雌雄眼とはどんな目？二重整形が得意な医師が原因や効果的な治し方を解説
雌雄眼（しゆうがん）とは、左右の目の大きさに違いがある場合を指します。人間の目は完全に左右対称になっているわけではないのですが、左右対称は美しい顔立ちだと思われやすいことから憧れを持つ人も多いでしょう。
この記事では、雌雄眼の原因や効果的な治し方、雌雄眼の人におすすめの二重整形についてご紹介します。この記事を参考に雌雄眼のコンプレックスを解消して、左右バランスの整った憧れの目元を手に入れてください。
目次
雌雄眼とはどんな目？
雌雄眼とは、左右の目の大きさが非対称の状態を指します。例えば、両目が二重まぶたではなく、片方が二重まぶたでもう片方が一重まぶたの場合や左右の二重ラインが違う場合に目の左右差が生じます。
厳密に言うと、人の身体は微妙な左右差がある場合がほとんどなので、非対称の人が雌雄眼と考えると多くの人が当てはまってしまうでしょう。そのため、パッと見ただけで明らかに目の左右差がある場合は雌雄眼と言われることが多いです。
雌雄眼はコンプレックスになりやすい
雌雄眼の特徴である非対称のアンバランスな状態が、相手の印象に残りやすかったり自然体の美しさを表現できたりと相手に魅力的な印象を与えます。しかし、人によっては非対称の目の大きさに気持ち悪いという感情を抱き、コンプレックスに感じてしまうケースもあります。
雌雄眼は決して珍しいことではなく、人気を集める俳優や芸能人にも多いです。例えば、男性芸能人では佐藤健さんや田中圭さん、手越祐也さんが雌雄眼に該当します。一方、女性芸能人では、綾瀬はるかさんや高畑充希さん、峯岸みなみさんが当てはまります。
雌雄眼は本人がコンプレックスに捉えてしまいがちですが、モテるとも言われるほどの魅力的なパーツです。そのため、雌雄眼の魅力をチャームポイントとして活かすかコンプレックスを改善するかどうかを検討することで、なりたい自分に近づけるでしょう。
雌雄眼になる主な原因7つ
ここでは、雌雄眼になる主な原因を7つご紹介します。
雌雄眼は、先天的な原因だけでなく後天的な原因も大きく関わっています。雌雄眼を改善したい人は、まずは原因を理解することで効果的な対策法を見つけられるでしょう。
- ●両親のどちらかが雌雄眼の遺伝を持っている
- ●骨格の歪みによるまぶたへの影響
- ●片方の目をこする癖がある
●片方の目を酷使している効き目
●アイプチのやりすぎによる癖
●老化によるまぶたのたるみ
●睡眠不足やむくみによる左右差
①両親のどちらかが雌雄眼の遺伝を持っている
まぶたの形状は遺伝の影響が大きく出るため、両親のどちらかが雌雄眼である場合は子どもも雌雄眼になる可能性が高まります。遺伝の法則を発見したメンデル博士の「優性の法則」では、二重まぶたが優性遺伝であるのに対し一重まぶたは劣性遺伝とされています。
例えば、両親のどちらかが片目だけ二重まぶたである場合は、子どもも片目だけ二重まぶたになる可能性があるという考え方です。このように、両親が持っている遺伝子の形との組み合わせにより、子どものまぶたの構造が決まると言われています。
②骨格の歪みによるまぶたへの影響
日常生活の中で悪い姿勢を取る習慣がある人は、骨格の歪みからまぶたに左右差ができてしまい、雌雄眼の原因になります。骨格の歪みによって顔の筋肉や皮膚が引っ張られ、片目だけ二重まぶたになる可能性があるからです。
悪い姿勢の例には、頬杖をつくことや足を組んで座ること、片足重心で立つ、食事をする際にいつも同じ側で咀嚼するなどが挙げられます。
身体のバランスを意識した日常生活を送ることで、骨格のゆがみを防止できるでしょう。以前は目の左右差を感じなかったけれど、最近左右差が気になると悩んでいる人は、日頃の姿勢を見直すことで雌雄眼を改善できる場合があります。
③片方の目をこする癖がある
よく目をこする癖がある人は、無意識のうちに片方の目だけを何度も擦ってしまい、雌雄眼の原因を自ら作ってしまいます。まぶたを擦ると、皮膚が伸びて左右の二重まぶたの幅に差が出たり片方だけ一重まぶたになってしまったりする場合があるからです。また、皮膚に刺激が加わると、まぶたが徐々に厚くなり二重が奥二重になってしまうこともあります。
さらに、目をこする行為は雌雄眼になるリスクを引き起こすだけでなく、角膜を傷つけたりさまざまな病気を誘発したりする可能性があります。そのため、日頃から目を擦らないように意識して生活を送ることが大切です。特に、ドライアイの人は涙が出やすく、自然と目をこする頻度が増えやすいため、ハンカチで涙を拭うように意識しましょう。
④片方の目を酷使している効き目
手や足と同じように、目にも優先的に使う側には効き目というものがあります。
効き目は無意識のうちに筋肉が鍛えられ、発達した筋肉によりまぶたが分厚くなります。反対に効き目でない側の筋肉は、使わない分だけ衰えてしまい、目のたるみを引き起こしてしまいます。その結果、目に左右差が生じ、雌雄眼になることが考えられるでしょう。
パソコンやスマートフォンを長時間近距離で見続けることや、寝ころびながら読書をすると目を酷使してしまいます。日頃から効き目ばかりを使わないように心掛けることが大切です。
⑤アイプチのやりすぎによる癖
アイプチをやりすぎるとまぶたに癖が付き、雌雄眼の原因になります。アイプチにより、片方だけ二重ラインの癖がついたり左右の二重ラインの幅が異なった状態で癖がつくことがあるからです。
また、アイプチを長時間使用し続けるとまぶたに負担がかかり、皮膚のたるみや炎症の原因につながる場合があります。たるみが進行すると、老化や眼瞼下垂のようになって二重に見えることがありますが、この場合はむしろ目力が失われるのでおすすめできません。
アイプチは手軽に二重まぶたを作れる便利なメイクアイテムですが、まぶたに思わぬ癖がつく場合があることを把握しておきましょう。
⑥老化によるまぶたのたるみ
老化によるまぶたのたるみは、雌雄眼の原因になります。老化によるたるみは、目元の筋肉や皮下脂肪が減ることでできるのですが、左右で同じタイミングではないことと効き目や生活習慣によって変わります。
また、目元のたるみや筋肉の低下が進行すると、眼瞼下垂という病気を引き起こすことがあり、まぶたが開けづらくなります。その結果、片方の眼を酷使してしまい、雌雄眼の原因になってしまうでしょう。
⑦睡眠不足やむくみによる左右差
睡眠不足やむくみが、雌雄眼を引き起こす原因になります。睡眠不足による身体の疲れやむくみは、目の周りの血行不良を起こすからです。
これにより、もともと両目が一重まぶたの人が一時的に片目だけ二重まぶたになることや、逆に二重まぶたの人が一重まぶたになる場合があります。
睡眠不足やむくみは、しっかりと休養をしたり適度な水分補給をしたりすることで元に戻る場合が多いです。また、ゆっくりと入浴をして血行を促進させることで改善することもあります。
二重専門医による雌雄眼の効果的な治し方
雌雄眼の効果的な治し方には二重整形やセルフケアがあります。片側だけが二重まぶたの人は、遺伝的に二重まぶたの性質を持っているため、セルフケアで両方とも二重まぶたに揃えられる可能性があります。
しかし、自力で二重まぶたを作るのには時間がかかるだけでなく、左右対称にするのが難しいことも確かです。雌雄眼を着実に改善したい人は、二重整形がおすすめです。
二重整形で左右対称にする
二重整形は目元を左右対称に近づけられるため、雌雄眼を改善するのに効果的です。片方が二重まぶたの場合は、もう片方を二重まぶたにすることで安定的に左右対称の目元を目指せます。
二重整形はセルフケアで雌雄眼が改善できなかった人も、効果を実感しやすいのがメリットです。二重専門医による施術では、まぶたの形状や二重幅などに合った治療法が受けられるため、理想の目元が実現しやすいです。
蒸しタオルパックでむくみを取る
蒸しタオルと冷やしたタオルパックを組み合わせたセルフケアを行うことでむくみが取れ、雌雄眼の改善を目指せます。温かいものと冷たいものを交互に使うと、血管が拡張と収縮を繰り返して血行不良を改善し、老廃物が流れやすくなるからです。
むくみ取りの方法は、まず水に濡らしたタオルを絞り、500Ｗのレンジで1分温めます。次に、温めたタオルを閉じた状態の目元に乗せて1分〜2分ほど置きます。目元を温めた後は冷たい水で洗顔をし、最後に冷たいタオルで冷やして完了です。
この手順を1日2回～3回を目安に行うことで、むくみが解消され雌雄眼が改善しやすくなるでしょう。セルフケアは時間と手間がかかりますが、思い立ったときに取り組みやすいのが魅力的です。
雌雄眼の治し方で医師がおすすめしない方法
ここでは、雌雄眼の治し方で医師がおすすめしない方法をご紹介します。以下のセルフケアは、一時的な効果が得られる場合がありますが、まぶたにリスクを伴うためおすすめしません。
アイプチやアイテープで左右差を整える
アイプチやアイテープで左右差を整える方法を、長い期間継続することはおすすめできません。まぶたの同じ部分に刺激が加わり続けることで、皮膚のバリア機能を低下させてしまいます。また、皮膚の炎症やたるみ、シワなどを引き起こし、まぶたがカチカチになることがあります。
アイプチやアイテープは便利なうえに即効性があるため、使用している人も多いです。しかし、長い目で見ると、まぶたがたるむなどのリスクがあることを把握しましょう。
まぶたのマッサージ
まぶたのマッサージで雌雄眼を改善する方法は、まぶたにかかる負担が大きいためおすすめしません。皮膚が薄いまぶたは、マッサージの強さによってはダメージが加わり、皮膚が伸びてしまいます。また、マッサージ中の摩擦で皮膚が荒れてしまうこともあります。
一概にマッサージ自体が悪いというわけではなく、セルフで継続的に行うことでかえって雌雄眼改善の逆効果になってしまうリスクがあるということです。
雌雄眼の人におすすめの二重整形は？
ここでは、雌雄眼の人におすすめの二重整形をご紹介します。NARU Beauty Clinicのカウンセリングは、施術以上に時間をかけて丁寧に行います。自分に似合う二重整形が分からない人も医師とじっくりと相談することで、理想のイメージが実現するでしょう。
【症例写真】二重埋没法の施術が人気
| 施術内容 | ラインクロス自然癒着法 |
| ダウンタイム期間 | 約1週間 |
| 保証期間 | 永久保証 |
| 施術費用 | 88,000円〜298,000円（モニター料金あり） |
| リスク・副作用 | ・腫れ（数日から1週間程度）
・内出血（稀に内出血が生じ、瞼が赤紫色になる場合がある） ・左右差（元の骨格や目の形によります） ・角膜損傷（ほぼ起きない報告例あり） |
ラインクロス自然癒着法は通常の埋没法とは違い、二重ライン全体を糸で留めていく施術方法です。この施術は、滑らかで丸みのあるデザインに仕上がるため、本来の二重まぶたのようなナチュラルな仕上がりになるのが魅力です。
また、糸を強く縛らないことから腫れや内出血、左右差などのダウンタイム症状も1週間程度で落ち着くのも魅力の一つです。ダウンタイムを最小限に抑えたい人におすすめです。
ラインクロス自然癒着法の施術費用は、通常の埋没法と比較すると高いですが、持続性が高いうえに永久保障が付いています。そのため、コスパよく持続性が高い二重まぶたを手に入れたい人におすすめです。
片目だけ二重整形することもできる
二重整形は片目だけでの施術も可能なため、片方だけ一重まぶたで悩んでいる人も雌雄眼の改善が期待できます。しかし、片方だけの二重整形を受ける際には注意しておくべきことが2つあります。
1つ目は、術後に二重幅の左右差ができる可能性があることです。片目だけの二重整形は、両目の二重整形と比べて高度な技術が必要になります。左右差のリスクをなるべく回避するためには、片目だけの二重整形の実績が豊富なクリニックを選ぶのがポイントです。
ただし、実績が豊富なクリニックでも、左右の二重幅をまったく同じにすることは難しいです。できる限り理想の目元に近づくためには、カウンセリングで症例写真を確認したり医師とよく相談をしたりしてイメージをすり合わせましょう。
2つ目は、時間の経過と共に二重だったまぶたが一重まぶたになる可能性があることです。
まぶたの皮膚を糸で留める埋没法は、時間が経つと共に糸が取れて施術前の状態に戻ってしまうことがあります。
このリスクはどのクリニックでも起こり得ることなので、埋没法を受ける際にはリスクを把握した上で施術に臨みましょう。
二重整形をする場合の料金相場
| 片目だけ受けた場合の相場 | 両目とも受けた場合の相場 | |
| 埋没法 | 3～20万円前後 | 3～15万円前後 |
| 切開法 | 4～40万円前後 | 8～45万円前後 |
二重整形には埋没法と切開法があります。それぞれの施術を片目で受けた場合と両目とも受けた場合での相場は上記のとおりです。片目だけ二重整形を受ける場合は、両目で受ける場合と比べて3割～4割程安く受けられる場合があります。
詳しくは埋没法ページをご覧ください。
詳しくは切開法ページをご覧ください。
クリニックによって二重整形の料金は異なるため、気になるクリニックの料金を確認しておきましょう。
自分に合った雌雄眼の治し方を見つけよう
ここまで、雌雄眼の原因や効果的な治し方、雌雄眼の人におすすめの二重整形について解説しました。
雌雄眼の効果的な治し方には、二重整形で左右対称にする方法や蒸しタオルパックでむくみを取る方法があります。目のむくみや睡眠不足など、日常生活が原因で雌雄眼になっている場合はセルフケアで改善できる場合があります。しかし、遺伝などが原因で雌雄眼になっている場合はセルフケアでは難しいため、二重整形がおすすめです。
NARU Beauty Clinicで一番人気メニューの「ラインクロス自然癒着法」は、雌雄眼の改善に効果的です。通常の埋没法よりもデザイン性と持続性の高い二重が期待できるため、もとからある二重まぶたのような自然な仕上がりになるのが魅力です。
NARU Beauty Clinicは、片目だけの二重整形の実績も豊富です。目の左右差に悩んでいる人は、一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
この記事の監修ドクター
- 東京医科大学医学部 卒業
- 東京都保健医療公社大久保病院 外科・麻酔科
- 都立広尾病院 形成外科
- 大手美容外科に入職
- 水戸院の院長を歴任後、千葉院開設にあたり院長として立ち上げに従事
- 同美容外科にて技術指導医を歴任
- NARU Beauty Clinic 開業
