ほうれい線のヒアルロン酸を考えている方の中には、値段相場が気になる方もいらっしゃるかと思います。ほうれい線ヒアルロン酸の値段相場は約4万円です。しかし、ヒアルロン酸の種類や注入量、追加料金などの理由により、クリニックごとに値段が異なります。
本記事では、ヒアルロン酸の種類別の値段相場や注入量の目安、少しでも安く施術を受ける方法を解説します。ほうれい線ヒアルロン酸の値段相場が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ほうれい線のヒアルロン酸の値段が違うのは、ヒアルロン酸の種類や注入量、クリニックごとの値段、追加料金が異なるためです。
ヒアルロン酸はさまざまなメーカーで販売されており、いくつか種類があります。製造方法によって、硬さや持続期間、安心・安全性などヒアルロン酸の特徴が変わります。
また、ヒアルロン酸は、1本あたり(1cc)いくらと値段設定されていることが多く、注入量も値段に違いが出る理由です。そのほか、ヒアルロン酸は保険適用外の自由診療であり、自由に値段設定ができるため、クリニックごとに値段が変わります。
クリニックの中には、施術料金以外にも追加料金がかかることもあります。
ヒアルロン酸の種類 | ヒアルロン酸の製品名 | 詳細 |
ジュビダームビスタシリーズ | ・ボラックスXC
・ボリューマXC ・ボリフトXC ・ボルベラXC ・ボライトXC |
・厚生労働省が唯一認可している種類
・品質が高く持続期間が長い |
その他 | ・ダイヤモンドフィール
・ニューラミス ・スタイレージ ・テオシアル |
・韓国やアメリカで認可されている
・費用が安く受けやすい |
ほうれい線に注入するヒアルロン酸は、メーカーから販売されているもので、種類ごとに特徴があります。
ジュビダームビスタシリーズというメーカーで、ほうれい線に使用するヒアルロン酸の種類は、主に5種類あります。
ジュビダームビスタシリーズは、厚生労働省が唯一認可しているもので、品質が高く持続期間が長いのが特徴です。5種類の中でも、硬さや適応部位、持続期間、料金などに違いがあります。
その他に分類されている、ダイヤモンドフィール、ニューラミス、スタイレージ、テオシアルの4種類は、韓国やアメリカで認可されています。費用が安くて受けやすいため、はじめての方でもほうれい線ヒアルロン酸に挑戦しやすいでしょう。
ほうれい線治療で主流のヒアルロン酸は、アラガン社のジュビダームビスタシリーズです。日本国内ではじめて厚生労働省の認可を受けたもので、安全性が高く、持続性の高い自然な仕上がりが期待できます。
高分子と低分子の、大きさの違うヒアルロン酸が結びついているのが特徴です。
これにより、皮膚に注入したあと、ヒアルロン酸が効率的かつ隙間なく密接に強く結びつくため、従来のヒアルロン酸よりも1年以上長持ちします。
また、特許技術により、今までのヒアルロン酸よりもやわらかくてなめらかな状態になっているため、注入後に自然な仕上がりが目指せます。さらに、注入と形成がしやすく、従来のヒアルロン酸では難しかった細かいシワにも対応可能です。
ほうれい線にヒアルロン酸を注入することによって、口周りにボリュームを持たせて、若々しい印象を取り戻せます。
「ジュビダームビスタシリーズがおすすめな人」
ジュビダームビスタシリーズは、安全性の高さを重視、より自然な仕上がりにこだわる、1度で長期的な持続効果がほしい人におすすめです。医療用ヒアルロン酸として厚生労働省の認可を受けており、日本人に対する効果や無害であることも確認もされています。
VYCROSS製法のヒアルロン酸 | HYLACROSS製法のヒアルロン酸 |
・ボラックスXC
・ボリューマXC ・ボリフトXC ・ボルベラXC ・ボライトXC |
・ウルトラXC
・ウルトラプラスXC |
同じジュビダームビスタシリーズの中でも、VYCROSS(バイクロス)製法とHYLACROSS(ハイラクロス)製法の2種類があります。
VYCROSS製法は新しい製造法で、ヒアルロン酸の架橋密度が高くなっているため、分解酵素や水分が吸収されにくく、術後に膨らみすぎるリスクを防げます。特に目の下など皮膚の薄い箇所にはバイクロスの方がおすすめです。
さらに、VYCROSS製法の方が高分子と低分子の大きさの違うヒアルロン酸が結びついているため、持続期間も優れています。
一方で、ジュビダームビスタシリーズよりも費用を抑えたいと考えている人は、「ダイヤモンドフィール」というヒアルロン酸がおすすめです。
値段相場は、1㏄9,980円で、持続効果は約1~6ヶ月です。大手化粧品メーカーの資生堂が提供しているヒアルロン酸で、日本製の原料を使用しているので、安全性が高いのが魅力です。
ほうれい線ヒアルロン酸の注入量は、患者様のほうれい線の深さや範囲、ご希望の仕上がりによって変わります。ここでは、ほうれい線への注入量の目安を詳しく解説します。
注入量の目安は、片側0.5ccから1ccです。片側0.5ccのときよりも、片側1cc注入した場合のほうが満足度の高いケースが多いです。そのため、左右両方のほうれい線を治療したいと考えている方は、1㏄~2㏄を目安に値段を考えると、予算の計算がしやすいでしょう。
部位に合う適切な量を注入することによって、お肌にボリュームが生まれ、若々しい印象が作れます。当院では、カウンセリングで患者様のほうれい線の状態を確認し、ご希望を伺ったうえで施術プランをご提案いたします。
患者様のほうれい線の状態によっては、ヒアルロン酸の注入量が多くなるケースがあります。例えば、ほうれい線が深い場合、皮膚の浅い表面的な治療ではなく深い部分にまでヒアルロン酸を注入しなければならないので、量が多くなります。また、ほうれい線が長くなる場合も同様です。
ほうれい線の度合い | ヒアルロン酸の注入量目安 |
薄い人 | 1cc |
普通の人 | 2cc |
やや深い人、ほうれい線が長めの人 | 3cc |
深い人、ほうれい線が長い人 | 4cc |
ほうれい線の薄さや長さによって、ヒアルロン酸の注入量の目安が変わります。薄い人であれば1cc、深さや長さのある人は4ccが目安です。
ほうれい線が深いと、セルフケアでの改善が難しいので、早めに美容整形を受けるのがおすすめです。ほうれい線を放置すると、どんどん皮膚の折れ癖が深くなってしまい、見た目年齢を上げてしまいます。
まずは、医師にほうれい線の状態をしっかりと診てもらい、どのくらい改善したいかを医師とよく相談しましょう。
詳しくはほうれい線治療ページをご覧ください。
ここでは、ほうれい線のヒアルロン酸の料金相場について解説します。
料金相場は両側1cc約4万円で、ヒアルロン酸の種類や注入量、追加料金、クリニックによって値段は異なります。
ヒアルロン酸の種類 | 注入量 | 値段の相場 |
ボリフト | 1cc | ¥73,217 |
ジュビダームウルトラ | 1cc | ¥34,800 |
ダイヤモンドフィール | 1cc | ¥9,980 |
ヒアルロン酸の種類別で見た、値段相場です。多くのクリニックでは、ほうれい線のヒアルロン酸の注入量の値段を、1cc単位で提示しています。
例えば、「ボリフト」を注入目安である片側1㏄で受けた場合の値段を考えてみましょう。この場合、片側だけほうれい線を治療すると、73,217円になります。左右両方のほうれい線を治療すると、146,434円になります。
できるだけ費用を抑えたい方は、「ダイヤモンドフィール」を選ぶのがおすすめです。この場合、ほうれい線片側で9,980円、両側で19,960円と安い値段で受けられます。
ただ、「ボリフト」や「ジュビダームウルトラ」は値段が高いものの、持続性が高いです。そのため、1度に払う金額が大きくても、1日の料金に換算すると、比較的安いヒアルロン酸と費用は変わらないと感じる方もいらっしゃいます。
「ボリフト」や「ジュビダームウルトラ」は、持続性の高さのほかにも、自然な仕上がりが期待できます。患者様のご希望通りのデザインにしやすいのが魅力です。
医師の技術料の有無によっても値段が異なる場合があります。技術料のあるクリニックは、技術に自信のある場合が多く、1回1,000円ほどに設定されているケースが多いです。
ただ、クリニックのホームページを見ても技術料が記載されていない場合が多く、値段に含まれているかどうかの判断ができません。この場合は、ヒアルロン酸の値段に技術料が含まれているケースが多いです。
当院では、技術料込みで44,800円からの値段設定になっています。そのため、技術料が入っていないクリニックでは40,000円前後になっていることが多いです。
技術に定評にある人気な医師は技術料を高めに設定していることもあります。そのため、施術効果を優先させたい方は、技術料が入っているかどうかをクリニックに確認しましょう。
施術料金以外にも、追加料金が発生する場合があります。そのため、事前に追加料金についても確認し、総額が予算を上回ってしまわないようにすることが重要です。
具体的には、ホームページに記載されている値段のほか、初診料や再診料、麻酔量、マイクロカニューレ(器具代)の追加料金がかかることがあります。
初診料や再診料は、無料になっているクリニックが多いです。施術料金以外に追加料金がかかる場合は、たとえヒアルロン酸の価格が安くても、割高になってしまう可能性があるので注意しましょう。
ここからは、ほうれい線のヒアルロン酸で、よくある追加料金の内訳を詳しく解説します。
クリニックによって、追加料金の設定に違いがあるので、カウンセリング時にしっかり確認しましょう。
ほうれい線のヒアルロン酸では、基本的には麻酔を使用しませんが、痛みに弱い方は麻酔をオプションで付けることが可能です。
よく使用される麻酔には、麻酔クリームや笑気麻酔、ブロック麻酔があります。麻酔クリームの料金相場は約3,000円で、笑気麻酔は約3,000円から約5,000円、ブロック麻酔は50,000円ほどかかります。
ホームページに記載されている金額には、麻酔代が含まれていないケースがあるので注意が必要です。カウンセリング時に値段に麻酔代が含まれているかを確認しておきましょう。
ヒアルロン酸を入れるときに使用する、マイクロカニューレという針の料金が追加で必要になる場合があります。マイクロカニューレの値段相場は、3,000円ほどです。
マイクロカニューレを使用すると、自然な仕上がりが期待できたり痛みを減らせたりするため、安全第一で施術を行うためには必須です。針先端が尖っていないので、塞栓のリスクも減らせます。
マイクロカニューレは、ヒアルロン酸注入でほぼ必須になるため、値段に含まれているかを事前に確認しておきましょう。当院は、施術料金にマイクロカニューレ代も含まれているので、追加料金が発生することはありません。
ヒアルロン酸注入後の定期診察を無料で行っていない場合、再診時に追加料金がかかります。ヒアルロン酸は通院する必要がない施術です。しかし、もしも施術後に効果が薄れてしまった場合は、もう1度施術を受ける必要が出る場合があります。
ヒアルロン酸はもともと体内にある物質で、施術後に少しずつ体に吸収されます。吸収率には個人差があるため、術後2~3週間後に効果が薄れてしまいます。
定期診察料を無料で行っているクリニックであれば、効果が薄れた際にも追加料金がかからないので安心です。万が一に備えて、定期診察料の費用についても確認しておきましょう。
ヒアルロン酸は、1度の施術で半永久的な効果があるものではなく、いずれ再施術を受ける必要があります。そのため、1回の施術料金だけを見るのではなく、持続期間も含めてヒアルロン酸を選ぶことが大切です。
ヒアルロン酸の持続期間の目安は、半年~1年半ほどです。また、施術後に思うような効果が現れない場合も再施術を受ける必要があります。
事前に再施術にかかる料金や保証期間などを聞き、ヒアルロン酸注入にかかる総額を把握しておきましょう。
ここからは、ほうれい線のヒアルロン酸を少しでも安く受けるために重要なことを解説します。割引制度などを上手く活用し、ほうれい線の治療を少しでもお得に受けましょう。
施術の料金を見るときは、内訳まで事前にしっかりと確認しておきましょう。施術に必要なものが料金に含まれていない場合は、あとから追加料金が発生し、予算を超えてしまう可能性があります。
内訳を確認する際には、麻酔の値段や針の料金、定期診察料、再施術の費用などを確認するのがおすすめです。施術料金を事前に明確にし、契約したあとに追加料金が発生しないように気をつけましょう。
モニター制度や割引を行っているクリニックがあります。モニター制度とは、施術前後の写真をクリニックへ提供する代わりに、施術代金が安くなる制度です。モニター募集の中では、通常価格の1~5割で受けられることもあります。
また、ヒアルロン酸の注入量が一定量を超えると、割引を受けられるクリニックもあります。〇月限定や〇周年記念などのキャンペーン割引を行っているクリニックもあるので、これらを上手く活用してお得に施術を受けましょう。
当院では、モニター募集を行っておりますので、ほうれい線治療の際にはぜひご活用ください。
少しでも安く受けるためには、定期診察や再施術の費用について確認しておくことも重要です。定期診察や再施術を、保証期間内であれば無料で行ってくれるクリニックもあり、この場合は追加で費用がかからないため、出費を抑えやすいです。
ヒアルロン酸はもともと体内にある物質なので、時間が経つとともに体内に吸収されてしまいます。ヒアルロン酸の吸収率は個人差があるため、施術後2~3週間で体内に吸収されてしまい、効果が薄れてしまう方もいらっしゃいます。
施術の値段だけに注目するのではなく、定期診察や再施術の費用までを事前に確認しておきましょう。
値段が相場より安い場合は、医師に経験を積ませるために安くしている可能性があるため要注意です。一般的な値段相場は、両側1ccで約4万円ほどかかります。
ヒアルロン酸は、患者様のほうれい線の状態、お顔のバランスを考えながら治療することが大切です。医師の経験が不足している場合には、肌表面に凸凹や左右差が生じたり、強い痛みを感じたりする可能性があります。そのため、値段が適正範囲内になっているかを確認しましょう。
当院では、適正範囲内の値段で行っております。また、大手美容クリニックで勤務経験のある実績豊富な医師が施術を担当します。カウンセリングから施術までを医師がすべて担当するので、安心してお任せください。
施術内容 | ほうれい線(ヒアルロン酸) |
ダウンタイム | 数日程度 |
施術料金 | 19,800円〜 |
副作用・リスク | 注射した部位にごく稀に内出血が発生することがありますが、メイクで隠せる程度です。時間経過で消失いたします。 |
こちらは、当院でほうれい線治療を受けられた、30代女性の患者様です。2〜3ccのヒアルロン酸を注入したことによって、口元のシワが改善され、若々しい印象になりました。
ほうれい線のヒアルロン酸注入は、わずか10分程度の施術で、ほうれい線を薄くして若々しい印象が作れる施術です。ヒアルロン酸が肌に馴染むまでには2〜3日かかるため、術後から少しずつ効果を実感できます。
当院では、マイクロカニューレという管を使ってヒアルロン酸を注入しています。切開しない施術なので、腫れや内出血などのダウンタイムがほとんどありません。施術当日から普段通りの生活を送れるので、お仕事や学校を休む必要がなく、手軽に受けやすい施術です。
詳しくはほうれい線治療ページをご覧ください。
当院のほうれい線治療では、厚生労働省認可のジュビダームビスタシリーズをすべて取り扱っていますので、患者様のご要望に合わせて変えることができます。
ボラックスXC・ボリューマXCは、仕上がりの自然さと持続性の高いヒアルロン酸を希望している方におすすめです。浅いほうれい線に向いており、1度の施術で約12~24ヶ月の持続効果が期待できます。
ほうれい線の深さや範囲などを診断したうえで最適なヒアルロン酸をご提案しておりますので、より自然にほうれい線を薄くしたい方はぜひ無料カウンセリングへお越しください。
ナルクリで提示している値段には注入技術料も含まれており、別途料金は麻酔代のみです。麻酔をご希望される患者様のみ、麻酔代が追加でかかります。麻酔にはさまざまなものがありますが、笑気麻酔を使用される場合は、追加で1万5千円です。
例えば、「ウルトラXC 1cc」をご希望される方で、麻酔をつけない場合は44,800円で、笑気麻酔をつけると59,800円になります。また、「ボリフトXC 1㏄」をご希望される方で、麻酔なしは88,000円、笑気麻酔をつけると103,000円です。
ほうれい線のヒアルロン酸注射では、基本的には麻酔を使用しないので、麻酔代なしの金額で済む場合が多いです。
ここまで、ほうれい線ヒアルロン酸の値段相場や注入量の目安、少しでも安く施術を受ける方法を解説しました。値段相場は約4万円ですが、ヒアルロン酸の種類や注入量、追加料金などによっても値段は異なります。
ほうれい線に主流のヒアルロン酸は、ジュビダームビスタシリーズです。注入量の目安は片側0.5㏄から1㏄ですが、ほうれい線の深さや長さなどによって注入量が多くなる場合があります。
また、クリニックによっては、料金表に掲載されている施術金額のほかに、麻酔代や針の料金、定期診察料、再施術の費用がかかるケースもあります。そのため、契約前に値段の内訳を確認することが重要です。
当院で料金表に提示している金額は、注入技術料込みであるため、麻酔代のほかに追加料金はかかりません。麻酔をご希望されない場合は、「ウルトラXC 1cc」は44,800円、「ボリフトXC 1㏄」は88,000円で施術が受けられます。
ほうれい線を治したいと考えている方は、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。