なぜ片目だけ二重になる？雌雄眼の原因や片目だけ整形できるのかおすすめの施術も解説

この記事の監修ドクター

石橋 成彦医師　
（NARU Beauty Clinic院長）

専門分野：二重整形 / 目元のシワ・シミ・たるみ/ 二重形成 / クマ治療 / 若返り治療

専門分野：二重整形 / 目元のシワ・シミ・たるみ/ 二重形成 / クマ治療 / 若返り治療

片目だけ二重になっているのが気になり、左右差を改善する方法をお探しの方もいらっしゃるでしょう。左右差を改善するには、生活習慣の見直しや二重整形を受けるなど、さまざまな方法があります。

本記事では、片目だけ二重になる原因や改善方法を4つご紹介します。片目だけ二重の方におすすめの施術も、当院の症例写真とともに解説するので、ぜひ参考にしてください。

片目だけ二重の雌雄眼とは？

雌雄眼（しゆうがん）とは、左右の目が非対称な目元です。片目だけ二重であったり、左右の目で二重ラインの幅が違ったりするケースがあります。

雌雄眼は決して珍しいものではなく、人気芸能人の佐藤健さんや田中圭さん、綾瀬はるかさんなど、多くの芸能人にも見られる目元です。

そんな雌雄眼は、モテる要素のひとつとして魅力的に捉えられるケースもあります。なぜなら、完全に整いすぎていない目元の状態が人間味を感じさせ、自然体な印象を相手に与えるためです。

また、左右対称の目元よりも、相手の印象にも残りやすいと言われているため、チャームポイントとして活かせるパーツでもあります。

一方、雌雄眼の方のなかには、左右の目が対称でないことに違和感を持ち、コンプレックスに思う方もいらっしゃいます。

このように、雌雄眼は人によって魅力的に感じたりコンプレックスに感じたりと、受け止め方が大きく異なると言えるでしょう。

詳しくは二重整形ページをご覧ください。

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なぜ片目だけ二重になるの？雌雄眼になる原因とは

片目だけ二重になる原因には、遺伝や生活習慣、過去の二重整形などが挙げられます。

生活習慣は、例えば身体のゆがみや睡眠不足・疲労によるむくみ、加齢によるまぶたのたるみなどが原因として考えられます。ここでは、片目だけ二重になる原因について詳しく解説するので参考にしてください。

遺伝による影響

まぶたの状態は遺伝の影響を大きく受けるため、両親のどちらかが雌雄眼である場合は、子供も雌雄眼になる確率が上がります。これは、遺伝の法則を発見したメンデル博士の、「優性の法則」によって説明が可能です。

優性の法則では、二重は優性遺伝であり、一重は劣性遺伝とされています。そのため、両親のどちらかが二重である場合、子供も二重まぶたになる確率が高くなると考えられます。

これと同様に、両親のどちらかが片目だけ二重の場合は、子供も片目だけ二重になる可能性が高まります。

日常生活や習慣による身体のゆがみ

日常生活での姿勢や習慣による身体のゆがみが原因で、雌雄眼になるケースがあります。以下のような習慣があると、身体にゆがみが起こり片目だけ一重になったり、左右の二重幅が変わったりする可能性があります。

• ●足を組んで座ったり片足重心で立ったりする
• ●頬杖をつく
• ●左右の視力が異なる
  ●寝転びながら横目で読書したりスマホをみたりする
  ●片側ばかり向いて眠る

上記のような習慣によって身体がゆがむと、左右のバランスが崩れます。

そのバランスの崩れが顔の筋肉や皮膚に影響し、片目だけ一重になるケースがあります。

最近、目の左右差が気になるようになった方は、身体のゆがみが原因で、雌雄眼になっている可能性が考えられるでしょう。

睡眠不足や疲労による血行不良やむくみ

睡眠不足や疲労が原因で、片目だけ二重になるケースもあります。血流が悪くなると、まぶたに水分や老廃物がたまり、むくみが起こるためです。

むくみが原因の場合は、一時的であるケースが多く、血行不良が解消されるとともに、もとのまぶたに戻るのが特徴です。

加齢やまぶたの皮膚のたるみに伴う変化

加齢によるまぶたの皮膚のたるみが原因の場合もあります。皮膚のたるみは、必ず左右対称に起こるわけではなく、どちらかがたるむと一重になり、片方だけ二重の状態になるケースがあります。

また、まぶたのたるみは加齢のほか、アイプチのやりすぎや目のこすりすぎなどが原因で、引き起こす場合もあるので注意が必要です。

過去の二重埋没法の糸の緩み

過去に行った二重埋没法の糸が緩み、片方だけ一重になるケースもあります。

二重埋没法とは、まぶたを糸で縫い留めて二重を作るプチ整形で、持続期間の目安は、3～5年ほどです。そのため、時間の経過とともに、少しずつ糸がゆるんでしまうケースがあります。

特に、目の上の脂肪量が多く、まぶたに厚みがある方は、糸がまぶたを支えきれず糸がゆるみやすい傾向にあります。また、目を擦る癖のある方は糸が緩みやすくなり、片方だけ一重になる場合があるので注意が必要です。

片目だけ二重の状態を改善するための方法4選

目元の左右差を改善するには、生活習慣の見直しや目元のむくみ解消、二重幅を揃えるメイクがあります。

そのほか、二重整形で左右差を解消し、安定した二重まぶたを手に入れるのもおすすめです。ここでは、片目だけ二重になるのを改善する方法を4つご紹介します。

生活習慣を見直す

片目だけ二重になる原因のひとつに、日常生活における身体のゆがみがあります。身体がゆがむような姿勢をとる習慣がないかを見直すことが大切です。

例えば、足を組んで座ったり、立っているときに片足に重心をかけて過ごしたりしていないか意識してみてください。正しい姿勢を保ち身体にゆがみが出ないよう、日々の習慣を振り返りましょう。

目元のむくみをとる

一時的に片目だけ二重になっている方は、目元のむくみが考えられます。こうした場合は、目元のむくみを改善すると、左右対称の目元を取り戻せる可能性があります。

目元のむくみを解消するには、ホットタオルを使い、目元を温める方法が効果的です。

ホットタオルの作り方は簡単で、水に濡らしたタオルを絞り、500Wのレンジで1分温めるだけで完成します。

温めたタオルを少し冷まし、目を閉じた状態でまぶたの上に乗せて、目元を温めましょう。さらに効果を高めたい場合は、ホットタオルと冷やしタオルを交互に使うのがおすすめです。

また、目元のむくみは睡眠不足が原因の場合もあります。睡眠時間をしっかりと取れていない方は、十分な睡眠を取り、目元のむくみを解消しましょう。

二重幅を揃えるメイクをする

片目だけ二重の方が左右同じメイクをすると、左右差が目立ちやすくなるため、二重幅を揃えるようなメイクの工夫が必要です。

二重幅を揃えるには、アイプチを使って物理的に二重を作る方法があります。ただし、アイプチを使い続けると、まぶたへの負担が大きくなってしまうため、長期的な使用はおすすめしません。

また、二重ラインを描く専用のアイラインを使用し、疑似二重ラインを作る方法もあります。二重ラインを描く際のコツは、一重まぶたをもう片方の二重まぶたの幅に合わせるようにラインを描くことです。これにより、目元の左右差を揃えられます。

二重整形を受ける

二重整形を受けると、左右対称の二重ラインを手に入れられます。二重整形は、過去に埋没法を受けて、糸がゆるんでしまった方も対象となります。

二重整形を受けると、その日のコンディションに左右されない、安定した二重になります。また、メイクで二重幅を揃えるのが難しいと感じる方も、効率的かつ効果的に左右差を解消できるのが大きなメリットです。

二重整形にはいくつか方法があり、ご自身の目の状態によって、適切な方法が異なります。そのため、まずは専門の医師へ相談する必要があります。

次の章では、おすすめの二重術についてご紹介するので、左右対称の整った目元を手に入れたいとお考えの方は、参考にしてみてください。

片目だけ二重の方へ！おすすめの施術を紹介

大前提として、片目だけ二重になっている方も、二重整形は受けられます。

二重整形には埋没法や切開法があり、施術の向き不向きは患者様の目元の状態によって異なります。

施術内容を決める前には、必ずカウンセリングで医師にまぶたの状態を見てもらうのが重要です。ここでは、片目だけ二重の方におすすめの二重整形をご紹介します。

二重埋没法

二重埋没法とは、まぶたの裏側に糸を通して縫い留めて、二重を作る方法です。

まぶたを切開しないため、ダウンタイムが少なく、わずか10分ほどで自然な二重ラインが作れます。二重埋没法は、片目だけ二重であり、左右差を解消したいと考えている方におすすめです。

二重埋没法には、瞼板法（けんばんほう）と挙筋法（きょきんほう）という2つの方法があります。

瞼板法とは、糸をまぶたの瞼板に通して二重を作る方法です。瞼板とは、まぶたを支えるための組織のことです。

瞼板は硬い組織なので、糸が取れにくく二重ラインが長持ちしやすい傾向にあります。また、瞼板法では、筋肉を直接引っ張らないため、眼瞼下垂（がんけんかすい）になりにくいのもメリットです。

一方、挙筋法は眼瞼挙筋（がんけんきょきん）という筋肉に糸を通して結ぶことで二重を作る方法です。

眼瞼挙筋とは、まぶたを開くための筋肉です。挙筋法は、瞼板法よりも天然の二重に近い構造の二重まぶたを形成できるため、自然な食い込みのある二重を作ることが可能です。

当院では、瞼板法と挙筋法のどちらの施術も行っています。そして、「ナルクリ二重術」「ナルクリスクエア」「ラインクロス自然癒着法」の3つの施術方法からお選びいただけます。

ナルクリ二重術は、挙筋法で行われる埋没です。2本の糸を粘膜側から通し、皮膚側で結び目を作ったあと、結び目を皮膚の下に埋め込む方法です。持続期間は3年ほど短めですが、手間がかからず簡単に二重が作れるため、多くのクリニックで行われています。

また、ナルクリスクエアは、瞼板法で行われる埋没です。2本の糸それぞれを四角形になるように配置して二重を形成します。糸が組織を取り囲む範囲が広い分、ナルクリ二重術より持続性が高く、自然な二重が作れるのが特徴です。

ラインクロス自然癒着法は、まぶたを線で留めることで、二重ラインを形成します。

二重ライン全体を留めていくため、滑らかで自然な二重が目指せます。糸を強く結ぶ必要がないため、まぶたへのダメージを軽減できる点もメリットです。

二重埋没法を受けた方の症例写真

こちらの20代女性の患者様は、まぶたのたるみにより、目元に皮膚が被さっている状態でした。

術後は、ぱっちりとした目元へ改善され、まつ毛の生え際や隠れていた目元が見えるようになっています。

目が大きく見えるようになり、明るく華やかな印象になったのが写真からもよくわかります。

詳しくは埋没法ページをご覧ください。

二重埋没法

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二重切開法

二重切開法とは、まぶたの皮膚を切開し、内部の組織と皮膚を糸で縫合することによって、二重を作る方法です。

華やかでぱっちりとした二重や、半永久的な二重が作れるのが魅力です。まぶたが分厚めの方や永続的な二重を手に入れたい方に向いています。

二重切開法は、「部分切開」「全切開」「全切開デカ目術」の3種類があります。

部分切開は、二重ラインの一部のみを切開して二重を形成します。

術後の腫れや痛みが少なく、まぶたの薄い方におすすめです。

全切開は、二重ラインに沿って切開し、脂肪をしっかり除去するので、まぶたが厚くて埋没法が取れてしまった方にもぴったりな二重整形です。

そして、全切開デカ目術は脂肪や皮膚の除去を行い、目の開きを調整することができます。

脂肪により、まぶたに厚みがある方に加え、目元のたるみが気になる方におすすめです。

当院では、目元の皮膚や脂肪量など状態にあった二重切開手術が受けられます。

詳しくは切開法ページをご覧ください。

二重切開法

二重切開法は、まぶたを切開・縫合して半永久的な二重を作る施術です。まぶたが厚い、平行二重、華やかな二重にしたいといった方におすすめです。当院…

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片目だけ二重整形を受ける場合の費用は安くなる？

片目だけ二重整形を受ける場合の費用は、両目のときよりも安くなります。両目の費用の3〜4割ほど安くなった金額で受けられる場合が多いです。

片目だけの埋没法の相場は約3〜20万円で、切開法は約20〜40万円です。ただし、クリニックによって異なるため、カウンセリングで金額面についても相談することが大切です。

当院で片目だけ二重整形を受ける場合は、両目の7割の金額で受けられます。

片目だけ二重整形を受ける場合の注意点

片目だけ二重整形を受け、左右差を解消したとしても、時間の経過とともに二重が一重になる可能性があります。

また、医師の技術力により二重幅に左右差がでる可能性があるので、医師選びは重要です。ここでは、片目だけ二重整形を受ける場合の注意点について詳しく解説します。

時間の経過とともに二重が一重になる可能性がある

二重整形をしても、時間の経過とともに二重が一重になる可能性があります。埋没法と切開法のどちらを受けた場合にも言えることです。

埋没法の場合は、糸でまぶたを留めている状態なので、時間の経過とともに糸がゆるんで元に戻ってしまう場合があります。

一方、切開法は半永久的な効果があるため、長期的な二重のキープが可能です。しかし、加齢によるまぶたのたるみが原因で、二重が一重に戻ってしまう可能性もあります。

まぶたの状態に合う施術を受けると、二重が一重に戻るリスクは軽減します。

二重整形にはさまざまな選択肢があるので、ご自身で判断せず医師と一緒に話し合って決めることが大切です。

二重幅に左右差が見られることがある

医師の技術が十分でない場合は、仕上がりの二重幅に左右差が出る可能性があります。片目だけ二重にするのは、両目を二重にするときと比べて、施術の難易度が上がります。

こうしたリスクを軽減するには、片目だけ二重整形を行った実績が多くあるクリニックを選ぶことが重要です。事前に、クリニックのホームページやSNSで実績を確認しておきましょう。

当院は目元を専門としたクリニックであり、両目だけでなく片目の二重整形の実績もあるため安心してお任せください。

片目だけ二重で悩む方はまずは当院へご相談を

ここまで、片目だけ二重になる原因や、改善するための方法について解説しました。

片目だけ二重になる原因には、遺伝や生活習慣、過去の二重整形が挙げられます。

左右差を改善するには、生活習慣の見直しや目元のむくみ解消、二重幅を揃えるメイクがあります。

左右対称の整った二重まぶたを美容整形で効率的に手に入れるのもおすすめです。

当院は目元を専門としたクリニックで、年間2,000件以上の二重整形の症例実績があり、片目だけの施術にも対応しています。

左右差のない自然で美しい二重を目指したい方は、まずは当院の無料カウンセリングへお越しください。

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