二重整形を行う際、失敗してしまったらと不安に感じる人は多いです。この記事では、二重整形が成功しやすい人や成功しづらい人の特徴、よくある失敗例について解説します。
これから二重整形を考えている人だけではなく、施術後の仕上がりにお悩みの人にもおすすめです。ぜひこの記事を参考に、二重整形に臨んでください。
目次
ここでは、二重整形が成功しやすい人の特徴について解説をします。理想の目元を作るうえで、自分が施術に成功しやすいタイプなのか気になる人は、以下の項目に当てはまっているか確認しましょう。二重整形が成功しやすい人の特徴は以下の通りです。
まぶたに厚みがない人の場合、埋没法による二重の効果を持続させやすい傾向にあります。
理由として、埋没法はまぶたを糸で留めて二重を作るため、まぶたの厚みがないと糸の負担を減らせるからです。
一方で、まぶたに厚みがある人の場合は、糸がまぶたを支えきれず理想の二重を作れない可能性があるため、切開法による施術をおすすめします。
切開法は、まぶたを切って二重を作るため、まぶたに厚みがある人でも施術が可能です。まぶたに厚みがある人で埋没法を行いたい場合は、強度を上げるために留める糸の数を増やしたり、まぶたの脂肪を除去したりすれば効果を得られる可能性が高まります。
また、まぶたの厚みでお悩みの人でも施術には影響がない場合もあるため、一度医師に相談してみましょう。
まぶたがたるんでいない人は、理想的な二重の幅を作りやすい傾向にあります。まぶたのたるみが強いと、埋没法を行なう際に高い位置で二重を固定しなければならないため、手術からしばらく経つと元に戻ってしまう可能性もあります。そのため、まぶたのたるみが強い人は、以下の施術がおすすめです。
●まぶたの皮膚を切開し、二重の幅に合わせて余分な皮膚を切除する「上眼瞼切開術」
●眉毛下の皮膚を切開してまぶたのたるみを治療する「眉毛下切開術」
また、眼瞼下垂の症状がある場合は、「眼瞼下垂(目つき矯正)」が必要になるケースもあります。
医師の技術不足や二重の幅が合わなかったなどが原因で1回程度のやり直しは問題ない場合がほとんどです。しかし、埋没法などの施術を複数回行なっている場合、前回の施術の糸が残ってしまい、二重の幅やラインのクセが残ったり、皮膚に異物感が残ったりする可能性があります。
とくに、2回以上糸が取れている場合は埋没法に向かないまぶたである可能性も考えられるため、埋没法以外の施術方法の検討もおすすめします。
蒙古ひだとは、目頭にある上まぶたが覆い被さっている部分です。蒙古ひだが少ない人は、目頭から目尻までのはっきりとした平行二重が自然に仕上がりやすい傾向にあります。
蒙古ひだが発達している人は、二重の幅を広くする必要があるため、不自然な仕上がりになりやすく、埋没法の糸が取れやすいです。
そのため、蒙古ひだが発達している場合、埋没法ではなく「目頭切開術」を行う人もいます。蒙古ひだを切開した後に、埋没法で施術を行なえば自然な二重が作りやすいです。
まぶた炎症が起きている人の場合、施術後すぐの状態と、施術による炎症が落ち着いたあとの状態で仕上がりに差が出てしまう可能性があります。
また、まぶたがダメージによって皮膚がたるんでしまっている場合は、埋没法を行なっても眠そうな目元になってしまう傾向にあります。まぶたがダメージを受ける原因は主に以下のとおりです。
●アイテープや二重のりが原因の炎症
●アイプチなどの長期使用によるまぶたのたるみ
炎症がある人は、施術が可能なのかを含めて一度医師に相談しましょう。
ここでは、二重整形で成功しづらい人の特徴について解説をします。
どのような人が失敗してしまうのか、気になる人も多いのではないでしょうか。二重整形が成功しづらい人は、主に以下の特徴があります。
●二重幅を広げすぎてしまう
●施術後に安静しない
●医師と意思疎通がとれていない
二重幅を広げすぎると、元の顔とのバランスが取れずに違和感が出る可能性が高くなります。また、二重幅にこだわり施術を繰り返してしまう人は、まぶたに傷が残り二重のラインが崩れやすい傾向にあります。
そのため手術前の医師とのカウンセリングでは、自分の理想としている二重幅と、目や顔全体とバランスの取れた二重幅はどのくらいなのか確認が必要です。二重幅を無理に広げようとすると、かえって不自然な二重になるため、医師とよく相談して決めましょう。
基本的に施術後は、目が腫れてしまったり内出血を起こしたりする傾向にあります。そのため、施術が終わったあとは医師の指示にしたがって安静に過ごしましょう。施術後の注意を守らなければ目が炎症を起こしたり、目の腫れが治りにくくなったりする可能性があります。
また、安静の指示が出ている際に、激しい運動をしたり、目をこすったりするとまぶたが閉じにくくなるなど日常生活に支障が出る恐れもあるため注意が必要です。施術後は必ず医師の注意や指示に従うようにしましょう。
施術前のカウンセリングの際に、医師に希望する目元について明確に伝えられないと、自分の理想と実際の仕上がりにギャップが出て満足いく仕上がりにならない可能性があります。
そのため、理想とする目元の写真や過去の症例写真などを用意すると良いでしょう。また、もともとの目の状態によっては、施術をしても左右差が治らない可能性もあります。その際には、カウンセリングで医師としっかりコミュニケーションを取って、納得のいくデザインを決めるのが重要です。
ここでは、二重整形でよくある失敗例について解説します。よくある二重整形の失敗例は以下の通りです。
●左右のバランスが悪い
●まぶたが腫れる
●希望していた二重幅でない
●目に違和感がある
基本的に施術後すぐは、まぶたの腫れや内出血が起きる可能性が高いため、左右のバランスがとれないケースが多いです。
しかし、施術からしばらく経っても左右のバランスがとれないことがあります。この場合、カウンセリングの際に医師とのコミュニケーション不足や、医師の技術不足が原因の可能性が考えられます。
埋没法であれば、1週間〜1ヶ月で完成します。
半年以上が経過しても左右のバランスが悪い人は、一度留めた糸を抜糸して、改めて埋没法を行なうのをおすすめします。
切開法では、腫れが引くまでに約2〜3週間ほど、二重が定着し完成するまでは半年から1年ほどかかります。また、切開法は修正が難しくなることも頭に入れておきましょう。
まぶたの腫れが現れる人は珍しくないですが、腫れ方には個人差があります。
また、まぶたの腫れは、二重の幅を広くするほど長引く傾向にあるため注意が必要です。
平均的な二重幅の場合、強い腫れは早い人で施術後3日程度、遅い人だと1ヶ月程度続くといわれています。
手術前に、平均10日程度は腫れが続くと想定し、安静に過ごせる期間を確保しましょう。
手術後の腫れをなるべく抑えたい人は、二重の幅を広くし過ぎないようにするのがおすすめです。
二重の幅が広すぎたり、狭すぎたりと希望していたような仕上がりでないケースもあります。これは、施術前のカウンセリングの際に、医師に希望する二重の幅が上手く伝わっていなかったことが原因と考えられます。
しかし、埋没法で施術を行なった場合、まぶたの形が完成するまでに早い人で1ヶ月程度、遅い人で5ヶ月程度はかかるため、手術直後の様子で判断するのは時期尚早です。半年程度経っても改善が見られなかった場合は、再度埋没法を受けられる可能性もあります。
埋没法をやり直す際は、最初の糸はすべて抜いてから改めて埋没法を行なうのがおすすめです。また、切開法の場合は腫れが引くまでに約2〜3週間、まぶたの形が完成するまでには半年〜1年ほどかかります。
そのため、傷跡が目立たなくなるまでの1ヶ月程度は様子をみてください。また、切開法は埋没法とは異なり、やり直しが難しいため注意が必要です。切開法での施術を行なう場合は、理想の目元の写真や過去の症例写真などを用意して、仕上がりに後悔がないようにしましょう。
施術後に最も注意すべき症状は目の違和感です。通常埋没法を行なってから1週間程度は、目の奥の痛みやゴロゴロする感じ、引っ張られる感じなどが続きますが、基本的に時間の経過とともに改善します。
しかし、なかには1ヶ月以上が経っても目の違和感が改善されないケースもあります。原因として、留めた糸がまぶたの裏に飛び出して眼球を傷つけてしまっている可能性があるため、その場合は抜糸が必要です。また、埋没法を実施してから5年、10年後に目の違和感が現れるケースもあります。その際も、糸が飛び出しているのが原因ならば抜糸によって解決できるでしょう。
ですが、埋没法によってまぶたの裏の粘膜がデコボコとしてしまっている場合は、最悪のケースとして抜糸をしても治らない可能性があるため注意が必要です。
また、切開法で広範囲の皮膚を切除した場合、眼精疲労を起こしめまいや吐き気などを併発する可能性があります。目に違和感を感じた際は、我慢せず医師に相談しましょう。
ここまで、二重整形が成功しやすい人の特徴と成功するための注意点について解説しました。一般的に二重整形は、まぶたが厚くない人やたるみのない人、二重整形の経験がない人などが成功しやすい傾向にあります。
また、二重の幅を広くし過ぎたり、施術後に安静にしていなかったりすると失敗の原因にもつながるため注意が必要です。
失敗した場合でも埋没法であれば、再度施術を行えるため、満足のいく仕上がりにならなかった場合は、一度医師に相談してみるのをおすすめします。
これから二重整形を考えている人や、施術後の仕上がりにお悩みの人は、ぜひこの記事を参考に、後悔のない二重整形に臨んでください。