二重整形を考えている人の中には、二重にどんな種類があるのかよくわからない方もいらっしゃるでしょう。二重まぶたの種類は4つあり、その中から1人ひとりの顔立ちや骨格に合わせてデザインを決めることが重要です。
本記事では、二重まぶたの種類と自分に合った二重の選び方を症例写真とともに解説します。自分に合う二重まぶたを見つけたい方はぜひ参考にしてください。
目次
二重まぶたの種類は、「平行型二重」「末広型二重」「MIX型二重」「奥二重」の4種類があります。それぞれまぶたの形状が違い、相手に与える印象も変わります。ここでは、二重まぶたの種類ごとに詳しく解説します。
平行型二重は、まつ毛の生え際に対して、目頭から目尻まで二重ラインが平行に続いているのが特徴です。世界で最も多い形状とされ、特に西洋人に多く見られます。
平行型二重は、二重幅によって相手に与える印象が変わるのも特徴です。狭めの二重幅の場合は、大人っぽくクールな印象になり、幅が広いと華やかな印象が強くなります。平行型二重は、アイメイクをしっかりして、華やかな印象のお顔を目指したい人におすすめです。
末広型二重は、目頭側から目尻側にかけて二重ラインが続いているタイプで、目頭側のラインが、蒙古襞(もうこひだ)に覆われています。蒙古襞とは、上まぶたから目頭にかけて覆いかぶさっている皮膚のことです。
末広型二重は、二重整形をしたあとに大きな変化を出したくない人におすすめのデザインです。平行型二重のような大きな変化はなく、奥二重のようなわずかな変化ではないため、
整形をした実感があるものの、大幅な見た目の変化はありません。
末広型二重は、4種類の二重まぶたの中でも日本人に最も似合う形とされており、自然で可愛らしい印象を相手に与えることができます。
MIX型二重は、平行型二重と末広型二重の中間のようなデザインで、目頭側から目尻側にかけて二重ラインが続いています。二重まぶたをさりげなくアピールできるのが特徴です。
パッと見た感じは末広型二重に見えますが、目頭側の二重ラインが蒙古襞に覆われず目尻側まで続いているため、少し平行型二重にも見えます。
MIX型二重は、平行型二重が与える大人っぽい印象と末広型二重が与える可愛らしい印象を兼ね備えているのが魅力です。控えめすぎず派手すぎないデザインなので、4種類の二重の中でも多くの人に選ばれています。
4種類の二重まぶたの中で、奥二重は二重幅が1番狭いデザインです。奥二重は、二重幅がほとんど見えないタイプと目尻側だけ見える2種類のタイプに分かれています。二重幅がほとんど見えないタイプは一重に見られることもありますが、二重幅が少しでもあれば奥二重に分類されます。
奥二重は通常の二重と比べて、落ち着いた優しい印象を相手に与えることができるのが魅力の1つです。また、二重よりは目の印象がはっきりしないため、感情が顔にはっきりと出づらく、ふんわり穏やかな印象を作ることもできます。
ただ、4種類の二重まぶたの中では、整形したあとの変化が1番わかりづらいです。そのため、整形したことがバレない程度のさりげない変化を求めている人に向いています。
令和で人気が高まっている二重の種類は、「MIX型二重」と「平行型二重」です。ここでは、二重整形でMIX型二重と平行型二重にすることで、目元にどのような変化が生まれるかを解説します。
MIX型二重は、整形を感じさせない自然な仕上がりで、さりげなく二重をアピールできます。平行型二重と末広型二重の中間のようなデザインであり、平行型二重の大人っぽい見た目と末広型二重の可愛らしい印象を兼ね備えているのが特徴です。
MIX型二重は、目頭側から目尻側にかけての自然な二重ラインを求めている人におすすめです。
まつ毛の生え際に対して、目頭側から目尻側にかけて平行に二重ラインが続く平行型二重は、大人っぽく華やかな印象を作ることができます。
また、平行型二重は二重幅の広さによっても、印象を変えることが可能です。二重幅が狭いと、大人っぽくクールな印象が作れるのに対し、幅が広いと華やかな印象になります。
平行型二重は、目元や鼻筋など顔の彫りが深い人に馴染みやすいデザインです。彫りが深いとまぶたに奥行きや立体感が出て、二重が顔に自然と馴染みます。逆に、彫りが浅い人が平行型二重を作ると、眠そうな印象を相手に与えてしまうため注意が必要です。
自分に合う二重を選ぶためには、まぶたの形や顔全体のバランスを考えることが重要です。ここでは、二重の選び方を写真とともに解説するので、自分のまぶたがどのタイプに当てはまるか参考にしてください。
施術内容 | 二重埋没法
目頭切開 |
施術料金 | 二重埋没法:88,000円〜298,000円
目頭切開: 148,000円~298,000円 |
副作用・リスク | 二重が取れたり薄くなる、二重の左右差ができる、痛みや腫れの合併症が起こる。 |
こちらは、蒙古襞(もうこひだ)のある患者様が、二重埋没法と目頭切開を受けた症例です。
蒙古襞とは、上まぶたから目頭にかけて皮膚が覆いかぶさっている状態のことです。施術後には重そうな目がすっきりして、ぱっちりしたバランスのいい華やかなMIX型二重になったのがわかります。
蒙古襞が張っている人が二重を作る場合は、蒙古襞をなくす施術と二重整形を同時に受けるのがおすすめです。蒙古襞が張ったまま二重整形を受けると、目頭側の二重幅が広げづらく、きれいな二重を作るのが難しいです。
蒙古襞は、目頭切開という施術を受けることで改善できるので、目頭切開と二重埋没法を同時に受けてぱっちりしたきれいな二重を手に入れてください。当院では、二重埋没法と目頭切開を同時に受ける組み合わせも人気です。
詳しくは二重埋没法ページをご覧ください。
詳しくは目頭切開ページをご覧ください。
施術内容 | 二重埋没法 |
施術料金 | 88,000円〜298,000円 |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、左右差等が出現する可能性がある。 |
こちらの患者様は目の開きが悪く、黒目がまぶたに隠れていたので、二重埋没法で食い込みを強く作りました。パッチリとした末広型二重を作ることで目の開きがよくなり、黒目の見える範囲が広くなりました。黒目の露出が多くなることで目がクリっと見えて、優しい印象になったのがわかります。
二重整形を希望する人の中には、黒目をより大きく見せるために、二重幅を広げようと考えている人もいらっしゃるでしょう。しかし、二重幅を広げた分だけ黒目の見える範囲が広くなるわけではありません。
必要以上に二重幅を広く作ると、まぶたがうまく食い込まず、かえって黒目の見える範囲が少なくなり眠そうな印象になってしまいます。そのため、二重ラインを広げることを重視するのではなく、まぶたが上手く食い込む範囲を考えて二重幅を決めることが重要です。
当院では、患者様のまぶたの状態を確認したうえで入念にシュミレーションを行い、患者様に似合う自然な二重を提案いたします。
施術内容 | 二重埋没法 |
施術料金 | 88,000円〜298,000円 |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、左右差等が出現する可能性がある。 |
こちらの患者様は二重埋没法で、何本か重なっている二重ラインを1本に整え、綺麗なMIX型二重を手に入れました。黒目が見える範囲も広がり、自然と目力も上がったのがわかります。
まぶたに余分な線が増える原因の1つに、アイテープの長期的な使用が考えられます。アイテープで二重を作っている状態は、まぶたの皮膚を常にひっぱり続けている状態でもあるのです。そして、まぶたにかかるダメージが蓄積することで、皮膚が伸びてしまい曖昧な二重ラインや三重まぶたになってしまうのです。
何重にもできたラインを自力で戻すことは難しいので、二重整形を受けて安定した二重まぶたを手に入れてください。
施術内容 | 二重埋没法 |
施術料金 | 88,000円〜298,000円 |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、左右差等が出現する可能性がある。 |
こちらの患者様は、片方だけ一重であり、二重まぶたの左右差に悩んでいました。術後の写真を見ると、左右対象のきれいなMIX型二重になったのがわかります。自然で可愛らしい印象の目元に変わりました。二重整形は、片方の目だけの施術も可能です。
ただし、両目を受ける場合よりも施術の難易度が高いため、技術力の高い医師のもとで受けることが重要です。二重ラインの左右差を解消すると、整った顔立ちに見えるメリットもあります。
また、二重埋没法では、二重の左右差のほかにも、二重ラインが安定しない人にもおすすめの施術です。例えば、本来は二重まぶたであるのに、日によって一重になってしまうことに悩んでいる人に向いています。
二重埋没法を受けることで、安定的に左右対称の目元を作れるので、日によって二重ラインが薄くなったり消えたりしてしまう心配がなくなります。当院では、二重整形の他院修正も可能なので、二重整形を受けて左右差が生じてしまった人もお気軽にご相談ください。
施術内容 | 二重埋没法 |
施術料金 | 88,000円〜298,000円 |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、左右差等が出現する可能性がある。 |
こちらは元々二重まぶたの患者様ですが、二重埋没法を受けて二重ラインの食い込みを強くすることで、さらに華やかな幅広の平行型を手に入れました。このように二重整形は、一重の人が二重にするだけでなく、元々二重の人が二重幅を変えることもできます。
平行型二重は、目を大きく見せる効果が高いのですが、目を大きく見せたいという理由だけでデザインを決めないことが重要です。特に、平行型二重はすべての方に似合うわけではなく、お顔に合わない人が平行型二重にしてしまうと、不自然な仕上がりになってしまいます。
どの二重まぶたの種類を作るにも言えることですが、大切なのは自分に合う二重を選ぶことです。当院は、患者様もまぶたの形などをしっかり確認し、細かいところまで二重のデザインにこだわり、患者様が理想とする美しい仕上がりを目指します。
二重整形は大きく分けると、「埋没法」と「切開法」の2種類があります。ここでは、埋没法と切開法の違いを詳しく解説するので、施術を選ぶ際の参考にしてください。
ダウンタイム | 完成目安 | 持続期間 | 料金相場 | |
埋没法 | 1~2週間 | 1ヶ月程度 | 5年程度 | 100,000円~150,000円 |
切開法 | 1~3ヶ月程 | 3ヶ月~半年 | 半永久的 | 100,000円~400,000円 |
埋没法は、特殊な針と糸を使ってまぶたを縫い留めることで、二重ラインを作る施術です。まぶたを切開しないため、施術時間やダウンタイムが短く、痛みや傷跡が残るリスクが少ないメリットがあります。ただ、埋没法の持続効果は、5年程度が目安です。中には一生、二重ラインを維持する人もいますが、半永久的な効果は期待できません。埋没法は、瞼の切開に抵抗がある人やダウンタイムをなるべく短くしたい人、費用をできる限り抑えたい人におすすめです。
一方で切開法は、まぶたを切開して二重ラインを作るため、ダウンタイムが長く痛みや腫れが強く出やすい傾向にあります。しかし、二重ラインの持続期間は半永久的なので、1度の施術で長期にわたって二重を維持したい人におすすめです。また、切開法は、まぶたを切開するだけでなく、まぶたの余分な脂肪を取り除くため、まぶたが分厚い人も食い込みのあるぱっちりした二重が作れます。
埋没法は、ダウンタイムが短くデザインの修正がしやすいメリットがあります。切開をしないで二重ラインを作るため、まぶたにかかるダメージが少なく、腫れや内出血を抑えられる分、ダウンタイムが短くなります。
また、デザイン面では、施術後にイメージしていた二重ラインにならなかった場合のやり直しが効きます。例えば、施術後に「もう少し二重幅を広くしたい」「末広型からMIX型の二重に変更したい」などのご要望に対応することもできます。そのため、埋没法は、二重整形がはじめての人でも挑戦しやすいです。
当院では、ダウンタイム短縮のために、麻酔液の中に血管を収縮させる薬を入れ、時間をかけて麻酔を注入しています。施術時に針が血管に当たるリスクを減らすことで、内出血をおさえられるように工夫しています。
詳しくは切開法ページをご覧ください。
当院の二重埋没法は、「ラインクロス自然癒着法」「ナルクリスクエア」「ナルクリ二重術」の3種類の方法があります。それぞれに特徴があるので、希望する二重の種類や自分に合う二重に適した施術を受けることが重要です。
ラインクロス自然癒着法は、通常の埋没法とは違い、二重ライン全体を糸で留めることで滑らかな二重ラインを作れるのが特徴です。一般的な「線留め」と呼ばれる施術方法です。
黒目の上に複雑に糸を通すことによって、二重ラインを作ります。糸を強く縛らずに二重ラインを作るので、通常の埋没法に比べてまぶたの腫れや内出血、痛みなどが少なくすみます。そのため、ダウンタイムは、1週間程度と短期間ですむメリットがあります。また、まぶたの広範囲を糸で留めるため、二重ラインが取れにくいという利点もあるのです。
また、ラインクロス自然癒着法は、当院で行っている3つの埋没法の中で、「腫れないレベル」「取れにくさ」「自然さ」に1番優れています。天然の二重のような丸みのあるデザインにしたい人や二重ラインの持続性をなるべく高くしたい人、ダウンタイムを最小限に抑えたい方におすすめです。
当院では、3つの施術方法の中でも、特にラインクロス自然癒着法を得意としています。
ナルクリスクエアは、瞼板法(けんばんほう)という施術方法で二重ラインを作ります。
瞼板法とは、まぶたの裏側にある瞼板と呼ばれる軟骨部分に糸をかけることによって、二重を作る方法です。一般的な点留めと呼ばれる方法です。
ナルクリスクエアでは、2本の糸で2つの四角形を作ります。糸が組織を囲む範囲が多いので、より自然な二重が作れることに加え、糸が取れにくく長持ちさせることが可能です。術後には、まぶたの腫れや内出血、痛みが出る場合がありますが1~2週間で落ち着いてきます。ナルクリスクエアは、まぶたが薄い方やお試しで二重を作りたい人におすすめです。
ナルクリ二重術では、挙筋法(きょきんほん)という施術方法で二重ラインを作ります。
挙筋法とは、まぶたの裏側にある眼瞼挙筋と呼ばれる筋肉に糸を通すことによって、二重ラインを作る方法です。一般的な点留めと呼ばれる方法です。
ナルクリ二重術では、2本の糸を使って粘膜側から糸を通して皮膚側で結び、結び目を皮膚の下に埋め込むことで二重を作ります。同じ点留めであるナルクリスクエアと比べると、二重まぶたの持続力にはあまり期待できません。しかし、5分程度の施術なので、手軽にお試ししやすいメリットがあります。
ダウンタイムは1〜2週間程度で、まぶたの腫れや内出血、痛みなどが出る可能性があります。ナルクリ二重術は、お試しで二重を作りたい人やまぶたが薄い人におすすめです。
ここでは、二重整形を受ける前に知っておきたい注意点を解説します。事前に注意点を把握することで、二重整形を受けたあとに後悔しないようにしてください。
二重整形は、ほとんどのクリニックで施術メニューにある代表的な施術ですが、二重整形を得意としているクリニックは意外と少ないです。二重整形は美容整形の中では単価が安いため、施術料金の高い整形をメインとし、二重整形を積極的にやろうとするクリニックが少ないためです。
二重整形は、医師の技術力によって仕上がりが大きく左右されるため、施術経験が豊富な二重整形を専門としているクリニックを選びましょう。経験豊富な医師であれば、さまざまな症例を経験しているため、患者様のまぶたの状態に合うベストな二重の種類を提案してくれます。
さらに、自身が通える近場で、二重整形が得意なクリニックを探すと、意外と少ないです。
当院は、二重整形を専門としているクリニックです。通常の埋没法のほかにも、ラインクロス自然癒着法という国内で行われている数が少ない施術にも対応できます。この施術は、天然の二重のような自然出滑らかな丸みのあるデザインにしたい人や二重ラインの持続性をなるべく高くしたい人におすすめです。
二重整形の仕上がりは、医師の技術力によって大きく変わります。二重整形はただ単に二重を作るのではなく、1人ひとりの顔立ちや骨格に合わせてデザインを決める技術力が必要です。
医師の技術力が不足していると、希望のイメージと仕上がりに差が出たり、きれいな二重に仕上がらなかったりする可能性があります。また、デザインにこだわらない医師の場合は、二重ラインがガタついて不自然な仕上がりになってしまう恐れもあります。
多くのクリニックで無料カウンセリングを行っているので、カウンセリングで自分に似合う二重を提案してくれるかどうかを確認しましょう。カウンセリングで、施術内容やこちらの質問に対しての答えが曖昧な医師は注意が必要です。
カウンセリングを受けたからといって必ず施術を受けなければいけないわけではありません。複数のクリニックを比較して、自分の顔に似合う二重を提案してくれるクリニックを見つけてください。
当院では、施術以上に時間をかけて、患者様のまぶたの状態やご希望に合う二重デザインを提案いたします。
二重整形の実績が少ない医師のもとで施術を受けると、ダウンタイムが長引く可能性があります。二重整形を考えている人は、二重整形の実績が豊富な医師を選びましょう。
経験と技術力のある医師であれば、丁寧さとスピード感のある施術を行えるので、まぶたへのダメージを最小限に抑えることができます。ダメージが少ない分、術後の腫れや内出血などのダウンタイム症状が軽くすむので、ダウンタイム期間も短くなります。
当院は、年間2,000件以上の二重整形を行っているため、実績が豊富です。また、ダウンタイムを減らすために麻酔液に血管を収縮させる薬を混ぜ、時間をかけて麻酔を投入する工夫もしています。これにより、施術時に針が血管に当たるリスクを減らし、ダウンタイムが短くすみます。
ここまで、二重まぶたの種類と自分に合った二重の選び方をご紹介しました。二重まぶたの種類は、「平行型二重」「末広型二重」「MIX型二重」「奥二重」の4種類があります。
蒙古襞の有無や目の開き具合、二重ラインの状態によって、自分に合う二重の種類が変わります。二重整形では、医師の技術力も必要ですが、美的センスも重要です。医師によってナチュラルか派手目の基準が違うため、症例写真を確認して自分の美的センスと合うかを確認しましょう。
当院は、千葉で二重整形を専門としているクリニックで、経験豊富な医師が担当するので希望のデザインの二重を手に入れられます。カウンセリングでは、施術以上に時間をかけて、納得のいくまでシュミレーションを繰り返し、患者様に合う美しい二重ラインを目指します。
自分に合う二重まぶたが見つけたい方は、まずは当院の無料カウンセリングにお越しください。