クマ取り施術は、目元のクマをすっきりなくし、若々しく明るい印象を取り戻すのに効果的な施術です。しかし、クマ取り施術のダウンタイムがひどくならないか、心配に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論として、経験豊富な医師のもとで施術を受け、術後の過ごし方に気をつけることで、クマ取りのダウンタイムは最小限に抑えられます。
本記事では、クマ取りのダウンタイムがひどくなる原因や、ダウンタイムをできるだけ抑えるポイントを解説します。ダウンタイムの経過についてもご紹介するので、これからクマ取り施術を受けようと考えている方は参考にしてください。
目次
施術名 | 目の下の切らないクマ・たるみ取り |
費用 | 89,000円〜298,000円 |
リスク・ダウンタイム | 腫れ:1~2週間程度内出血:稀に内出血が生じ、下まぶたが赤紫色になる場合がある |
こちらは、当院でクマ取り施術を受けられた20代女性の患者様です。術前は目の下に赤みがかった膨らみがあり、これが涙袋と一体化していました。
施術後には、目の下の膨らみがすっきりとなくなり、涙袋の凹凸もはっきりとわかるようになりました。涙袋がはっきりすると、目が大きく見えたり、お顔の中顔面が引き締まったりと、小顔効果も期待できます。
また、術前は疲れた印象で、実年齢よりも老けて見えがちでしたが、クマがなくなったことで顔全体が若々しく明るい印象に変わりました。
当院では、自然で美しい仕上がりにこだわっているため、整形をしたようなイメージを持たれにくいです。クマのない明るい印象のお顔を取り戻したい方は、クマ治療を受けて効果的に改善するのがおすすめです。
前の症例にもある、「切らないクマ取り」のダウンタイムは、1〜2週間程度です。
施術直後から、腫れやむくみ、内出血などのダウンタイム症状が現れ、症状のピークは術後2〜3日後に迎えます。術後3日目あたりからは、メイクで隠せるくらいに落ち着くので、外出時に周りの人に気づかれる可能性は低いです。
そして、術後1ヶ月になると、腫れや赤み、内出血などのダウンタイム症状は落ち着き、自然な仕上がりになります。ただし、ダウンタイムは患者様の体質などによって異なるので目安として考えてください。
当院では、患者様の安全や快適さを考え、ダウンタイムを最小限に抑える工夫をしているので、少ないダウンタイムでクマ治療が行えます。
クマ取りのダウンタイムがひどくなる原因には、手術中の過度な力みが考えられます。
また、医師の技術不足、血流や血圧がよくなる行動、目を触りすぎるのも原因となるなど、いくつか気をつけるべきことがあります。
ここでは、クマ取りのダウンタイムがひどい場合に考えられる原因について、詳しく解説します。
手術中の患者様の状態によって、ダウンタイム症状の重さが異なります。
特に、治療中にまぶたが痙攣(けいれん)したり、力みすぎたりしてしまうと、ダウンタイムがひどくなりやすいです。
まぶたの痙攣や力みは血流を増加させて、腫れが出やすい状態を作ってしまうためです。
施術中に不安や緊張があると、体に力が入りやすくなり、ダウンタイムが長引く原因になってしまいます。
医師の技術不足により、ダウンタイムがひどくなるケースがあります。
技術が十分でない医師がクマ治療を行うと、不必要に出血させてしまい、出血量が多くなってしまうためです。
その結果、ダウンタイムがひどくなり、回復するまでの期間が長くなります。
技術面では、特に医師の手先の器用さが重要になります。
手先が器用な医師であれば、施術中に患部を無駄に触ることなく、効率よく施術を進められるため、ダウンタイムを最小限に抑えられます。
逆に、手先が器用でない医師の場合は、患部へのダメージが大きくなり、ダウンタイムを長引かせる原因になるので注意が必要です。
施術後の過ごし方も、ダウンタイムに影響を及ぼします。
施術後に動き回ったり、いつも通りの生活にすぐ戻ったりしないようにしましょう。血流がよくなる行動や血圧が高くなるような動作をすると、ダウンタイムがひどくなる可能性があります。
例えば、汗をかくような運動や入浴、飲酒などは、血流を良くするためダウンタイムの悪化長期化につながります。
クマ取りをしたあとの目元は、いつもよりもデリケートで傷つきやすい状態です。術後の目元が気になって、つい触ってしまう方がいらっしゃいますが、なるべく触らないようにしましょう。
目を触りすぎてしまうと、腫れや痛みが強くなりダウンタイムを悪化させてしまう可能性があります。また、ダウンタイムを悪化させるだけでなく、目に細菌が入って感染症を引き起こすリスクも考えられます。
「経結膜脱脂法(けいけつまくだっしほう)」のダウンタイム期間は1~2週間程度で、腫れや痛み、内出血などの症状が現れます。
「脂肪注入」のダウンタイム期間は2週間~1ヶ月程度で、腫れや痛み、内出血といった症状が出るケースがあります。
「ハムラ法」のダウンタイム期間は1~2週間で、こちらも腫れや痛み、内出血などが現れると考えてください。
ここでは、クマ取りの施術別のダウンタイムについて詳しく解説します。
経結膜脱脂法(けいけつまくだっしほう)とは、切らないクマ取り施術のことです。
下まぶたの裏側の粘膜を小さく切開して、クマの原因である余分な眼窩脂肪(がんかしぼう)を取り除くことによってクマを改善します。
目の表面を切開しないため、肌表面に傷跡ができず、術後の見た目が気になる方でも受けやすいのが魅力のひとつです。
経結膜脱脂法のダウンタイム期間は1~2週間ほどで、痛みや腫れ、内出血などの症状が現れます。施術直後から、ダウンタイム症状が現れ、ピークは術後2〜3日後に迎えます。
経結膜脱脂法は、皮膚ではなく傷の治りが早い粘膜を切開するため、短いダウンタイムでクマを改善できるのがメリットです。また、1回の施術でしっかりと余分な脂肪を取り除ければ、その後再発するリスクが少ないです。
経結膜脱脂法は、黒クマや、目の下の膨らみが原因の赤クマに効果的な施術です。
クマの原因となる膨らみをなくすことだけに特化している点が、脂肪注入やハムラ法との違いです。
黒クマは、目の下に膨らみがあり、その下に黒い影のある見た目が特徴です。膨らみが原因の場合は、脱脂で膨らみをなくすことで、クマのない若々しく明るい印象のお顔が目指せます。
詳しくは、目の下の切らないクマ・たるみ取りのページをご覧ください。
目の下に膨らみとくぼみがある場合は、経結膜脱脂法(けいけつまくだっしほう)と脂肪注入を組み合わせるのがおすすめです。
脂肪注入とは、目の下に脂肪を注入し凹みを改善する施術です。
ご自身の太ももから採取した脂肪を遠心分離機にかけ、不純物を取り除いた質の高い脂肪のみを使います。ダウンタイム期間は2~4週間ほどで、痛みや腫れ、内出血などの症状が現れます。
なお、脂肪注入は、皮膚の薄さが原因で引き起こされる、赤クマや青クマにも効果的です。
赤クマは、目の下に赤い膨らみが見られる状態で、原因のひとつに目の下の皮膚の薄さがあります。
また、青クマは目の下が青紫や青緑がかった見た目が特徴で、赤クマと同じように皮膚の薄さが原因です。
皮膚が薄いために、筋肉や血管の色が肌表面に透けて、赤クマや青クマに見えてしまっている状態です。そのため、脂肪注入で皮膚に厚みを持たせることで、筋肉や血管の色が透けなくなり、青クマや赤クマの改善が期待できます。
脂肪注入は、脱脂のように膨らみをなくすのではなく、薄くなっている皮膚に厚みを出してクマを改善するのに効果的な施術です。
詳しくは、目の下の脂肪注入のページをご覧ください。
クマ治療には、ハムラ法という施術もあります。ハムラ法は、目の下の膨らみをへこみ部分へ移動させることにより、クマを効果的に改善する施術です。
ハムラ法では、まぶたの裏側を小さく切開し、目の下の膨らみをその下のへこみ部分へ移動させて肌表面をフラットな状態に整えます。これにより、クマのない若々しく明るい印象のお顔を取り戻すことが可能です。
ハムラ法のダウンタイム期間は1~2週間ほどで、痛みや腫れ、内出血などの症状が現れるのが特徴です。
施術後から腫れや内出血が現れ、翌日までは症状が強く出る場合がありますが、マスクなどで隠してお仕事や学校へ行くことができます。
術後3日が経つと、腫れのピークが過ぎます。そして、1週間が経つと、腫れや内出血がほとんどなくなり、見た目が気にならないほどに回復するのでご安心ください。
ハムラ法は、目の下に膨らみとへこみがある方におすすめです。脱脂では、膨らみは改善できるものの、へこみを同時に改善することはできません。
ハムラ法は、1つの施術で目の下の膨らみとへこみが改善できるのが、他の施術との違いです。
詳しくは、ハムラ法のページをご覧ください。
美容整形では、どの施術を受けても基本的には痛みや腫れ、内出血などのダウンタイム症状が現れます。
ダウンタイムには個人差があり、ひどくなると痛みが増したり、腫れや内出血が強くなったりします。
もしも、クマ治療を受けたあとに不安な点が出たら、必ず医師へ相談しましょう。ここでは、クマ取りのダウンタイムがひどい時にみられる、3つの症状について解説します。
大前提として、ダウンタイム期間中は、症状がよくなったり悪くなったりを繰り返しながら、少しずつ回復します。
痛みは術後から現れるケースがありますが、少しずつ和らいでいくのが一般的です。
そのため、どんどん痛みが増すといった症状が出た場合は、クマ治療を受けたクリニックへ相談することが大切です。
なかには、感染症やほかの合併症を引き起こしているケースもあるため、自己判断をしないで、すぐに受診しましょう。
クマ取りの施術では、腫れが出るのが一般的です。ピーク時は、目の下の腫れによって涙袋が一時的になくなりますが、時間の経過とともに涙袋の形がはっきりとわかるようになります。万が一、腫れが強くなっていく場合には、放置しないで医師へ相談してください。
ダウンタイム期間中に腫れが治まらず長引いている場合、施術部位が感染を引き起こしているケースもあるためすぐに診察を受けましょう。
内出血も、クマ治療後に見られるダウンタイム症状のひとつです。
赤紫色の内出血が目の下から頬のトップに現れることが多いですが、時間の経過とともに黄色く変化し、落ち着いてきます。
内出血も他のダウンタイム症状と同様に、状態がひどくなる場合は、医師へ相談することが大切です。
そのほか、ダウンタイム期間中に発熱や体のだるさなど、風邪を引いたような症状が出た場合も、そのままにしないでクリニックへ受診しましょう。
ダウンタイムを最小限に抑えるためには、術後の過ごし方に気をつけることが大切です。
術後は、目元を冷やして安静に過ごしましょう。また、頭を高くして寝たり、塩分やアルコールの摂取を控えたりする生活を心がけてください。
そのほか、目を長時間使いすぎないようにするのもポイントです。ここでは、クマ取りのダウンタイムを抑えるための過ごし方について詳しく解説します。
施術後に目元を冷やすのは、ダウンタイムを抑えるために効果的な方法です。
適度に患部を冷やすと、腫れや内出血を落ち着かせることができます。
術後48時間は、保冷剤を使って目元をアイシングしましょう。
アイシングは1回1あたり10分ほど、1時間以上間隔をあけながら、休み休みおこないます。
アイシングの際には、患部を直接冷やさないようにするのがポイントです。肌に直接触れると冷やしすぎになり、皮膚に負担がかかります。
保冷剤は清潔なタオルやガーゼに包んでから目元を冷やしてください。
冷却シートや冷たい湿布は患部をしっかりと冷やすことができないうえに、かぶれの原因となるため使用は控えましょう。
ダウンタイムを抑えるには、安静に過ごすことも大切です。
血流がよくなったり血圧が高くなったりする行動をとると、内出血や腫れがひどくなり、ダウンタイムが長引く可能性があります。
激しい運動を避けるのはもちろん、長時間の入浴も控えるようにしてください。
ダウンタイム期間中は、施術によるダメージを回復させるための期間なので、なるべくゆっくり過ごすようにしましょう。
ダウンタイム中は、日中の過ごし方だけでなく、寝るときの姿勢にも注意することが重要です。
寝るときは、頭が心臓よりも低い位置にならないように、頭を高くして休みましょう。
頭を高くして寝ると、血液やリンパが重力の影響で頭より下へ巡りやすくなり、腫れや内出血を抑えられます。
頭の高さは、枕の下にタオルを何枚か重ねることで簡単に調整できます。
また、寝る向きも大切なポイントです。うつ伏せではなく、できるだけ仰向けで寝ることを心がけてください。
うつ伏せで寝てしまうと、術部が圧迫されやすくなるため、腫れや内出血がひどくなる可能性があります。頭の位置を高くするとともに、寝る向きにも気をつけてダウンタイムがひどくならないようにしましょう。
ダウンタイム期間は、塩分やアルコールの摂取を控えることも大切です。
塩分を摂りすぎると体や顔がむくみやすくなり、回復を遅らせる要因になるためです。
また、アルコールには血管を拡張させる作用があり、お酒を飲んだあとには血流が増え、血圧が上がってしまいます。そして、腫れや内出血がひどくなり、ダウンタイムが長引いてしまう可能性があります。
そのため、ダウンタイム期間中は塩分やアルコールの摂取を控え、バランスの摂れた食事を心がけましょう。栄養バランスの整った食事は、術後のダメージを順調に回復させるためにも大切です。
外出する際には、紫外線対策を行うことが重要です。施術によるダメージで、術部はいつもよりも刺激を受けやすくなっているため、紫外線を浴びると炎症を引き起こす原因となります。
そのため、日焼け止めを塗って紫外線から肌を守ることが大切です。
また、日焼け止めと併せて、日傘や帽子、サングラスなどを使うとより紫外線をカットできるのでおすすめです。
施術後の肌は普段よりもダメージを受けやすいので、適切な紫外線対策を行い、ダウンタイムがひどくならないようにしましょう。
ダウンタイム中は、目を酷使しないように注意を払うことも大切です。
目の周りの筋肉に負担がかかると、ダウンタイムが長引く可能性があります。
スマホやパソコンなどの電子機器は、目に負担をかけます。
そのため、電子機器を使う際は、適度な休憩を挟んで、目を休ませる時間を作ることを意識してください。
また、デスクワークをしている方は、こまめな休憩を取り、目を酷使しないよう心がけることが大切です。
どの電子機器もできるだけ明るい部屋で使い、画面との距離を保つのも意識したいポイントです。
当院には、クマ取りの施術経験を豊富に持った医師が在籍しています。
また、ダウンタイムを最小限に抑えるために、止血しやすい器具を使ったり短時間で施術を終わらせたりなど、さまざまな工夫を取り入れています。
さらに、笑気麻酔や静脈麻酔で痛みを感じないようにした状態で施術をはじめるので、痛みに弱い方にも受けていただきやすいです。ここでは、当院のクマ治療について詳しく解説します。
当院に在籍する医師は全員、クマ取り施術を3,000件以上も行った経験があります。
そのため、患者様のクマの状態や、ご希望の仕上がりに柔軟に対応することが可能です。
また、患者様の負担を減らせるように、ダメージを最小限に抑えた施術を行っています。施術時間は両目合わせて15分程度で、効率よく無駄のない施術でクマを改善します。そのため、ダウンタイムが短く、忙しい方でも受けやすいところが魅力です。
目の下の組織は血流が多く、出血しやすい部位です。そのため、当院では止血しやすい手術器具で施術を行っています。
「脱脂」の施術を行う場合は、通常のメスやハサミは一切使わずに、すべて電気メスを使っています。
これにより、施術中の出血量が減り、腫れや内出血を極限まで減らすことが可能です。
そのため、脱脂では術後に現れる腫れや痛み、内出血などのダウンタイムが、術後3日目からメイクで隠せるくらいに落ち着きます。
ナルクリのクマ治療は、一般的なクマ治療と比べてダウンタイムが短い分、通常の生活に早く戻れます。なるべく短いダウンタイムで、効果的にクマを改善したい方におすすめです。
当院では、笑気麻酔や静脈麻酔を使用するため、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。
笑気麻酔とは、主に鼻から笑気を吸い込む麻酔のことです。笑気の作用によって鎮静し、リラックスしながら施術を受けることができます。この麻酔は、完全に意識を失うものではなく、ふわふわと酔っぱらったような状態になります。
基本的に、笑気麻酔は施術前に使いはじめるケースがほとんどです。しかし、患者様が感じる痛みや、気分の不快感によって笑気の量を調整しながら施術を進める場合も多々あります。
一方、静脈麻酔とは、点滴によって静脈に鎮静薬を注入する麻酔のことです。
この麻酔を使うと、うとうとした状態になるため、施術中の不快感や不安、痛みを忘れた状態で施術を受けることができます。なお、静脈麻酔はうとうとするだけで、完全に眠ることはありません。
このように、当院では患者様の施術への不安を減らしながら、施術を受けられるのでクマ治療が不安な方もご安心ください。
ここまで、クマ取りのダウンタイムがひどくなる原因や、ダウンタイムを抑えるポイントについて解説しました。
ダウンタイムがひどくなる原因には、医師の技術不足や手術中の力み、血流や血圧がよくなる行動、目を触りすぎることが考えられます。
当院に在籍する医師は、どの医師も3,000件以上のクマ取り手術の経験があるため、ダウンタイムを最小限に抑えた施術を行うことが可能です。
例えば、「切らないクマ取り」のダウンタイムは1〜2週間程度で終わります。腫れや痛み、内出血が現れますが、術後3日目あたりからは、メイクで隠せるくらいに落ち着きます。
また、止血しやすい器具を使い、短時間で施術が終わるようにするなどの工夫も取り入れています。なるべく短いダウンタイムでクマの改善を目指したい方は、当院の無料カウンセリングでご相談ください。