〜3週間ほど続きます。
ただし、切開法は、施術を行なうと、やり直しが難しいです。
そのため、事前に医師にしっかりと要望を伝える必要があります。
埋没法の場合、年月が経つと、糸玉が膨らんできてまぶたにポコつきができる可能性があるため注意が必要です。
一方で、切開法の場合は、二重の幅を広くしすぎると違和感のある目元になってしまうためバレてしまう場合があります。
二重整形で後悔しないためには、実際の仕上がりの状態を知ることが重要です。
施術前の瞼の状態と施術後の二重の仕上がりを確認することで、理想の目元を叶えられるのかを判断しやすくなります。
また、施術直後は目元の腫れや内出血が出やすいため、二重整形がバレやすいです。
そのため、施術直後の状態も比較して検討するのがおすすめです。
埋没法は二重幅を広く取りやすいので、食い込みのあるぱっちりとした見た目になります。
また、埋没法は瞼を切らずに二重にできるため、メスを入れることに抵抗がある方でも手軽に受けられるという特長があります。
さらに、医療用の糸を使用して瞼を縫い留めている施術になるため、二重の食い込みは浅くなりやすい仕上がりになります。
仕上がりのイメージが違った場合、やり直しができることもメリットです。
埋没法のダウンタイム期間は短いため、学校や仕事を長期間休みづらいという人にもおすすめです。
また、周りに二重整形をしたことがバレてしまうリスクを最小限に減らすことができます。
埋没法は、まずは、お試しで二重整形をしてみたいなど、初めて二重整形を受ける人に選ばれています。
詳しくは埋没法ページをご覧ください。
切開法は、瞼を切開するため、食い込みのあるぱっちりとした見た目になります。
また、切開時に瞼の脂肪を取り除くことができ、腫れぼったい目を解消できる特長もあります。
瞼が厚い人は埋没法での施術が難しいため、切開法の方が適している場合があります。
ただし、埋没法と比べて、二重幅が広くしづらいという懸念点もあります。
また、ダウンタイムは長く、学校や仕事を長期間休む必要があります。
腫れが引くまでに1カ月程かかり、完全に二重が完成するまでは半年~1年かかります。
さらに、仕上がりのイメージが違った場合でもやり直しが難しいです。
切開法をご希望の場合は、医師にしっかり相談してから検討しましょう。
詳しくは切開法ページをご覧ください。
埋没法と切開法のどちらが理想の見た目に近づけるかは、希望する二重幅やまぶたの状態によって判断されます。そこで、まずは埋没法と切開法のそれぞれの特長を知ることが大切です。
そして、自分の理想の見た目に近づける施術方法を選びましょう。
埋没法と切開法の特長は以下の通りです。
●埋没法は希望のデザインと違った場合にやり直しができる
●切開法は食い込みのあるぱっちり二重になるが修正が難しい
また、二重整形を検討されている方は、メリットとデメリットも合わせて把握するようにしましょう。
瞼に医療用の糸を縫い留めて二重を作る方法であるため、希望のデザインと異なった場合は、糸を外してやり直しが可能です。また、抜糸を行えば、元の瞼に戻すこともできます。
そのほかの埋没法のメリットは以下の通りです。
●施術後のダウンタイムの期間が短い
●切開法と比べて施術費用が安い
埋没法では切開を伴わないため、ダウンタイムと呼ばれる腫れや内出血の続く期間が切開法と比べて短い傾向にあります。
また、費用も30,000〜200,000円程度とされているため、切開法よりも安い場合がほとんどです。
しかし、埋没法は糸で縫い留めているだけの施術です。
そのため、加齢や目元への刺激によって糸が外れたり緩んだりしてしまうと二重が持続しない可能性があります。
切開法では、食い込みのあるぱっちり二重に仕上がります。
また、まぶたの余分な皮膚や脂肪を除去することもできるため、腫れぼったい目を解消することもできます。
ただし、切開してしまっているため、施術後は修正が難しいです。
また、切開法で広い幅の二重を作ってしまうと、不自然な見た目になりやすいです。
そのため、幅の広い二重を希望の人は、埋没法をおすすめします。
カウンセリング時には、医師にしっかりと希望のデザインを伝えましょう。
そのほかの切開法のデメリットは以下のとおりです。
瞼を切開する必要があるため、ダウンタイムの期間は、一般的に2〜3週間かかります。
さらに、費用もは200,000〜400,000円程度とされているため、埋没法よりも高くなる場合がほとんどです。
初めて二重整形を受ける方は、まずは二重幅の修正が簡単にできる埋没法をおすすめします。
また、埋没法は、施術後、仕事や日常生活に支障が出にくいため、お試しで二重整形をしてみたい方に選ばれています。医師としっかり相談のうえ、施術に臨みましょう。
初めて施術を受ける人は、緊張して体に力が入ってしまいがちかと思われます。
二重の施術中に力を入れてしまうと、腫れたり、内出血したりしてしまうリスクが考えられます。
さらに、施術時間も長引いてしまう可能性があります。
二重整形の施術を受ける際は、力を抜いてリラックスして施術を受けましょう。
そして、どうしても不安や緊張してしまう人は、不安や恐怖を和らげる笑気麻酔を希望できるクリニックを選ぶことも選択肢の1つです。
ここでは、埋没法と切開法の違いについて解説します。
それぞれの施術方法の違いは主に以下の表の通りです。
施術名 | 埋没法 | 切開法 |
ダウンタイム期間 | 3日〜1週間程度 | 1~3ヶ月 |
施術料金 | 30,000〜200,000円程度 | 200,000〜400,000円程度 |
完成目安の期間 | 1〜3ヶ月 | 半年〜1年 |
二重の持続期間 | 3〜5年 | 半永久的に持続 |
やり直しの可否 | やり直し可 | やり直し不可 |
埋没法の場合、瞼の切開を行ないため、一般的にダウンタイムや仕上がりまでの期間が切開法よりも短く、費用も安い傾向にあります。
また、二重の仕上がりに満足がいかなかった際にやり直しができるのも特徴です。
一方、切開法の場合、瞼を切開して二重を作るため半永久的に二重の持続が可能です。
しかし、瞼の切開を行うため、仕上がりに納得ができない場合でも、修正が難しい場合があります。
さらに、ダウンタイムや仕上がりまでの期間は埋没法よりも長く、費用も高くなる場合がほとんどです。
埋没法がおすすめな人は主に以下の通りです。
埋没法は、糸で縫い留めるだけの施術であるため、瞼の切開に抵抗がある人におすすめです。
また、ダウンタイム期間が短いと周囲にバレる可能性も低くなります。
さらに、切開法よりも費用は安くなる場合がほとんどです。
切開法がおすすめな人は主に以下の通りです。
切開法は、瞼を切開する方法であるため、二重を半永久的に持続できるとされており、食い込みのあるぱっちりした二重に仕上げられる傾向にあります。
また、埋没法は基本的に瞼に厚みがある人は不向きとされていますが、切開法なら施術が行える場合が多いため、埋没法を断念した人にもおすすめできます。
一般的に、埋没法の保証期間は1〜5年程度、切開法では1年以内の保証がされています。
埋没法は、持続期間が3〜5年程度といわれているため、短い期間で二重が元に戻ってしまった際に適応される場合がほとんどです。
そのほかにも、以下の場合に保証が適応される可能性があります。
一方で、切開法の場合、二重が安定してからでは元に戻る可能性は低いです。
しかし、左右差ができてしまったなどの、万が一の場合に備えて、1年以内の保証が適用されることが多いです。
保証内容や期間はクリニックによっても異なるため、施術を受ける前に必ず医師に確認をしましょう。
埋没法と切開法のどちらも、経年劣化によって見た目が変わる場合がほとんどです。
特に、埋没法は瞼に糸を縫い留めているだけの施術であるため、持続期間が限られています。
また、加齢による瞼のたるみが出てきた際には、二重のラインが変わってしまうこともあります。
切開法の場合も同様に、加齢による瞼のたるみの影響を受けて二重のラインが変化する可能性があります。
それぞれの施術方法の注意点は以下の通りです。
埋没法は、一般的に3〜5年程度の期間、二重が持続するケースがほとんどです。
瞼を縫い留めている糸が緩んだり外れたりする主な原因は以下の通りです。
クレンジングやアレルギーによるかゆみなどで目元を強く擦ってしまうと糸が緩んだり外れたりする可能性があります。また、加齢により瞼がたるんだ場合も同様です。
瞼の筋肉は、鍛えることができないため、長期的に二重を維持したい場合は、切開法の検討も必要です。
施術の際の糸の留め方がゆるい場合、目元への軽い刺激でも糸が外れることがあります。
これは医師の技術による問題であるため、施術を受ける前に医師の実績や経験をしっかり確認しましょう。
万が一、糸が緩んだりりした場合、そのままにしていても特に問題はありませんが、何か症状がある場合は医師に相談してください。
切開法は、老化によって瞼が垂れてしまい、その結果、二重のラインが変化する場合がほとんどです。
ただし、瞼を切開しているため、埋没法よりも変化は少ないです。
しかし、切開法の場合、二重のラインが変化してもやり直しが難しいため注意が必要です。
特に、幅の広い二重の場合、瞼がたるんでしまうと不自然な目元になってしまう可能性があります。
切開法の施術を行う際は、医師と仕上がりや経過についてしっかりと相談しましょう。
埋没法も切開法も施術中は、麻酔を使用するため痛みを感じない場合がほとんどです。
また、施術後も基本的に処方された痛み止めを服用すれば問題なく過ごせます。
痛みの違いは主に以下の通りです。
埋没法は、医療用の糸で縫い留めているだけの施術になり、痛みを感じないことが多いです。
また、施術後も痛みを感じずに過ごされる方が多いです。
ただし、施術してから2日程度、重たい痛みを感じる方もいらっしゃいます。
どうしても痛みが気になる人は、保冷剤で患部を冷やしたり痛み止めを服用したりしましょう。
また、万が一、痛み止めを服用しても痛みが治まらない場合は、医師に相談してください。
切開法は、施術から2〜3時間が経つと麻酔が切れて、じんじんとする痛みを感じる場合がほとんどです。
施術後は痛み止めが処方されますので、安静にして過ごしましょう。
また、切開法は瞼を切開するため、傷が深く、ダウンタイム期間も1カ月程度と長いです。
ダウンタイム中は、痛みだけでなく、不安も感じやすいです。
時間が経つにつれて少しずつ症状が良くなってきますので、ご安心ください。
ここでは、二重整形の施術の流れについて解説をします。
具体的な流れを知ることで安心して施術に臨めるでしょう。
施術の流れは主に以下のとおりです。
記入した問診票を元に、現在の瞼の悩みや希望する二重のデザインについてヒアリングを行います。
瞼の状態や目元の形を確認し、不自然にならない希望に沿った二重のデザインにするのが重要です。
希望するデザインの症例写真や理想の二重の写真などを持参すると、医師にイメージを伝えやすいため、事前に準備しておくことをおすすめします。
そして、施術や仕上がりに対する疑問点や不安点があれば、医師に確認しましょう。
医師の診察を受けたら施術プランを決定します。
施術プランは、目元の状態や希望する二重のデザインによっては、自分の希望するプランと異なる場合もあるため注意が必要です。
例えば、以下の場合は、切開法を希望していても埋没法を勧められる可能性もあります。
当クリニックでは、手軽に受けられて二重を維持するために、埋没法で永年保証がついている施術もご提案しております。
痛みが苦手な方や長い休みが取れない方でも、ぜひお気軽にご相談ください。
施術プランに問題がなければ料金の支払いを行います。
主な支払い方法は以下のとおりです。
支払い方法はクリニックによって異なるため、あらかじめ確認しましょう。
施術はノーメイクで受けなければならないため、施術箇所周辺のクレンジングと洗顔が必要です。
完全個室のパウダールームを使用できるため、他の患者と顔を合わせる心配はありません。
希望する二重のデザインと実際の仕上がりに差が出ないようにするためには、入念なシミュレーションが欠かせません。
専用の医療器具を用いて、瞼を押さえながら予定している二重のラインを作成し、二重の幅を決定します。
シミュレーションで二重の幅が決まったら、決定したラインに沿ってマーキングを行います。
施術の元になる印であるため、正確にマーキングするのが重要です。
施術を行なう際には、局所麻酔を使用して、施術の痛みを抑えるようにします。
当クリニックでは、ご不安な人向けに笑気麻酔を追加することも可能です。
それぞれの施術方法で必要な時間は主に以下の通りです。
一般的に、切開法は瞼を切開するため、施術時間が長い傾向にあります。
また、施術中は、体の力を抜いてリラックスして受けましょう。
施術が完了したら仕上がりを医師と確認します。
施術が完了したら痛み止めを処方して、術後の注意点やダウンタイムの過ごし方などについて説明します。
施術後に注意してほしいことがありますので、しっかりと聞きましょう。
施術後のご説明が終わりましたら、そのまま帰宅できます。
ここでは、理想の二重にするためのクリニック選びのポイントについて解説をします。
選び方のポイントを押さえて、理想の目元を手に入れましょう。
クリニック選びのポイントは主に以下の通りです。
二重整形の仕上がりは医師の腕によって左右される場合が多いため、施術経験の多い実績豊富なクリニックを選ぶのが重要です。
クリニックの開院年数だけでなく、担当医師の実績が豊富なのかも確認する必要があります。
実績が多いかどうかは以下の方法で調べることが可能です。
施術経験や実績が多ければ、経験から自分にあった施術方法の提案を受けられます。
また、実績が豊富なクリニックの場合、万が一のトラブルにも迅速に対応してくれる傾向にあるため、安心して施術に臨めるでしょう。
実際の二重の仕上がりを確認するには、口コミや症例写真を参考にするのもおすすめです。
自分のイメージに近い仕上がりの症例写真があれば、理想の目元を手に入れられる可能性も高くなります。
また、実際に施術を受けた人の口コミから、実際のカウンセリングの様子や施術の対応などを知ることができます。クリニックの信頼性を判断するためにも口コミを確認しましょう。
理想の二重に仕上げるためには、丁寧なヒアリングが欠かせません。
希望する二重のデザインや現在の悩みなどから、的確なアドバイスをくれる医師を選ぶと良いでしょう。
また、実績や経験が豊富な医師であっても自分と相性が合わない可能性もあります。
話をきちんと聞いてくれなかったり、説明が曖昧であったりすると安心して施術に臨めないでしょう。
理想の二重に仕上げるためには、複数のクリニックで無料のカウンセリングを受けて、医師との相性や施術の説明などを比較し、安心して施術を任せられる医師を探すのがおすすめです。
ここまで、埋没法と切開法の違いやクリニックの選び方について解説をしました。
埋没法は、瞼を医療用の糸で縫い留める施術であるため、切開に抵抗がある人やダウンタイムを短くしたい人におすすめです。
さらに、切開を伴わないため、切開法と比べてダウンタイム期間が短く、費用も安い傾向にあります。
一方、切開法は、瞼を切開して二重のラインを作るため、瞼に厚みがある人や食い込みのあるぱっちりとした二重を希望する人におすすめです。
どちらの施術方法も経年劣化で変化する傾向にありますが、切開法の方が変化は少ないとされています。
また、埋没法は二重整形のやり直しができるメリットもあります。
埋没法か切開法で迷う人は、二重専門のクリニックで無料カウンセリングを受けるのをおすすめします。
ぜひ、この記事を参考に、自分にあった施術方法で理想の目元を手に入れてください。