目の下のたるみはどう改善する?医師がおすすめの改善方法を解説

目元のクマ・しわ・たるみ
公開日:2024年02月24日(土)
最終更新日:2024年02月28日(水)
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目の下のたるみは、疲れてみえたり実年齢よりもグッと老けた印象を与えたりしてしまいます。目の下のたるみが気になっている方の中には、「たるみを改善する方法が分からない」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

 

そこで本記事では、目の下のたるみを解消するおすすめの方法を解説します。たるみの原因から改善方法まで、症例写真も合わせて詳しく解説しています。根本的に目の下のたるみを改善したい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

目の下のたるみは原因によって改善方法が変わる!主な原因5つ

考え事をしている女性13

目の下のたるみは、皮膚表面だけの問題だけに捉えられがちですが、実は肌の内部にも原因が潜んでいます。ここでは、目の下のたるみの主な原因を5つ解説します。

原因①:目元の筋肉の衰え

目元の筋肉の衰えは、目の下のたるみの原因の1つです。眼球の周りは、様々な筋肉があり、その周囲を眼窩脂肪という眼球を守るクッションのような役割の脂肪が占めている構造になっています。

 

眼球は筋肉によって支えられているのですが、老化とともに目の周りの筋肉が衰えると、眼球を支える力が弱まり目の位置が下がってしまいます。そして、眼窩脂肪が目の重みに耐えられなくなり、顔前面に押し出される結果、目の下のたるみとなって顔表面に現れるのです。若いときは特に気にならなかったけど、年齢を重ねるとともに目の下にぽっこりとしたたるみができた人は、目元の筋肉の衰えが考えられます。

原因②:加齢により皮膚に弾力や張りがなくなる

加齢による皮膚の衰えも、目の下のたるみの原因の1つです。皮膚は、表面から表皮・真皮・皮下組織の3つの層で成り立っており、目の下のたるみは特に真皮が関係しています。

 

真皮には、肌の弾力を保つためのコラーゲンや、肌の張りを維持するのに欠かせないエラスチンという組織があります。しかし、これらは年を重ねるとともに分泌量が減ったり変性したりする性質があるのです。

 

また、肌のうるおいを保つためのヒアルロン酸の分泌量も少なくなるため、皮膚の弾力性や柔軟性がなくなってしまいます。その結果、皮膚に弾力や張りがなくなってしまい、目の下にたるみができてしまいます。顔の中でも、特に目の周りの皮膚は薄く皮脂の分泌量が少ないため、加齢によるダメージを受けやすいです。

原因③:老廃物の蓄積による顔のむくみ

ネットで検索すると、目の下のたるみは顔のむくみが原因とされているものがありますが、これは誤解です。そもそも、むくみは、体内の組織の間に体液とナトリウムが増えることで、体に不要になった老廃物が溜まり腫れぼったさが出ます。

 

そのため、たるんだ皮膚や皮下組織が張ることはあっても、目の下のたるみの原因となることはないといえます。むくみ原因は、薬剤の使用やアレルギー、涙腺の異常などがあげられます。これらに当てはまるかどうかを確認すると、むくみによるたるみかどうかの判別ができるでしょう。

原因④:こすり過ぎて皮膚に負担がかかる

目の下をこすり過ぎると、皮膚に摩擦が加わりダメージを与えてしまう結果、目の下のたるみができます。皮膚に刺激が加わると、きれいな肌を保つためのコラーゲンやエラスチンを破壊してしまうためです。

 

日常生活の中でも、知らず知らずのうちに、皮膚にダメージを与えてしまっているケースもあります。例えば、強い力でマッサージをしたり、クレンジングや洗顔で肌をこすり過ぎたりすることが考えられます。

 

そのほか、目元のたるみ対策としてよく紹介されているツボ押しやトレーニングも、目元に刺激を与えてしまうため、あまり好ましくありません。皮膚への刺激は、たるみだけではなく色素沈着につながる場合もあるので、日頃から皮膚に負担がかからないよう心掛けることが大切です。

原因⑤:紫外線によって皮膚がダメージを受けた

紫外線による皮膚のダメージも、目の下のたるみの原因の1つです。紫外線にはA波とB波があり、特に波長が長いA波は、皮膚の表面だけではなく内側にある真皮にまで到達します。

 

紫外線が真皮にまで届くと、肌の張りや弾力を保つためのコラーゲンやエラスチンという組織が減少したり変性したりします。その結果、目の下の弾力や張りがどんどん失われ、たるみが目立つようになってしまうのです。

 

紫外線の強さは、天候や季節によって変化しますが、紫外線が降り注がない日はありません。曇りや雨の日、冬であっても紫外線はゼロではなく、ガラスを通して室内にも降り注ぎます。そのため、1年を通して、日焼け留めなどの紫外線対策を欠かさずに行い、目の下のたるみを助長させないようにすることが重要です。

実は危険!?目の下のたるみで逆効果になるセルフケア方法3選

鏡を見る女性04

目の下のたるみの解消法をネット上で検索すると、マッサージやトレーニングなどのセルフケアが多く紹介されています。しかし、セルフケアは、かえってたるみを誘発してしまう可能性があります。ここでは、目の下のたるみを治すのに逆効果になってしまうセルフケアを解説しましょう。

顔のマッサージやツボ押し

顔のマッサージやツボ押しは、ネット上でもよく紹介されていますが、実はお肌にとって好ましいものではありません。そもそも、目の下のたるみは、加齢による目元の筋肉の衰えが大きな原因です。そのため、マッサージやツボ押しで筋肉をほぐしてもたるみが解消されることはないといえます。

 

また、目周りの皮膚はとても薄く、ダメージを受けやすいため、かえって皮膚が伸ばされて目の下のたるみが悪化してしまいます。そのうえ、摩擦によりシワやくすみができでしまうことも考えられるため、マッサージやツボ押しは行わないほうがよいでしょう。

表情筋や目周りの筋肉のトレーニング

表情筋や目周りの筋肉のトレーニングも、残念ながら目の下のたるみに有効とは言えません。目の周りの皮膚は薄くてデリケートなため、顔の筋肉を鍛えようと過度に動かすと、しわが刻まれてしまいます

 

人によっては、これらのトレーニングをしたあとに、一時的に目の下のたるみが改善されたと感じる人もいるでしょう。しかし、この効果は一時的なもので、繰り返しトレーニングを行うと、結果的に目の下のたるみが悪化してしまいます。よって、表情筋や目周りの筋肉を鍛えるためにトレーニングすることはおすすめしません。

化粧品や家庭用美容機器による皮膚へのケア

アイクリームや美容液などの化粧品や家庭用美容機器を使った皮膚のケアをしても、たるみを改善することは難しいです。目の下のたるみの原因は、皮膚の内部にありますが、化粧品や家庭用美容機器では、皮膚の表面にしかアプローチすることはできません。つまり、いくらスキンケアをがんばったところで、目の下のたるみを改善することは困難だと言えます。

 

なお、化粧品によっては、肌表面の乾燥小じわやくすみ、色素沈着に有効なものもあるため、目的に合わせて使うことが大切です。目の下のたるみに悩んでいる人は、美容整形で根本的に解決するのがおすすめです。

美容整形で目の下のたるみを改善するメリット

カウンセリングを受けている女性11

セルフケアでは、目の下のたるみをかえって悪化させてしまう可能性があることがわかりました。それでは、美容整形にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは、美容整形で目の下のたるみを改善するメリットを解説します。目の下のたるみを根本的に改善したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

即効性があり効果が長続きしやすい

美容整形は、施術後すぐに効果を実感できることと、長続きしやすいのがメリットです。目の下のたるみの施術を1度受ければ、基本的に再発することはありません

 

目の下のたるみは、目周りの筋肉の衰えによって、その周囲の脂肪が顔前面に押し出されることで、目の下にふくらみとなって現れます。この脂肪は、一生の中での量が決まっているものなので体重の増減によって量が変化することはありません。

 

そのため、美容整形で目の下のたるみの原因となっている余分な脂肪を取ったあと、また新たに脂肪が出てくることは考えにくいです。ただ、美容整形で根本的な原因となる脂肪は取り除けるものの、老化によるたるみは予防することはできないため、注意してください。

 

目の下のたるみは放っておくと、どんどん進行してしまい皮膚が伸びてしまうので、早めに美容整形を受けるのがおすすめです。

目元の老化の予防が期待できる

美容整形で目の下のたるみを取ると、今あるたるみの改善だけでなく、将来のたるみ予防にもつながります。

 

目の下の皮膚は薄くてデリケートなうえに、たるみは進行するので、放置すると皮膚が伸ばされてどんどん悪化してしまいます。そのため、早めに美容整形を受けてたるみを取ってしまうのが重要です。

 

もし、たるみが限界になってから美容整形を受けた場合、伸びきった皮膚を戻すことは難しく、皮膚がしわしわになってしまうことが多いです。その場合、切開をともなう美容整形が必要となるため、手術のハードルが上がりダウンタイムも伸びてしまいます。

 

よって、目の下のたるみが気になっている人は、早めに美容整形を受けるのがおすすめです。今ある目の下のたるみの改善だけでなくアンチエイジング効果にもなります。

疲れた印象がなくなり明るい表情になる

目の下のたるみを取ると、疲れた印象がなくなり若かしく明るい表情に変わります。

 

美容整形は、目の下のたるみを改善するだけではなく、1人ひとりの原因と要望にあわせて最適な施術を行うことが可能です。そのため、施術後に、目の下が不自然に残ってしまったり、顔全体のバランスが悪くなったりすることは少ないと言えます。

 

目の下のたるみは、顔の中でも目立つ部分で、印象を左右してしまうため、早めに対処することをおすすめします。メイクで隠すことが難しい目の下のたるみに悩んでいる人も、施術後にはコンプレックスを解消することができます。

 

二重施術などは、施術後の変化が大きいため、整形をしたことが周りにバレてしまうことがあります。しかし、たるみ取りはアンチエイジングに近い施術のため、整形した感じがなく、自然で明るい表情に変わるイメージです。

美容整形でおすすめの目の下のたるみの改善方法

女性医師09

美容整形で目の下のたるみをとる方法には、さまざまなものがあります。

ここでは、おすすめの美容整形を4つご紹介します。人それぞれ適している施術が違うため、どの施術を受けるかをじっくりと検討してください。

【効果:大】クマ取り・クマ治療(経結膜脱脂)

目の下のたるみがそこまで進行していない人は、経結膜脱脂(けいけつまくだっしほう)が適しています。この施術はクマ取りやクマ治療で行われるものですが、目の下のたるみもクマと同様の症状があるため、改善することが可能です。

 

経結膜脱脂は皮膚の表面を切開しない施術で、下まぶたの裏側に小さな穴を開け、その穴から目の下の余分な脂肪を取り除きます。これにより、目の下のぽっこりとした膨らみがなくなります。施術時間は10分から20分と短時間のため、仕事や学校で忙しくてあまり時間がとれない人でも受けやすい施術です。

 

また、傷跡が肌表面から見えることがないため、目の下のたるみを取ったことが周囲にバレづらいのもメリットです。施術の翌日からはフルメイクが可能なので、その点もご安心ください。1度の施術で大きな効果が得られるので、明るい印象のお顔を手に入れたいと考えている方におすすめです。

【効果:大】切開によるたるみの切除(下眼瞼除皺術)

目の下のたるみを改善する方法には、切開をともなう下眼瞼除皺術(かがんけんじょすうじゅつ)という施術があります。下まぶたのすぐ下を切開し、たるみの原因となっている脂肪と余分な皮膚を取り除く施術です。

 

この施術は、まぶたの下のたるみが進行していて、皮膚が伸びてしまっている人に適しています。たるみが進行している人は、脂肪を取り除くだけの経結膜脱脂では、伸びきった皮膚を取り除くことができません。

 

下眼瞼除皺術は切開する施術のため、ダウンタイムが1ヶ月とやや長く、傷跡が治るまでに3ヶ月ほどかかります。しかし、余分な脂肪に加えて不必要な皮膚も一度に取り除くことができるので、目の下のたるみを一気に改善できるメリットがあります。

 

目の下のたるみの程度を、ご自身で判断することが難しい場合もあるため、まずはクリニックで専門の医師に相談しましょう。専門の医師にたるみの状態を正しく判断してもらうことが、悩みを解消するための近道です。

【効果:小】HIFU(ハイフ)

目の下のたるみ改善には、HIFU(ハイフ)という美容整形もあります。ただ、HIFUは、目の下のたるみが軽度の人にしか効果が期待できません。この施術は、経結膜脱脂や下眼瞼除皺術のように、目の下の余分な脂肪や皮膚を取り除く施術ではなく、超音波で肌を引き締めてたるみを改善します

 

HIFUは、肌を引き締めるとともに、肌の内側からコラーゲンを促す効果もあるため、アンチエイジングも期待できます。また、施術時間が20分〜50分ほどと短く、切開をともなわないため、ダウンタイムがほとんどありません。しかし、施術後にはヒリヒリとした痛みが残る場合があります。

 

HIFUは美容整形の1つではありますが、肌ケア感覚で受けられるのが魅力です。目の下のたるみが軽度の人は、HIFUですっきりとした目元を目指してください。

【効果:小】美容皮膚治療(ポテンツァ)

目の下のたるみが軽度の場合は、ポテンツァでの改善も期待できます。ポテンツァは、たるみや小じわ、毛穴の開きなどあらゆる肌トラブルに効果のある美容整形です。

 

極細の針を皮膚に刺すと同時に針先から高周波を照射し、肌に熱ダメージを与えます。そうすることで、肌がダメージを回復しようする働き、肌細胞が活性化される過程で肌が少しずつ再生する仕組みです。

 

この過程で生成されたコラーゲンやエラスチンにより、肌の張りや弾力が戻る結果、目の下のたるみが改善します。ただ、ポテンツァは1回だけの施術でもしっかりと効果を実感できますが、100%の肌トラブルの改善には繋がらないのが事実です。ポテンツァは、施術後に少しずつ肌再生が期待できる施術のため、1回だけでは途中までしか肌再生が行われません。

 

目の下のたるみを解消したい場合、4~6週間ごとに3~5回ほど受けることを推奨します。1、2回で効果がぐんぐんと感じられ、3回目で変化の振れ幅が小さくなって安定することが多いです。施術で得た効果が完全になくなってしまわないことやダウンタイムが2~3日ほどで済むのがポテンツァのメリットです。

【美容整形の施術別】目の下のたるみ改善の料金相場

電卓とノート

クマ取り・クマ治療(経結膜脱脂) 200,000円~300,000円
切開によるたるみの切除(下眼瞼除皺術) 298,000円~550,000円
HIFU(ハイフ) 50,000円~100,000円
美容皮膚治療(ポテンツァ) 30,000円~70,000円

上記は、目の下のたるみ改善ができる美容整形の料金相場です。

経結膜脱脂や下眼瞼除皺術は、ハイフやポテンツァと比べると料金が高い傾向にあります。

しかし、料金は高いものの、1度の施術で目の下のたるみを根本的に改善できるのが最大のメリットです。

当院では、モニター募集という施術をお得に受けられる制度もご用意しておりますので、少しでもお手頃に施術を受けたい方は、お気軽にご相談ください。

進行したたるみには下眼瞼除皺術がおすすめ

目の下のたるみが進行している人は、下眼瞼除皺術がおすすめです。この施術は、目の下の余分な脂肪と皮膚を1度に取り除けるため、たるみが大きい人でも改善することが可能です。ただ、切開を必要とする施術のため、ダウンタイムが長引くデメリットがあります。

 

皮膚のたるみの多さや患者様ご本人のご希望により、切開を必要としない経結膜脱脂を選択することも可能です。施術後の結果をどこまで求めるかによっても、適している施術方法は変わります。

 

例えば、切る施術を受ければ、望む効果が出るはずだったのに、切らない選択をしたためにたるみが残り、術後の満足度が下がる場合も考えられます。医師とよく相談したうえで、施術を決めることが大切です。

休みが取りづらい人はHIFUやポテンツァがおすすめ

目の下のたるみを改善したいけど、休みがとりづらいという人は、HIFUやポテンツァを受けるのがおすすめです。ただ、経結膜脱脂や下眼瞼除皺術と比べると効果が劣ってしまうため、たるみが大きい人は思うような効果が得られない可能性があります。

 

HIFUは施術時間が20~50分ほどと短く、施術後のダウンタイムがほとんどありません。人によっては、赤みや熱感、腫れやむくみが出るケースもありますが、ほとんどの方が軽度の症状で期間としても1週間ほどで治まっています。

 

一方、ポテンツァの施術時間は10~20分ほどで、ダウンタイムは2~3日程度です。こちらも、赤みや腫れが出る場合がありますが、赤みやメイクでカバーできる程度なので手軽に受けやすいです。よって、忙しい中でも下まぶたのたるみを改善したいと考えている人は、HIFUやポテンツァを検討するとよいでしょう。

当院の目の下のたるみ取りの症例写真

施術前施術後

施術内容 目の下の切らないクマ・たるみ取り
目の下(ヒアルロン酸)
施術料金 目の下の切らないクマ・たるみ取り 89,000円〜298,000円
目の下(ヒアルロン酸)        19,800円〜88,000円
副作用・リスク 注射した部位にごく稀に内出血が発生することがありますが、メイクで隠せる程度です。時間経過で消失いたします。

こちらは、当院で施術を受けた30代女性の患者様です。目の下の切らないクマ・たるみ取り(経結膜脱脂)とヒアルロン酸注入を行いました。

【施術前】目の下にたるみがある状態

施術前の写真を見ると、目の下に大きな脂肪の膨らみがあるのが分かります。また、この患者様は、膨らみの下のくぼみにも悩まされていました。

【施術後】目の下のたるみが改善されて明るい印象になった

施術後を見ると、目の下のたるみがなくなり、若々しく明るい印象に変わったのがわかります。膨らみやくぼみもすっきりとなくなりました。

 

目の下のたるみは早めに解消するのをおすすめします。たるみは進行するため、ひどくなると切開を伴う美容整形を受けなければいけなくなることも考えられます。また、早めにたるみに対処すると、今あるたるみの改善だけではなく、将来のたるみを遅らせることが可能です。

目の下のクマ・たるみ取りのダウンタイム

施術前施術後

施術内容 下まぶたの裏側から脂肪を取り出し、クマやたるみを改善
施術料金 89,000円~298,000円
副作用・リスク 施術後は浮腫み、内出血、左右差等が出現する可能性がある

こちらの患者様は、経結膜脱脂法で目の下のたるみを改善しました。この施術のダウンタイムは、1~2週間ほどで、腫れや赤み、むくみ、内出血などの症状が現れる場合があります。ここでは、ダウンタイム症状を経過別に解説します。

【施術前】目の下に黒クマ(影クマ)がある状態

施術前

施術前は、目の下に凹凸があるのがわかります。施術では、下まぶたに小さな穴を開けその穴から余分な脂肪を取り除きます。

【施術直後】目の下のクマがなくなり、傷跡が一切見えない

施術直後

施術直後には、目の下の凸凹が解消されたのが分かります。少し腫れが見られますが、表面に傷跡は一切ありません。このあとは、腫れや赤み、内出血がピークになるため、目元のアイシングを行いながら安静に過ごしていただきます。アイシングは、1日5分を1時間ごとに繰り返してください。なお、保冷剤で冷やす場合は、清潔なタオルやガーゼを使い、保冷剤を包んで目元に当てるようにしましょう。

【施術1日後】目の下に少し赤みが出ている

施術1日後

施術の翌日は、目の下に赤みが見られます。まだ目元が腫れることもあるので、施術3日後までは、アイシングを続けることをおすすめします。施術の翌日からは、アイメイクが可能なので、赤みが気になる人はメイクで隠すことも可能です。

【施術3日後】メイクをしていると見た目ではわからない

施術3日後

施術3日目には、腫れや赤みがピークを迎えます。メイクをしていると、腫れや赤みがあることがわからないほどに、症状が改善しています。このあとは、時間の経過とともに症状がさらによくなりますが、術後1週間は激しい運動や飲酒を控えてください。体内の血流がよくなると、ダウンタイムが長引いてしまうことがあります。

【施術1ヶ月後】傷や赤みもなくなり、目元がきれいになった

施術1ヶ月

術後1ヶ月が経つと、傷跡や赤みもなくなり、自然で綺麗な目元になっているのがわかります。経結膜脱脂法は、切開をともなわない施術のため、術後に通院する必要がありません。

目の下のたるみの改善は何歳までに行うべきなの?

考え事をしている女性11

美容整形で目の下のたるみを改善しようと思うけど、どのタイミングで行うのがいいか迷っている方もいらっしゃるでしょう。ここでは、目の下のたるみを受けるのにおすすめの時期

を解説します。

目の下のたるみ治療は早めに受けるのがおすすめ

目の下のたるみは進行するため、たるみが気になった時点で早めに治療を受けるのがおすすめです。たるみがあるにも関わらず放置してしまうと、膨らみが大きくなりどんどん皮膚が伸ばされてしまいます

 

皮膚が伸びきった状態をもとに戻すには、切開をともなう美容整形を受けなければならなくなるため、施術のハードルが上がってしまいます。また、ダウンタイムも長くなってしまうデメリットもあります。

 

目の下のたるみは、二重整形などの美容整形とは違い、どちらかといえばアンチエイジングに近いイメージです。よって、目の下のたるみが気になっている人は、膨らみが大きくなる前のアンチエイジングとして美容整形を受けるのがおすすめです。

10代のうちに施術した場合は、たるみの予防になる

若いうちに施術を受けると、今あるたるみの改善だけでなく、将来のたるみ予防にもつながります。目の下のたるみの施術にはさまざまなものがありますが、施術によっては、1度受けたあとに半永久的な効果を得られるものもあります。

 

例えば、切開しないでたるみを治す「経結膜脱脂」や切開を必要とする「下眼瞼除皺術」では、半永久的な効果を得ることが可能です。目の周りの脂肪量は一生のうちに変わるものではないため、余分なものを取り除いたあとにまた新たに脂肪ができることは基本的にありません。

 

このように、半永久的な効果が持続する施術であれば、若いうちに受けたほうが人生の中でメリットを得られる期間が長くなると考えられます。ただ、施術をしても、老化によるたるみの予防はできないため、その点には注意してください。

美容整形は休みが取りやすい時期に受けましょう

美容整形は、施術をして終わりではなく、施術後にダウンタイムの期間も必要になるため、休みが取りやすい時期を選ぶことが重要です。

 

まぶたの下のたるみ取りの場合、複数の施術方法がありますが、ダウンタイムは短いもので2.3日、長いものでは1ヶ月ほどかかります。また、施術後に安静にする時間を確保することも考慮する必要があります。

 

休みが取りやすい時期であれば、万が一ダウンタイムが長引いてしまっても慌てることなく、しっかりと治療に専念することができるでしょう。

目の下のたるみの改善はクリニック選びが大切

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目の下のたるみ改善はメリットの多い施術ですが、クリニック選びによっては思うような結果を得られない場合があります。ここでは、クリニックを選ぶ際のポイントを解説します。

ぜひ、参考にして満足度の高い仕上がりを目指してください。

自分に合った施術方法を取り入れているか確認する

目の下のたるみを改善する施術は複数あるため、自分に合う施術を取り入れているクリニックかどうかを確認することが大切です。とはいえ、自分で判断するのが難しい場合もあるでしょう。

 

その場合、治療の選択肢が多いクリニックを選ぶのがおすすめです。切らない治療から切る治療など、全てを取り入れているクリニックだと選択肢が多い分、自分に合う施術を見つけやすいです。また、目の下のたるみは人によって位置や大きさ、原因などが違うため、複数の施術を採用していれば、自分に合う治療が受けやすくなるでしょう。

 

当院では、切るたるみ取りから切らないたるみ取り、HIFUやポテンツァなど、複数の施術が可能なので、悩んでいる人はお気軽にご相談ください。

実績が豊富なクリニックであるかを事前に見ておく

実績が豊富なクリニックであるかを確認しておくことも重要です。実績が少ないと、自分にあった施術を選択してもらえなかったり思うような効果が得られない可能性が高まったりします。

 

クリニックの実績は、ホームページに記載されていることがあります。実績が多いと、予期せぬトラブルが起きたときにも適切な対処を受けられるため、その点も安心です。なお、実績を確認するときに症例写真も見て、仕上がりを確認することも大切です。

信頼できる医師かを無料カウンセリングで判断する

無料カウンセリングを受けて、担当医師が信頼できる人であるかを判断しましょう。カウンセリングでは、医師が患者様の悩みや希望をヒアリングし、1人ひとりに合う施術を提案してくれます。

 

信頼できる医師かどうかを見極めるポイントの1つは、カウンセリングを丁寧に行ってくれるかどうかです。こちらの悩みに親身になってくれたり納得のいくまで説明をしてくれたりシュミレーションをしてくれたりするかを確認してください。

 

また、カウンセリングでは、医師との相性やクリニックの雰囲気も知ることができるため、カウンセリングをしてからクリニックを決めることが大切です。

 

当院では、経験豊富な医師が患者様のお悩みや希望に寄り添うカウンセリングを行っております。目の下のたるみに悩まれている方は、一度カウンセリングにお越しください。

目の下のたるみ改善の施術でよくある質問

考え事をしている女性12

ここでは、目の下のたるみ改善でよくある質問にお答えします。

疑問や不安な点を解消したうえで、安心して施術に臨みましょう。

目の下のたるみはどうすれば改善されますか?

目の下のたるみは、美容整形を受けることで改善されます。治療方法には複数のものがあるため、得られる効果や施術の受けやすさで選ぶとよいでしょう。

 

例えば、効果が大きい治療だと、切開しない「経結膜脱脂」や切開する「下眼瞼除皺術」があります。一方、効果は小さいものの、受けやすさの面で見ると、「HIFU」や「ポテンツァ」がおすすめです。

 

セルフケアでは、かえって目の下のたるみを悪化させてしまう可能性があるので、美容整形でたるみを解消しましょう。

目の下がたるんでしまうのは何が原因ですか?

主な原因は、加齢による目の筋肉の衰えです。眼球を支える筋肉が衰えることで、眼球の周りを覆っている脂肪が顔前面に出てくる結果、目の下にたるみが現れます。

 

そのほか、目元を擦りすぎて肌に摩擦を与えてしまうことや紫外線を浴びることも、たるみを助長させる原因となります。

目の下のたるみを予防することはできますか?

紫外線対策やアイメイク・クレンジングなどで、肌に刺激を与えないことが目の下のたるみ予防に効果的です。なるべくお肌に摩擦が加わらないよう、日頃から心がけることが大切です。

目の下のたるみの美容整形のダウンタイムはどれくらいですか?

目の下のたるみの美容整形の方法は複数あり、施術によってダウンタイムが異なります。短いもので、2.3日、長いもので1ヶ月のダウンタイムが必要になります。ダウンタイムも考慮し、美容整形のスケジュールを決めましょう。

目の下のたるみの美容整形は何歳から受けた方がよいですか?

特に何歳から受けた方がよいというものはなく、たるみが気になった時点で早めに受けるのがおすすめです。たるみは放置しておいて治るものではなく、施術を受けないままでいるとどんどん進行してしまいます。

 

1度施術を受ければ、半永久的な効果を得られる施術もあるので、早めに受けるのがおすすめです。半永久的な効果が見込める施術であれば、早くに受けたほうが一生の中でメリットを受けられる期間が長くなります。

市販の美容グッズで目の下のたるみは改善できますか?

市販の美容グッズなどを使ったセルフケアでは、たるみを改善することが難しいです。なぜなら、目の下のたるみは、加齢による目元の筋肉の衰えが大きな原因のため、筋肉をほぐしてもたるみが解消されることはないためです。

 

美容グッズでマッサージや表情筋を鍛えると、かえって色素沈着やしわが刻まれる原因となってしまいます。目の下のたるみに悩んでいる人は、美容整形で若々しく明るい印象のお顔を手に入れてください。

目の下のたるみはセルフケアせずに美容整形を受けましょう

女性医師10

ここまで、目の下のたるみの原因から改善方法までを解説しました。たるみの主な原因は、加齢による目の筋肉の衰えです。たるみの改善方法をネット上で調べると、マッサージやツボ押し、表情筋を鍛える方法が出てきますが、セルフケアはしないようにしてください。

 

セルフケアは、皮膚に摩擦が加わり皮膚が伸びてしまったりしわが刻まれたりするなど、かえってたるみを悪化させてしまう可能性があります。

 

目の下のたるみに悩んでいる人は、美容整形を受けて改善してください。たるみを治す美容整形では、たるみを根本的に改善し、明るく若々しい目元を手に入れることが可能です。

 

NARU Beauty Clinicでは、経験豊富な医師が患者様のお悩みやご希望に沿って、最適な治療を行っております。目の下のたるみに悩まされている方、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

この記事の監修ドクター

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石橋 成彦医師 
(NARU Beauty Clinic院長)

専門分野:二重整形 / 目元のシワ・シミ・たるみ/ 二重形成 / クマ治療 / 若返り治療
専門分野:二重整形 / 目元のシワ・シミ・たるみ/ 二重形成 / クマ治療 / 若返り治療
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形成外科で研鑽後、大手美容外科に入職。二重整形を中心に、年間5000人以上の患者様を担当。同グループにおいて二重整形専門の指導医に就任し、全国のドクターの指導を行う。その後、「地元の千葉で丁寧でハイクオリティな施術をリーズナブルな価格で提供したい」という思いからNARU Beauty Clinicを開院。
略歴
  • 東京医科大学医学部 卒業
  • 東京都保健医療公社大久保病院 外科・麻酔科
  • 都立広尾病院 形成外科
  • 大手美容外科に入職
  • 水戸院の院長を歴任後、千葉院開設にあたり院長として立ち上げに従事
  • 同美容外科にて技術指導医を歴任
  • NARU Beauty Clinic 開業
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